フリーランスエンジニアになって後悔と地獄を見ないための6つの備え

フリーランスエンジニアになってみて分かった天国と地獄を分ける6つの備え

フリーランスエンジニアに転身したとき、どんなデメリットが起こるか気になりませんか?

筆者もフリーランスとしての経験がありますが下記のような点が不安でした。

  • 在宅案件はあるの?
  • 案件はどこから紹介してもらうの?
  • フリーランスエンジニアにデメリットはないの?
  • 年齢は何歳まで大丈夫なの?
  • 年収はどれくらいなの?
  • 自分でもできるの?

フリーランスエンジニアの不安と疑問

私は、リアルな記事がなかったため、このような不安や疑問は解決されずにフリーランスとなりました。

そして実際、フリーランスになると想定外は多くありました。

この記事は、その度に追記してきました。

特にフリーランスエンジニアのデメリットは要注目です。後悔しないように事前に把握だけはしておきましょう。

さらにこの記事では、ITフリーランスで成功するために

  • 会社員時代と比較したITフリーランスのデメリット
  • ITフリーランスに向いている人・向いていない人
  • 会社員時代に準備すべきこと
  • ITフリーランスエンジニアの年収

について言及していきます。

ITフリーランスで成功するために

結論からお伝えするとスキルがあるITエンジニアなら独立は難しくありません。

ですが、この記事をご覧いただくと分かるとおりフリーランスエンジニアへの転身はデメリットも非常に多いです。

特に安定した収入がなくなる点は精神的負担が高く赤字の月などは落ち着いて過ごせる人は少ないでしょう。

フリーランスエンジニアを目指す方は後から後悔しないようにデメリットをしっかり読み込むことをおすすめします。

読み終えるには5分程度はかかりますが、独立のイメージが具体的に見えてくるでしょう。

もし、在宅の仕事を希望しているだけであればリモート勤務可能な職場への転職も選択肢の1つです。

会社員としての安定を得つつ、在宅での勤務を実現させることができます。

高待遇なリモートワーク求人の探し方

企業はITエンジニアの採用に力を入れており、以前とは比較にならないほど待遇が良くなっています。

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目次で流し読み

フリーランスエンジニアはやめとけと言われるデメリット

フリーランスのデメリット

残念ながらフリーランスエンジニアには会社員と比べてデメリットも多くあります。

筆者が14年の会社員からフリーランスになって痛感したデメリットを紹介していきます。

特にデメリットは気づいたタイミングで追加していますので、ぜひ参考にしてください。

サラリーマンと比べITフリーランスは収入が安定しない

フリーランスエンジニアは収入が不安定

とにかく収入が安定しないのがエンジニアに限らずITフリーランスのデメリットの最たるものでしょう。

会社員であれば、出社をすれば一定の給料が入ってきますがフリーランスは売上が安定しません。

なぜ収入が下がるのでしょうか?

一番多いパターンは収入の大半を占めていた案件が途絶えるというアクシデントでしょう。

クライアント社内での方針転換や予算カットなど案件が途絶える理由はいくらでもあります。

他にはシステムを納品したのにクライアントが倒産してお金が入金されなかったという悲劇も耳にします。

「収入が会社員に比べると不安定になる」

これはフリーランスエンジニアになるからには覚悟してください。

対処策もあります。

具体的には

  • 1つの取引先に依存せず複数の取引先をもつ
  • 保守案件を増やす

といったことが、収入の安定につながります。

うまくすれば会社員時代ではもらえなかった収益を得ることもできます。

リスクもありますがその分、リターンも期待できます。

また「フリーランスエンジニアの案件はエージェントの利用がおすすめ」でお伝えしますが、フリーランスエンジニアに案件を紹介するサービスも多数あります。

うまく活用すれば安定化が目指せます。

もし、会社員のような安定した給料を求めるのであればフリーランスはおすすめできません。

筆者も経験しましたが収入が不安定な生活は想像以上にストレスを感じます。

一方で「たくさん稼ぎたい」という目的であれば「副業」を検討してみましょう。

エンジニアにおすすめの副業は?リモート・週1~2でも無理なく稼げる!」ではエンジニアができる副業を紹介しています。

給料を5万円アップするのは難しいですが副業であれば簡単に稼げます。

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駆け出しのITフリーランスは社会的信用が無いため入居や借入で困る

