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SIerとは?SEとの違いや業界の事情をやさしく紹介!

最終更新日:

SIerとは?

SIerとは「システムを構築する会社のこと」です。

気になる大手SIer会社の年収ランキングは次のようになります。

順位 企業名 平均年収
1位 野村総研(NRI) 1,156万円
2位 日本オラクル 1,040万円
3位 電通国際情報サービス(ISID) 972万円
4位 日立製作所 868万円
5位 都築電気 851万円

気になるかたは「2019年度版!大手SIerランキング(年収)と選び方の4ステップ」をご覧ください。

SIerはメーカー系、ユーザー系など成り立ちに応じて特徴が大きく変わってきます。

親会社の仕事ばかりするSIerもあれば、コンサルばかりする会社もあります。もちろん、開発に強いSIerもあります。

大きく分類分けをすると次の5つに分けられます。

  • ユーザー系
  • メーカー系
  • 独立系
  • コンサル系
  • 外資系

それぞれの具体的な特徴は後述する「SIerの種類と大手SIerランキング」をご覧ください。

SIerの将来について気になる方も多いでしょう。

「SIerってなくなるの?」とよく聞かれますが、10年以上にわたりSI業界を見てきた筆者の見解では「絶対になくなりません」が回答です。

回答の理由は「「SIerがなくなる」は本当?」をご覧ください。

また「ブラック」「不要」「IT土方」とSI業界を目指している方は不安になる用語が多くあるのも事実です。

これらは一部の偏った意見です。このあたりも詳細にお伝えしていきます。

また、SIerというと「大手」に目が行きがちですがデメリットもあります。

大手SIerの特徴は「大手SEへ転職を検討する人が知っておきたい注意点と成功するポイント」をご覧ください。

さらに、IT業界を希望する就活生や転職者からよく次の質問をされます。

  • SIerとSEの違いはなに?
  • SIerでおすすめはどこ?
  • SIerランキングを知りたい
  • SIerの将来性はどうなの?

この記事では上記のような「もっとSIerについて知りたい!」という方に、SIerの業界について紹介していきます。

具体的には、次のポイントを紹介していきます。

  • 仕事内容
  • SIerとSEの違い
  • SIerの市場と将来性
  • SIerの種類と大手SIerランキング
  • SIerの問題・課題

実際にSI業界に7年いた経験をもとに紹介していきますのでSIer業界のリアルな事情が見えてくるでしょう。

知識がない方に向けて紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください。

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SIerとはシステム構築する会社のこと

SIerとはシステム構築する会社のこと

SIerとは「システムインテグレーター(System Integrator)」の略語です。

読みは「エスアイアー」です。和製英語ですので日本特有の表現となります。

人やサイトによってはSIerを「SI企業」や「SIベンダー」と呼びますが同じ意味です。

SIerとSIベンダーの違いも特になく、使い分けるシーンもないでしょう。

「システムインテグレーター」を日本語にすると「システムを統合する人」の意味合いとなります。

つまり、SIerはシステム構築から導入のすべてを請け負う事業者のこととなります。

SIerの仕事内容はシステムを導入すること

SIerの仕事内容はシステムを導入すること

SIerの仕事は、企業が求めるシステムを導入(運用に載せる)する仕事です。

一行でシステムを導入と記載しましたが実際にはかなり多くの作業が発生し、次の工程があります。

  1. 業務内容の分析
  2. 改善案の提案などのコンサルティング
  3. システムの設計
  4. プログラム開発
  5. ハードウェアの選定・調達・設置
  6. ミドルウェア(OS、データベースなどのソフトウェア)の選定・調達・設置
  7. システムの導入サポート(計画作成、マニュアル作成、現場サポート)
  8. 導入したシステムの管理、トラブル対応、QA対応

詳細は「SEとは?システムエンジニアの仕事・年収・注意点をわかりやすく紹介!」をご覧ください。

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ちなみに、すべての工程を1社で完結することもあれば、SIerが他社へ仕事を依頼することもあります。