社会的信用が落ちる

会社という後ろ盾を失い独立したフリーランスエンジニアの社会的信用は、はっきり言って地に落ちます。

信用がないと金融機関でのローン審査やクレジットカードの発行審査、賃貸などの入居審査で通りにくくなります

企業との取り引きの場面では個人事業主は不可という条件は多くあり、信用の無さを痛感することになるでしょう。

世知辛いことではありますが、女性からは結婚相手として避けられる可能性もあるぐらいです。

収入的に安定している会社員と比べると、社会的信用が落ちて様々な面で弊害が出るというデメリットは覚えておいてください。

ITフリーランスは経理や法務も自分で管理する必要があり手間でめんどくさい

お金の管理をすべて自分でする必要がある

ITフリーランスになればお金の管理をすべて自分で行う必要があります。

たとえば受注したら請求書をクライアントに出す必要がありますし、振込されたか入金確認する必要もあります。

この入金確認は意外とめんどくさいです。

取引先が間違って振り込むことも多々ありますし、請求されてから振り込まれるまで2ヶ月後ということも良くありますので管理がめんどくさいです。

さらに仕事で発生した経費も同様です。

すべての経費を帳簿に残し、領収書も保管する必要があります。

白色申告でしたら10万円、青色でしたら20万円以上で固定資産として取り扱う必要があり、税務知識も必要となります。

もちろん月々の利益管理や確定申告なども自分でする必要があります。

会社員であれば普段の業務にはないようなお金まわりの管理をすべて行う必要があるのもITフリーランスのデメリットです。

とはいえ、家計費をつけたことがある方であればそれほど難しくはないでしょう。

ITフリーランスは労働基準法の対象外となり地獄な労働環境になる場合がある

フリーランスエンジニアになれば、賃金を支払われる労働者ではないため労働基準法が適用されません。

フリーランスは、個人で事業を行う方であり、原則として、雇用という働き方でなく、労働基準法などの労働関係法令が適用されない場合があることに留意が必要です。

参考:フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン|厚生労働省

つまり、フリーランスになれば過労死になるくらい働いたとしても自己責任扱いとなり法律で守ってもらえません。

休日の勤務や深夜残業をどれだけしても自己責任です。

ケガをしても労災は下りません。

一方で、フリーランスの労働環境の見直しも行われています。

令和3年からはITフリーランスも労災保険に特別加入ができるようになりました。

ITフリーランスの対象は、各種ITエンジニアの他に、社内SEやプロジェクト管理、Webデザイナー、Webディレクターも含まれます。

参考:労災保険に特別加入できるようになります | 厚生労働省

独立開業した際には加入することを強くおすすめします。

ITフリーランスは人脈が広がらず数年後に後悔しがち

フリーランスエンジニアは人間関係の広がりが少ない

会社員をやっていると、職場のつながりで自動的に人間関係が広がる傾向にあります。

しかし、1人で働くフリーランスエンジニアは意識的に動かないかぎりは友人や恋人などを見つけることが困難になります。

プライベートや仕事を問わず、積極的に人脈を広げにいく必要があるのです。

ITフリーランスはエンジニアとして仕事の幅が広がらない

フリーランスでは会社員と比べエンジニアの仕事の幅が広がりません。

上司もいないため、あなたに無茶な要求を出す人がいないためです。

例えば、RubyやPHPなどのスクリプト言語を中心に開発している人はJavaやC#、VB.NETなどのコンパイル型の仕事を受けようとは考えないでしょう。

その他にも開発工程ばかりやっている人が外部設計や要件定義の仕事を中心に仕事を請けることも少ないでしょう。

このようにフリーランスでは自分で仕事を選べるためにエンジニアとして幅を広げる機会が減っていきます。

良く言えば「選べる」という点がありますが、エンジニアとして経験できる貴重な機会も失っています

ITフリーランスは企業の教育環境がないため成長しづらい

上司や仕事仲間からのアドバイスやサポートがない

ITフリーランスになれば企業の教育環境がなくなります。

具体的には

  • 上司や仕事仲間からのアドバイスやサポートがない
  • 企業が獲得したノウハウを受け継げない
  • 教育カリキュラムを受けられない

といったことがあります。

上司や仕事仲間からのアドバイスやサポートがない

ITフリーランスになれば教えてくれる人はいなくなります。

上長からの小言がなくなるのはメリットですが、同様にアドバイスもなくなります。

会社員であれば仕事の悩みを仕事仲間や上司がサポートしてます。

ITフリーランスになれば相談できる相手もいなくなる可能性があります。

企業が獲得したノウハウを受け継げない

企業にいると、各社員がそれぞれの仕事を進め多くの経験を積んでいます。

その中で少しずつ次のようなノウハウが積み重なっています。

  • 新しい技術
  • 新しいプロセス
  • 新しい取引・サービス・出会い
  • 新しい企画
  • 組織運営の成功・失敗

このようなノウハウはITフリーランスでは得られない知見を得ることができ成長を早めます。

しかしITフリーランスになればこのような企業のノウハウを頼ることができません。

助けが少ないなかで自分の力で進めなければなりません。

教育カリキュラムを受けられない

教育カリキュラムは新人研修やリーダー研修、マネジメント研修などがあります。

ITフリーランスになればこれらをすべて自分で吸収する必要があります。

また、意外に見過ごされるのが企業が明文化していない継承活動です。

企業では上司の小言や先輩のアドバイスなどごく自然にノウハウ継承をしています。

こういった企業で培った大切な考え方も受けられないのがITフリーランスのデメリットとなります。

ITフリーランスは孤独で絶望を感じるときもある

フリランスエンジニアになると同僚・上司がいないため極端にコミュニケーションが減ります。

取引先の「契約期間」のお付き合い感が強く、契約期間が終わったら疎遠になってしまいがちです。

仕事を通じて成し遂げる目標も自分で立てなければありませんし、立てても自分一人で追い続けるだけです。

「一生、一人で淡々と仕事していくだけかも」

と、会社員時代は煩わしかった同僚や上司、会社の目標がありがたく感じることがあるでしょう。

筆者や筆者の周りも含めて同じ悩みを抱えている方は意外と多くいます。

意外な落とし穴ですので「本当に一人で働きたいのか?」「その価値観は本物なのか?」と後悔しないためにも問いかけることが大切です。

ITフリーランスは健康保険などの社会保険が全て自腹

フリーランスつまり個人事業主は健康保険料を自腹で支払う必要があります。

会社員であれば健康保険料を会社が半額負担してもらえますが、個人事業主は全額負担です。

しかも会社員であればどれだけ年収が高くても1.5万円程度ですが個人事業主になれば国民健康保険となりより高額となります。

健康保険料は年収1000万円で最高75万円程度、年収1500万円だと96万円です

参考:【東京都】年収100万円~1,500万円の国民健康保険料を公開!

年収が増えても増える支出があることにご注意しましょう。

おすすめは任意継続です。

会社員を辞めても2年間は会社の健康保険に入れてもらえますので、月3万円程度(会社負担が無いので倍!)で済みます。手続きは退職後に行います。必ず行いましょう。

参考:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3180/sbb3180/1978-6172

ITフリーランスは消費税分も稼ぐ必要がある

フリーランスになると事業収入となり売上に対して消費税の支払いもする必要があります。

消費税と聞くと小さな金額に聞こえるかもしれませんが売上に対する10%となり高額となります。

例えば1,200万円の売上を上げた場合、10%の120万円が消費税です。

売上に対する消費税率(10%)のため高額となるため無視できません。

商談時では税込の金額で提示されるため、利益で考えるためには税抜で常に計算するように工夫しないと納税時に苦労することになります。

令和5年までは消費税の免税期間が2年あったため、独立してから気をつければ良かったのですが令和5年からインボイス制度がはじまるため免税期間もなくなっていきます。

売上の10%は消費税で消えることを事前に理解しておきましょう。

参考:インボイス制度|国税庁

以上のように、フリーランスエンジニアは自由と引き換えに強烈なデメリットがあることを理解しておきましょう。

ITエンジニア アキ
フリーランスって自由と引き換えに、お金・キャリア・仲間という点で自己責任が強くなってきます。
本当に自分がフリーランスに向いているか今一度確認しておきましょう。

次ではどんな人がフリーランスエンジニアに向いているか紹介していきます。

ITフリーランスハ稼働時間が売上に直接連動するため休めない

報酬が稼働時間に対して支払われる形態の場合は休むと売上がゼロ円になります。

有給といった概念はないため、休めば休むほど売上は減ります。

2月のように稼働日数が少なく祝日が多いと焦りもでるでしょう。

独身であればそれほど気にする必要はありませんが、結婚・育児を考えている方は慎重になりましょう。

出産・育児にあたり妻や子供が体調を崩せば看護や通院のサポートが必要です。

筆者は妻が産後に体調を崩したため看護で作業時間が20%〜30%落ちました。

このデメリットは、問題に直面するまで気が付かないでしょう。事前にリスクを認識することが重要です。

以上のように、個人事業主として独立開業することによるデメリットは多くあるのが事実です。

もし、リスクを許容できない方や今は見合わせたい思った方は在宅ワークが可能な求人へ転職することから考えてみましょう。

いまではリモートワークOKの求人が豊富に存在します。

【高待遇を探している方へ】
今月もITエンジニア向けの高待遇な求人が多く出ています。

ですが大半が非公開求人のため見ることができません。
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フリーランスエンジニアに向いている人・向いていない人

記事冒頭でもお伝えしましたが、ITフリーランスという働き方は一般的ではありません。

はっきりと向いている人と向いていない人に分かれてしまう働き方となります。

ここではフリーランスエンジニアとして向いている人と向いていない人の特徴をお伝えしましょう。

フリーランスエンジニアに向いている人

向いている人1:自分を律することができる人

ITフリーランスは時間に融通が効く働き方ができますが、時間にルーズな人は全く向いていません

いくら働く時間が自由になるとは言え、仕事の納期までは自由にならないからです。

たとえ仕事をしたくなくても、体調が悪くても、遊びの誘惑があっても、黙々と計画に沿って仕事をし続ける。

このような強い意志力がフリーランスエンジニアには求められるのです。

向いている人2:好奇心が旺盛で、スキルアップのための勉強を欠かさない人

どんな世界でも技術・知識の更新は欠かせません。

フリーランスエンジニアも例外ではなく、プログラマとして得意な言語や範囲を広げていこうとする意欲を常に持たなければ、あっという間に使い物にならないプログラマとして朽ち果てていくでしょう。