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情報をたくさん提供してもらえる環境を作るのが成功のポイントです。

連携する企業は、ハードウェアメーカー、ソフトウェア会社、プログラミング開発会社、通信キャリアです。

どれくらい他社に依頼するかは、SIerの規模とプロジェクトの大きさに大きく影響を受けます。

もし、SIerへの就職を考えているかたは、次の点に気をつけてください。

  • SIerの規模
  • プロジェクトの大きさ
  • 仕事内容 のバランス

くわしくは「SIerとSEの違いは「会社」と「人」の違い」で紹介しますが、最悪、自分のしたい仕事ができない場合があります。

特に、「プログラム開発」については多くの手間暇がかかるためSIerが他社に依頼するケースが多いです。

大きなプロジェクトになると、複数の会社に依頼しないとプログラム開発が終わらないため、「多重の下請け構造」が発生しよく問題視されています。

こちらについては「下請け構造(ITゼネコン)」で詳しく紹介します。

ところでよく聞く「SIer」と「SE」はどのように違うのでしょうか。

意味合いが違うため、ただしく業界を理解するためにも違いを紹介していきます。

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SIerとSEの違いは「会社」と「人」の違い

SIerとSEの違いも気になるポイントではないでしょうか?

最近ではSESという単語も多く使われます。

これらはすべて意味合いが変わるためしっかりと理解しましょう。

SEとは「顧客が望むシステムを定義し導入までサポートするエンジニア」のこと

SEとは「顧客が望むシステムを定義し導入までサポートするエンジニア」のこと

SEとはシステムエンジニア(System Engineer)の略です。

読みは「エスイー」です。

SEの仕事内容は顧客が望むシステムを形にする仕事です。

具体的な仕事内容は下記の内容があります。

  • 要件定義
  • 設計:外部設計、内部設計などと分けることがあります
  • プログラミング:別名、PG,製造とも呼ばれます
  • テスト:別名、試験とも呼ばれます
  • 運用:バックアップやセキュリティーサポート、QA対応を行います
  • 付帯作業:導入手順書や運用手順書などを作成します

上記の仕事内容を通して、お客様が要望するシステムを具体化し、開発して運用にのせる仕事がSEの役割です。

よく「SEとプログラマーとどう違うの?」と聞かれます。

SEとプログラマーの違いとして、SEはプログラミング以外の業務もする点が大きく違います。

  • SE:プログラミング作業以外もする
  • プログラマー:プログラミング作業が中心

SEの方が作業範囲が広いため、プログラマーのキャリアアップとしてSEを目指す方も多いです。

SEとプログラマーの違いや仕事内容、年収、キャリアについては「SEとは?システムエンジニアの仕事・年収・注意点をわかりやすく紹介!」でより詳しく紹介しています。

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興味あるかたは必ずご一読ください。

SIerとSEの違いは「会社」と「人」の違い

SIerとSEの違いは「会社」と「人」の違い

SIerは事業者(会社)であることに対し、SEは「人」であることが最大の違いです。

つまりSEはシステム構築して導入するまでの一連の作業を行う人です。

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注意すべき点としては、「SIerの規模」「プロジェクトの大きさ」によって同じSEでも仕事内容が大きく違います。

その傾向を表にまとめました。

企業規模 プロジェクト規模 SEの仕事内容
大手Sier 大規模 業務分析、コンサルティング、下請けの発注と受入作業、プロジェクトマネジメント
小規模 (なし)
中堅Sier 大規模 大手Sierの下請け作業
小規模 全作業
零細Sier 大規模 中堅Sierの下請け作業
小規模 全作業

重要なポイントは次の点です。

大切なポイント
  • 大手SIerでは下請けに発注+プロジェクトマネジメントが中心となり、開発スキルは身につきにくい
  • 中堅SIerまたは零細企業の大規模プロジェクトでは下請けになることが多く、下流作業が多い