40代・50代になっても新しい技術や知識に対して常に好奇心を持って貪欲に身に着けていこうとする、並外れた意欲が求められるのです。

スキルアップができない人は人知れず再就職や派遣をしていたりする

20代はプログラムを書けるだけで評価されますが、30代・40代となるとプロジェクトや人のマネジメントも求められます。

フリーランスエンジニアでプログラムばかり書いていると他のエンジニアと比べマネジメントスキルが劣り、徐々に仕事がなくなっていくこともあります。

40代半ばで仕事がなく困り、再就職や派遣に戻る人も実は一定数います

サラリーマンは給料や役職などで常に評価されますが、フリーランスは直接的な評価が少なく、気づいたら圧倒的に劣っていることがあり得ます。

スキルアップなど変化ができない人はフリーランスエンジニアになるのは止めた方が良いと言えます。

向いている人3:負けず嫌いな人

案件の受注などは、結局のところ他のフリーランスや企業との競争です。

自分こそが案件を勝ち取るんだという強い意志がある人でなければ、新規の仕事開拓は望めないでしょう。

ITエンジニア アキ
フリーランスで生まれた時間・場所・人間関係に関する事由を活かせる方はフリーランスに向いていると言えます。

一度1週間くらい会社を休んで実際に行動できるか試してみるのも手です。

向いている人4:どんな環境でも主体的に物事を前に進められる人

フリーランスエンジニアになると障壁やトラブルはすべて自己責任です。

時にはクライアントが無茶振りしたり放置したりするこもあるでしょう。

そのときでも、自ら

「この件は今週中までに◯◯を完了目標に進めていきますね」

と言った形でクライアントと方向性をすり合わせながらゴール設定をする力が必要です。

期日やアウトプットを主体的に決めてすり合わせる力があるかたはフリーランスエンジニアに向いていると言えるでしょう。

フリーランスエンジニアに向いていない人

向いていない人1:結果を出せない人

ITフリーランスとは結果こそが全てです。

つまり納品した成果物の質のみがクライアントからの評価の対象になるのです。

会社員であれば、徹夜した、風邪を引いてたのにやり切った、休みを潰して働いたといった努力を評価してくれる環境があるかもしれません。

しかし、フリーランスエンジニアとして生きる以上は、そのような影の努力は評価の対象にならないということは覚えておきましょう。

向いていない人2:働いた時間によって給料がもらえると思っている人

会社員にありがちな思考回路として、9時から18時まで会社で働けば自動的に給料がもらえると思っている人がいます。

もちろん会社員であればそれでも構いませんが、自営業であるITフリーランスとはどれだけ働こうが、成果物が生まれなければ売上にはなりません

100時間働いても、バグだらけのシステムしか出来上がらなかったら、売上にはならないのです。

向いていない人3:作業すれば売り上げが立つと考えている人

会社員は雇用契約によって時間を軸とした労働力の提供により定額の給与を受け取れます。

1日8時間の勤務をすれば、たとえ会社が赤字であったとしても定額の給与を受け取れるメリットがあります。

一方でフリーランスは労働時間よりも、成果に注目されます。

SESのように準委任契約により働いた時間で売上になることもありますが、基本的には成果がなければ契約解除となってしまうでしょう。

会社員における雇用契約と違い、フリーランスは簡単に契約解除されてしまいます。

向いていない人4:お金の収支に鈍感な人

たとえ少額でも、ITフリーランスはお金の動きに敏感であるべきです。

売上が少なくても売上が費用を上回っていればITフリーランスとしてのキャリアは続けることができます。

しかし、どれだけ売上が上がっても、それに伴い事務所費など固定費用も上がってしまっては意味がありません。

売上と費用の差こそが自分の収入になるという意識に乏しい人はITフリーランスには向いていないでしょう。

向いていない人5:交渉下手な人

ITフリーランスは自分の仕事の成果を切り売りする生き方です。

仕事を発注してくれるクライアントの言いなりになっていては、作業時間に見合わない金額で仕事をし続けなくてはならず、いつか破綻するような事態に陥りかねません。

もし低すぎる金額で仕事を依頼された場合は、毅然と金額のアップを交渉する度胸が求められます。

もちろん、強気すぎてクライアントを失ってもいけません。このあたりの微妙な空気を感じ取って交渉する力がITフリーランスには求められるのです。

向いていない人6:報告・連絡・相談ができない人

フリーランスになると在宅での作業などクライアントと作業場所が違うケースも多くあります。

進捗などの開発状況はクライアントが把握できないためフリーランス自ら報告・連絡・相談する力が求められます。

1日に1回〜3回は自らクライアントとコミュニケーションが取れる方でないとクライアントから

「こちらから話かけないと状況が分からない。マネジメントコストがかかる。」

と判断されて、打ち切られることも多くなるでしょう。

向いていない人7:50代・60代以上の人

50代を超えてからのITフリーランスは慎重に決断してください

というのも、50才以上となると「クライアント側として指示がしづらい」という傾向のためです。

よく聞くのは次のような理由です。

  • 年齢が離れすぎ、コミュニケーションに気を使う
  • 過去の経験や実績のこだわりが強く、指示通りに動いてくれない
  • 熱量や馬力が低い

ただし、すべてのクライアントでNGというわけではありません。

50代でも継続的に案件がもらえるようなクライアントを探すところからはじめましょう。

40代までの方は早くITフリーランスとしての実績を積み、1つでも多くのクライアントの信頼を積み重ねることで50代以降の安定につながるでしょう。

【要注目】在宅開発が急増

これまでフリーランスエンジニアの案件で在宅はほぼありませんでしたが、リモートワーク化が進む中で在宅案件が急増しています。

特にITプロパートナーズでは週2日から働ける案件も多く、副業から始めることも可能です。

将来、独立を検討しているエンジニアの方にとってもチャンスですので一度相談をして情報収集だけでもしておきましょう。

>ITプロパートナーズの在宅案件の相談はこちら

案件はメールアドレスを登録すれば見ることができます。

中間マージンもなく高単価ですので登録だけして案件をチェックできるようにすることがおすすめです。

会社員のうちに準備すべきこと

フリーランスエンジニアになる前にやっておくべきこと

ここでは、フリーランスエンジニアとして独立に向けて次にやるべき6つのことを紹介します。

収入が安定しているうちにすべきことや、会社員としての信用があるうちにすべきことを紹介しています。

具体的には

  • 高難易度の資格を取得する
  • 確実な収入源を作っておく
  • スタートダッシュの売上が見込めないなら貯蓄をする
  • 家賃や車の維持費を下げる
  • クレジットカードやローン、マンション審査などをパスしておく
  • 技術ブログを作っておく
  • 【番外編】事業用の銀行口座を作っておく

です。

ITフリーランスとして働きたいなら後回しにせず、必ずやっておきましょう。

【★★★★★】高難易度の資格を保持しておく

高難易度の資格を取得する

「資格はなにも役に立たない」

そう思っている方はいませんか?

確かに資格は転職のときや会社で仕事をするときには役立ちません。

ただし、ITフリーランスとなれば別です。

取引先はIT業界に詳しい人でないこともあります。

そのときに国家資格をとっておけばあなたの信用もあがります。

転職では資格よりもスキルを測る質問をされますが、仕事を受注するときには確認しないことも多いですし手っ取り早く資格や経歴で判断することもあります。

そのため、

  • 情報処理安全確保支援士
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • プロジェクトマネージャ

など、それなりに高難易度の国家資格を会社員時代に保有しておくのはもはや必須とも言えます。

もちろん、資格だけでなく実務経験の幅も広げましょう。

とくにプロジェクトマネージメントの経験は積んでおきましょう。
仕事の幅が広がります。

会社員時代に資格や経験を積極的に獲得しようとする姿勢は、フリーランスエンジニアになるためには必須事項です。

【★★★★★】確実な収入源を作っておく

ITフリーランスとしていざ独立してから受注する案件を探し始めるのは非常に危険です。

例えば私の場合は、独立して最初の半年間で売上が30万しか得られずに、窮地に追い込まれた経験があります。

独立後半年のタイミングで大口のクライアントに恵まれたので事なきを得ましたが、そのような幸運はなかなか巡ってくるものではありません。

会社員時代にあらかじめ確実に見込める売上先を確保しておきましょう。

ITエンジニア アキ
これができる方は成功します。

いま売上が無い方はフリーランエスエンジニアに案件を紹介するエージェント(後述)に相談してみましょう。

実際にどんな案件を紹介してもらえるか教えてもらえます。

【★★★☆☆】スタートダッシュの売上が見込めないなら貯金をする

もし独立後にすぐ入ってくる売上があまり見込めないのならば、最低でも1年ぐらいは無収入でも生きていけるぐらいの貯金は作っておきましょう。

貯金も無いような無計画さで独立しても、まずITフリーランスとしては長続きしません。

【★★☆☆☆】家賃、車の維持費などの固定費を下げておく

ITフリーランスにとって、毎月固定で出て行く出費ほど怖いものありません。

家賃や車の維持費などは、下げようと思ってもすぐ下げられるものではなく、売上がなかなか見込めない独立直後には大変な重荷になってしまいます。

最悪の状況を想定して、あらかじめ固定費用を圧縮するように心がけましょう。

【★★☆☆☆】クレジットカードやローン、マンション審査などをパスしておく

フリーランスエンジニアのデメリットとして社会的信用の低下があげられます。

実害としては、クレジットカードやローンなどの審査が通過しづらくなってしまいます。

さらに振込詐欺が多発しているため、法人口座を開くにも一苦労です。(※法人口座は必須ではありません)