開発がしたいという方が大手SIerに入社する場合は事前に確認しましょう。

実際に開発ができず退職する事例は多く聞きます。

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ちなみにSEとプログラマの違いもよく聞かれます。気になる方は合わせてご確認ください。

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SIerとSES事業会社の違いは「納品義務の有無」

SIerとSESの違い「納品義務の有無」

SIer業界について調べていると「SES」という単語も聞いたことがあるでしょう。SEとよく似た単語ですが全然意味は違います。

SESはIT技術者がクライアントを支援する準委任契約(業務委託)のことです。つまり契約形態を指します。

SESを事業で行う企業をSES事業会社と呼びます。

SIerはお客様のシステム構築を担う事業会社ですが、SES事業会社はIT技術を支援する会社です。

  • SIer:システム構築をしてお客様に納品する。納品物を収めて売上が立つ。
  • SES事業会社:IT技術が必用なクライントにITエンジニアをアサインして支援する。作業をして売上が立つ。

つまりSIerは数ヶ月〜数年かけて納品物を作らなければ売上が立たないため非常にリスクあるビジネスです。

一方でSES事業会社は支援した工数分だけ毎月売上が立ち、非常にリスクが少ないビジネスです。

「じゃぁSES事業会社のほうが良いかも!」と考える人がいるかもしれませんが、実力がつくのはSIerです。

SIerからSES事業会社へ転職は可能ですがSES事業会社からSIerへの転職は正直「きつい」こともありえます。

市場価値を高めたい方はSIer業界にいくことをおすすめします。

SESについてもっと知りたい方は「【必読!】SESの基本と派遣・請負との違いをわかりやすく解説!」をご覧ください。

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次ではSIerの市場規模を紹介します。

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SIの市場は1.7%の成長産業でSEの需要も続く!SIerはなくならない!

実力主義

SIerの市場は成長しているのでしょうか?それとも成熟しているのでしょうか?

IDC Japanの調査によるとSIとITアウトソーシングの市場は5兆円〜6兆円の規模となっています。

また、約1.7%の成長が続くと見られています。

SIの市場は1.7%の成長産業でSEの需要も続く!

出典:国内ITサービス市場予測を発表

ちなみに他の市場と比較すると、次のようになります。

  • 自動車関連:63兆円
  • 電気通信:14兆円
  • 鉄道:6.8兆円
  • SIer:5〜6兆円
  • 放送業界:約3.9兆円

>市場規模マップ

これまでは、マイナンバー制度によるシステム案件や金融システムの統合・更新など大型案件が市場を支えてきましたが、今後は ・クラウド ・ビッグデータの収集・分析・活用 ・Iot ・デジタルトランスフォーメーション の投資案件が市場を支えると見られ、IT業界はよりおもしろくなっていくでしょう。

引き続き、人材は不足しているため、SEの需要は当分続くと考えられます。

「SIerがなくなる」は本当?

「SIerは将来なくなるよ」という意見も多くあります。

筆者も主旨は理解できるものの、「SIerなくならない」と考えています

なぜなら「SIerは必ず需要がある」と考えているからです。

各企業がITエンジニアを雇用するからSIerがなる、という件については全企業がITエンジニアを採用するのは難しいでしょう。

例えるなら、クラウドストレージができたからといってハードディスクがなくなるのでしょうか?

イオンモールができたから、その他の個人店は全てつぶれるのでしょうか?

このように考えると「SIerは将来なくなる」という極端な結果にはならないでしょう。

システム開発の一つの選択肢としてSIerはあり続ける、というのが筆者の将来の予測です。

SIerの種類と大手SIerランキング

ランキング

SIerは規模も様々ですが、企業の成り立ちから分類分けがよくされます。
一般的な分類は次のように別れます。

  • ユーザー系
  • メーカー系
  • 独立系
  • コンサル系
  • 外資系

これらの違いは企業の成り立ちや企業名を見ると理解しやすいでしょう。
次の表にまとめました。

Sierの分類 成り立ち 代表的な企業名
ユーザー系 企業の社内情報システム部門から分離・独立 NTTデータ、新日鉄ソリューションズなど
メーカー系 サーバーやPCのハードウェアメーカーのソフトウェア部門が分離・独立 NEC、富士通、日立関連の子会社
独立系 特定の親会社を持たず、独自にSierとして成り立った会社 大塚商会、CSK、富士ソフトABC
コンサル系 技術中心ではなく、経営戦略に主眼をおいている超上流が得意なSier 野村総合研究所、アクセンチュア、日本総合研究所
外資系 グローバルな市場で活躍しているSier Oracle、SAP、アクセンチュア