一人社長が住信SBIネット銀行に法人口座開設してみて落ちた話。申込方法も解説

まずはクレジットカードは会社員時代に複数枚作りましょう

まずは

  • JCB
  • マスターカード or VISA

の2枚は作りましょう。この国際ブランドがあれば海外・国内でほぼ使えます。

そして限度額を目一杯上げるよう交渉してください。

詳細な解説は専門記事に任せますが、クレカ払いにすると支払いの猶予が1ヶ月遅れるため、実質毎月決済可能な金額は限度額の半分となります。

つまり、限度額が30万円なら毎月15万円までしか使えません。

iMacやMacbook Proなどいいパソコンを買ってしまうネット決済できません。

筆者はこれでネット決済できず、1ヶ月間苦労しました。

そのため、限度額を目一杯上限まで引き上げるほか、複数枚のクレカを持ちましょう。3枚が目安です。

特におすすめなカードは

です。

オリコカードはポイント還元率が高く、QUIC Pay、iDと2つの少額決済があるためスムーズに購入ができます。

ビックカメラSuicaカードはVIEWカードになるため、エクスプレス予約ができます。

つまりスマホで新幹線の座席を予約し、モバイルSuicaで新幹線に乗れます

会社員のうちに作っておきましょう。

【★★★☆☆】技術ブログを作っておく

最近では個人の信用がとても大切になっています。

Facebook、Twitter、GitHub、Qiita、独自ドメインのブログを使い、エンジニアリングに関する発信をしていきましょう。

数年という長いスパンで捉えた場合、情報発信がきっかけで仕事が入ってきたり、受注率の向上につながってきます。

独立後に作っても構いませんが、ブログは全く接点の無いクライアントとつながれる貴重な場です。

できれば会社員時代からコツコツと更新を重ねてアクセス数を稼いでおきましょう。

Twitterでフォロワーが1,000人を超えて来ると、案件探しも随分楽になってきます。

【番外編】事業用の銀行口座を作っておく

もし独立する日程が決まっているのであれば事業用の銀行口座を早めに作っておきましょう。

プライベートなお金と事業のお金を分けて管理するためです。

おすすめはネット銀行とメガバンクの2つを作る方法です。

ネット銀行はスマホだけでかんたんに振り込みができ手数料も格安です。

メガバンクは税金を支払う際に便利なペイジー(Pay-easy)に対応したり、節税対策で利用する中退共にも対応するケースが多く便利に使えます。

銀行口座の開設が遅れるほど経理の処理が後回しとなり、雑務が溜まっていきます。

ぜひ事前に準備しておきましょう

未経験者からフリーランスエンジニアは厳しい

要注意!未経験者からフリーランスエンジニアは厳しい

「ITエンジニアになってフリーランスとして働きたい。なれますか?」

と、未経験者の方から質問をよく受けます。

結論からお伝えすると、未経験者がいきなりITフリーランスとして独立して成功することは「ない」です。

なぜなら、未経験者は圧倒的にスキルと経験がないためです。

3ヶ月〜半年のスクールに通った程度では、

  • 開発環境の整備
  • 品質を担保した開発の進め方
  • スケジュール管理
  • 要件定義・アーキテクチャの設計
  • 不具合時の対応

など、あげたらキリがないほどスキルも経験もありません。

会社員であれば上司や先輩が教えてくれますが、フリーランスには教育はありません。

プロとして見られ評価されます。

もし

Twitterで
「未経験からフリーランスエンジニアになった!」
って見かけるんだけど・・・

といった疑問を感じたら、発信者が本当にフリーランスエンジニアであるかを確認しましょう。

意外と

  • サイト運営者(ブロガーなど)
  • エンジニア経験年数が3年程度
  • プログラミングスクールが発信
  • WordPressなどサイト制作寄りの仕事

が多く、高い技術力を保有した方が発信していないケースがほとんどです。

筆者は大手SIer、メガベンチャーを合計13年経験してきましたが未経験からフリーランスエンジニアになった人と遭遇したことは一人もいません。

もちろん、実際になれるかもしれませんし、成功する人もいるとは思いますが難易度は非常に高いと心得ましょう。

もし、フリーランスエンジニアになりたい方は次の3ステップで考えてください。

  • STEP1:プログラミングスキルを身につける
  • STEP2:実務経験を企業で積む
  • STEP3:フリーランスエンジニアになる

この方法であれば、長く通用できるフリーランスエンジニアになれるでしょう。

実務経験は最低2年以上求められます。

【コラム】フリーランスになるにはSIerとWeb系のどちらが有利?

「将来は独立してフリーランスエンジニアになりたい!」という方から、SIerとWeb系のどちらに行くべきか質問をよく受けます。

結論からお伝えすると、独立して「自由な場所・自由な時間で働きたい」と考えている方はSIerがおすすめです。

なぜならSIerとWeb系では

  • SIerで独立したときのお金のもらい方:システムを納品して対価を受け取る請負ビジネス
  • Web系で独立したときのお金のもらい方:クライアント企業のサービスを開発・運用するチームの一員としての作業費

とお金のもらい方に差があります。

SIerは、請け負ったシステムを納品できればどこで何を開発してもOKです。

一方でWEB系は開発・運用チームの一員ですので場所や時間を共にして団結力高く開発が求められます。

つまりWeb系エンジニアは時間を切り売りしているに過ぎません

WEB系のエンジニアでは、システムを提案・企画・開発・導入する一連のスキルを手に入れられませんのでご注意ください。

フリーランスとしてどのような働き方を希望しているかに合わせてSIerかWEB系を選択しましょう。

フリーランスエンジニアの働く場所

フリーランスエンジニアは担当する案件により在宅型と出向型(常駐型)とあり働く場所が変わってきます

在宅型は、自宅で作業が可能で通勤の時間がなく落ち着いた環境で作業できる点がメリットです。

出向型(常駐型)は、コミュニケーションを優先したプロジェクトや機密性の高いデータの取り扱い、ネットワーク等の設備などにより客先に出向いて仕事をします。

以前は出向型が9割以上でしたが感染症対策をきっかけに在宅で可能なリモート案件は急増しています。

在宅案件を希望している方は案件紹介サイトであるフリーランスエージェントに事前相談して、確保できそうか聞いてみましょう。

フリーランスエンジニアの年収と単価相場の傾向

会社員としてのメリット・デメリットを把握し、なんとなく自分はITフリーランスとしてやっていけそうだな…と感じたあなた。まだ肝心のことを説明していませんよ。

そう、誰もが気になるフリーランスエンジニアの年収の話です。

30代半ばから40代を過ぎ、会社員時代に業界でもそれなりに評価されるようなエンジニアの場合はITフリーランスとして独立してすぐに会社員時代の年収を超えることもあります。

しかし、スキルがなかったり短期的な案件の場合は年収が下がることもあります。

この記事では2つの側面から紹介していきます。

フリーランスエンジニアの年収は30代で500万円!