参考:SI業界とは? | NTTデータを知る | NTTデータ新卒採用サイト
参考:Sierとは - はてなキーワード

具体的な企業を知りたい方、売上・利益・年収などの比較をしたい方はSIerをランキング化した記事がありますので合わせてご覧ください。

大手SIerランキング(年収)と選び方
2019年度版!大手SIerランキング(年収)と選び方の4ステップ

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さいごにSIer業界の問題・課題を見ていきましょう。

残業や過労、うつ病などよく聞くSI業界ですが、実情はいかがでしょうか。

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SIerの問題

悩む人

よくうつ病や過労死の職種として代表となるSE。

SIer業界はブラックなのでしょうか?

7年SIerに努めた筆者がSIerのリアルな問題を紹介していきます。

SIerの問題はよく次の点が紹介されます。

  • SIerは3Kではなく7K?
  • SIerは成果主義ではなく、年功序列
  • 下請け構造(ITゼネコン)
  • 人材不足
  • SIerというビジネスそのものに対する問題

それぞれ紹介していきます。

SIerは3Kではなく7K?ブラック企業より怖いブラック上司

SIerは3Kではなく7K?ブラック企業より怖いブラック上司

過労死やうつ病の社会問題を特集するたびにでてくるSE。

本当に過酷なのでしょうか?

最近では劣悪な労働環境を3Kで表現しきれず、7Kとも言われるようです。

  • きつい
  • 帰れない
  • 給料が安い
  • 規則が厳しい
  • 休暇が取れない
  • 化粧がのらない
  • 結婚ができない

>SEは「7K」って本当?~労働環境の「りある」

実際はどうでしょうか。

私の意見は「SIerはすべて7Kではない」です。

事実、私の所属ではまったく7Kに該当しませんでした。

一部のSIerでは無理な長時間労働や徹夜などがあるのはテレビからときどき耳にしますが、一部の行き過ぎた会社に感じます。

一方で、部署が違う同僚では

  • 帰れない
  • 休暇が取れない

など聞いたことがあります。

同じ会社にもかかわらず、上司が違うだけで過酷な環境となりうるのです。

そのため、よくブラック企業と言われますが、「ブラック上司」でないかも大事です。

気になる方は面接時に社員の帰宅時間について確認してみましょう。

SIerは成果主義ではなく、年功序列

SIerは成果主義ではなく、年功序列

IT業界は新しい制度で、能力さえあれば給与も大きく上がる成果主義と思う方は多いのではないでしょうか。

実際はほんとうの成果主義は一部の企業で、ほとんどの場合、年功序列となっています。

SIerは定年退職者がいるくらい歴史がある会社もあります。

キャリアがわかりやすい反面、成果主義に夢をみないほうが良いでしょう。

成果主義ではないといってもSEの年収は、他の業種と比べ高い方となります。

気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

SE・ITエンジニアの年収
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SEの方やこれからSEを目指そうと考えている方は 「SEの具体的な年収相場はいくら?」 「年収1,000万円は目指せるの ...

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下請け構造(ITゼネコン)

SIerの業界人がよく問題にするのがSIerの「下請け構造」についてです。

下請け構造といえば建設業界のゼネコンが有名なため、「ITゼネコン」とも呼ばれます。

イメージとしては次のようになります。

SIerとは?