フリーランスエンジニアの年収相場

フリーランスエンジニアと仕事を発注したいクライアントをマッチングするサイトを運営する「クラウドワークス」によると、ITフリーランスの世代別の年収はおおよそ以下のように推測されています。

  • 20代:350~400万円
  • 30代:400~600万円
  • 40代~:450~650万円

20代のうちはさほど開きがありませんが、30代、40代になると低い人と高い人の間で200万円ほどの差がついているのがわかります。

これは、20代のエンジニアのうち大半を占めるプログラマは年収が低く、30代40代で経験を積んだネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャーなどは高年収を得ているからです。

このあたりは会社員と全く同じ構造と言えますね。

一方でITフリーランス向けのエージェントが紹介する案件の単価から年収をみると違った結果になってきます。

エージェント経由の案件単価では年収は600万円~960万円がボリュームゾーン

フリーランスエージェントを経由したときの年収相場

エージェントとは、ITフリーランス向けに案件を紹介するサービスのことです。

その案件の単価の傾向から年収を計算するといくらぐらいが標準なのでしょうか?
これは言語によって若干異なります。

PHPの案件は600万円〜840万円

1200件以上あるPHP案件の単価の傾向を調べたところ、90%が月50万円〜70万円であることがわかりました。

つまり、長期間のプロジェクトをエージェントから紹介してもらえると年収600万円〜840万円となります。

Javaの単価相場は720万円~960万円

Java案件も70%以上が月60万円~80万円の単価となっています。PHPよりも大規模案件が多く、大手からの案件が多いことも影響しています。

年収は720万円〜960万円ほどとなります。

COBOL案件の単価相場は480万円~720万円

PHPやJavaに比べると案件が少なめなCOBOLですが、単価相場のボリュームゾーンは40万円~60万円となっています。

年収にすると、480万円〜720万円となります。

Cobolの案件相場については「【COBOL案件の全て】年齢不問の案件探しや単価相場とおすすめサイトランキング」で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

このことから、エージェントサービス経由で案件を紹介してもらったほうが高単価になる傾向がいえるでしょう。

ITフリーランスを検討する方へ

フリーランスへの転身で一番大切なポイントは案件の確保です。

案件の内容や単価をメールで教えてもらえるサービスがあります。

まず登録して情報を集めることからはじめましょう。

筆者のおすすめはレバテックフリーランスです。

早く登録して条件の良い案件を知ることがフリーランス成功の近道です。

コツは登録後にスキルシートを提出することです。情報が多いと好条件な案件を優先して教えてもらえます。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス公式サイト
https://freelance.levtech.jp/

フリーランスに転身したい方は今すぐ登録してください。

フリランスエンジニアの今後の需要は継続見込み!

それでは、今後フリーランスエンジニアを取り巻く状況はどうなっていくのでしょうか?

結論から先に申しますと、IT系技術者の人手不足が確実視されているために、フリーランスエンジニアの求人数や待遇などは良くなるのではないかと予想されます。

今後、IT業界は順調に拡大成長を遂げるのに対し、労働者人口が減少していく日本では、エンジニアの人手不足は深刻になっていきます。経済産業省よると、2030年にはIT企業に従事するIT人材は約85万人と予測されていますが、それでもなんと約79万人ほど足りないと試算されているのです。

>IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果|経済産業省

このような試算を見ると、今後のエンジニア全体の見通しは明るいと言わざるをえません。

人材が不足していれば企業は高年収で人材を囲い込もうとし、それでも足りない労働力はフリーランスエンジニアに求めるでしょう。

しっかりとした技術・知識を今のうちに蓄えておけば、会社員以上の収入が得られる可能性は十分にあります。

フリーランスエンジニアで安定・継続するための必要スキルとは?

フリーランスエンジニアに必要とされるスキル

私自身の経験や周囲のフリーランスエンジニアを観察していると、安定して長くITフリーランスとしてのキャリアを築ける人はあるスキルを持っている人が多いです。

それが「時代が変わっても価値の落ちないスキル」です。

例えば以下の様な資格を保有している人材が安定したキャリアを築ける可能性が非常に高いです。

  • プロジェクトマネージャ
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト

単にその時代の人気のプログラミング言語を習得している、というだけではダメなのです。

求人・案件数の多いプログラミング言語は時代とともに移り変わります。

例えばJavaなどは10年前も現在も変わらずに人気の言語ですが、10年後20年後はどうなっているかわかりません。

それに対して「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」「プロジェクトマネージャ」など時代が変わっても色あせない資格・スキルを保有している人材は、企業側からすれば垂涎の的であり、高年俸を出してでも雇いたい人材なのです。