大型案件は大手SIerが受注したあと、中堅SIerに下請けとして発注します。

受注した中堅SIerは、零細SIerや派遣に発注するため、多重の発注構造となります。

発注元が仕様やスケジュール、仕様を決めてしまうため、下請けや孫請けのSIerは次のような問題がでてきます。

  • お客様の顔が見えないため、やりがいを感じにくい
  • すでに決まったスケジュール内に決まった仕様のプログラムを納品する必要があるためリスクが高い
  • 下請けに発注するたびにマージンが引かれ、薄利となる

そのためSIer業界で働く人は、

  • 開発がしたい
  • プロジェクトマネジメントがしたい
  • お客様と一緒に仕事がしたい

といったように、どのようなお仕事をしたいかをよく考え、SIer選びをしましょう

くわしくは「ITゼネコンとは?下請け構造から見える課題を現場視点で解説!」で紹介しています。

ITゼネコンはSIerを検討するにあたり知っておくべきことです。
しっかりと理解しましょう。

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人材不足

IT業界は10年以上も人材不足に悩まされている業界です。

競争力がないSIerは優秀な人材も集まりにくいため無理なプロジェクトを請け、負のサイクルを描くでしょう。

SIerというビジネスそのものに対する問題

SIerというビジネスそのものに対する問題

IT業界は働く環境や制度などが先進的というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

Googleやサイバーエージェント、DeNAなどよく聞くIT企業は華やかで新しい取り組みのニュースを良く聞きます。

ただし、SIerは残念ながら別です。

SIerはSEの働く時間に比例して売上があがる「労働集約型」のビジネスモデルだからです。

そのため、クリエイティブに挑戦する時間もほとんどありません。

アメリカでは企業が直接ITエンジニアを雇うため、日本のようにシステムを外注する文化ではないようです。

>「日本も米国もSIerは同じ」は本当か?日米SIerの構造的な差とは

気になる方は企業の情報システム部門(社内SE)も検討してみましょう。 社内SEの参考記事はこちらです。

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「SIerってヤバい!」って聞くけど大丈夫?

SIerを調べると、「SIerはヤバい」などと非常にネガティブな意見を聞くことがあります。

「ポジティブ」な意見が出づらい2チャンネルや企業の口コミで見かけることが多いですね。

また最近では「SIerって本当にヤバいの? ひろゆきが語る、業界ごと沈まないためのキャリア戦略」という記事が有名です。

こういう記事や意見を見たときには「論点が何か?」に注目しましょう。

上記の記事では下記についてヤバイといっています。

他社にものを納品するビジネスモデルの会社は、同じような企業がたくさんある中での競争になるから、その競争に勝つためにはどうしたってコストを削減せざるを得ない。コストを削減すれば、当然給料も安くなる。それをしなければ競争に負けて潰れるだけ。

参考:SIerって本当にヤバいの? ひろゆきが語る、業界ごと沈まないためのキャリア戦略

この論点では「同じビジネスモデルはコスト勝負で給料安くするか潰れるだけ」となっています。

ただ同じビジネスモデルはSIer以外にも美容室や化粧品、光回線、小売店など潰れていない業界は多くあります。

ちょっと論理の飛躍をしていますね。

私の見解ではSIerはまったくヤバくありません。

実際にSIerを離れて7年経ちましたが、仕事も多く人も足らない状態です。

経済産業省から今後も人材不足は続くとレポートが出ていますので、SIerがヤバイということは兆しもない状態です。

SIer業界には偏見もあります。

変な意見に流されて人生に影響がでないように自分でしっかりと確認しましょう。

まとめ

この記事では7年ほどSIerに関わった筆者が

  • SIerの意味
  • 仕事内容
  • SIerとSEとの違い

といった基本的なことから

  • SIerの市場
  • 種類
  • 課題

などを紹介してきました。

この記事からSIerのリアルな状況が分かったきたのではないでしょうか?

SIer業界に興味を持つきっかけとなれば幸いです。

以上、SIerとは?SEとの違いや業界の事情をやさしく紹介!でした。

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