上記以外にも

  • マーケティング
  • 企画
  • 業務スキル

ができるエンジニアは人気です。

会社員のうちに「仕事の幅」を広げておくことがITフリーランスで生き残るスキルとなります。

フリーランスエンジニアの案件はフリーランスエージェントの利用がおすすめ

フリーランスエンジニアの一番の悩みは継続的な案件の確保です。

とくに開発者は外部と接触する機会が少なくクライアントに恵まれているITエンジニアはほぼいないでしょう。

一番のおすすめはフリーランスエンジニアに案件を紹介するフリーランスエージェントです。

フリーランスエージェントとはフリーランスエンジニアに代わって開発案件の営業活動をしてくれるサービスです。

具体的には

  • フリーランスエンジニア案件の紹介
  • 案件の単価や期間の調整
  • 案件開始後のアフターサポート

をしてくれます。

フリーランスエンジニアは本来の開発に集中できます。

その中で信頼・実績を積むことで安定したフリーランスエンジニアへとキャリアを描けるでしょう。

そのためフリーランスエンジニアのキャリアを築くには、フリーランスエージェントの利用が最短経路となります。

案件単価のボリュームゾーンから年収を計算すると600万円〜940万円と高い傾向でした。

フリーランスエージェントには以下の3つのメリットがあります。

  • 極端に低すぎる相場の仕事を請けなくて済む
  • 案件が豊富で収入が安定する
  • 企業とトラブルになったときにエージェントが仲裁してくれる事がある

どれもフリーランスエンジニアとして生計を立てていく上で有効なメリットです。

極端に低すぎる相場の仕事を請けなくて済む

単価の安い案件を請ける必要がなくなる

個人と企業が案件取引すると、単価や期間などで不利な条件面を打診されることがあります

そのときにフリーランス側が「その案件を断るとつながりがなくなってしまう!」という状況だと引き受けるしかありません。

単価・納期などの条件に不満があっても率直に伝えるきっかけが少なく、止む無く請けることもあるでしょう。

ただし、フリーランスエージェント経由であればフリーランスの意見を集約した形でクライアントに代弁してもらえます。

エージェントに事情を説明すれば、客観的にクライアントに伝えてくれるでしょう。

個人の立場は弱いですが、このようにエージェントを利用すれば対等にクライアントと交渉が可能となります。

案件が豊富で収入が安定する

フリーランスエージェントを利用すれば安定して案件を受注できるようになり、フリーランスエンジンニアの弱点である収入の不安定さから解放されます。

逆に利用しないと、案件が途絶えた場合のために常日頃から営業活動が必要となります。

ときには付き合いのために無理して相談や対応することも必要となるでしょうが、フリーランスエージェント経由になれば案件に集中できます。

企業とトラブルになった時にエージェントが仲裁してくれる事がある

は社会的に立場が弱くなります。守ってくれる仲間がだれもいないからです。

案件受注後に企業側から契約外の無理な仕事を押し付けられることも珍しくありません。

エージェントサービスを利用していれば、エージェントが間に入って問題を解決してくれることがあります。

ときには弁護士などの紹介もしてもらえるでしょう。

おすすめのフリーランスエンジニア向けエージェント

この記事では数あるエージェントの中から、特にフリーランスエンジニアに向いているサービスを4つ厳選してみました。

おすすめは複数のサービスを利用することです。 なぜなら下記のメリットがあるためです。

  • 複数の情報を得ることでより良い選択ができるようになる
  • 会社に所属しないITフリーランスは複数のつながりを作るほうが安定する
 平均報酬額案件数拠点コメント
テックビズフリーランス60万円約5,000件全国対応独立経験がある担当者がアドバイスするため案件決定率は90%超え!さらに深夜、土日を問わず対応するため継続率も90%以上!
レバテックフリーランス71.8万円約540件(非公開率80%)東京(渋谷)、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都、名古屋、福岡、佐賀、札幌、広島、ベトナムレバテックフリーランスは平均報酬額が高く、78,000人が利用しています。全国展開もしているため総合評価が高く、最初に登録して情報収集するのに適したサービスです。
フォスターフリーランス67.5万円約5,000件(非公開率90%)東京(新宿)東証一部上場グループで優良案件が豊富。担当者のIT知識も高く、実際に満足度は90%となっている。ジムや旅行などが安くなる福利厚生も整い、安心のエージェントです。
エンジニアスタイル東京67万円10万件以上東京 案件数が10万件以上と圧倒的な豊富さ。使用する技術や希望の最寄駅から案件を探しやすのが特徴的なフリーランスエージェントです。
エミリーエンジニア68.3万円約1,640件東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、名古屋(愛知)、福岡、札幌エミリーエンジニアはSES経験者に高評価のサービスです。実に利用者の2人に1人がSES経験者で業務系の案件が豊富にあります。さらに5人に1人は年収1,000万円を超える高単価案件を担当し、SI系の方に特におすすめです。
ギークスジョブ67.5万円約1200件(非公開率80%)東京(渋谷)、大阪、名古屋、福岡ギークスジョブはレバテックフリーランスに次いで業界内での認知度が高いサービスです。レバテックフリーランスと併せて登録している人が多く、2大IT案件紹介サービスです。
IT求人ナビ未公開約5000件(非公開率80%〜90%)東京(豊島区)IT求人ナビは1ヵ月につき2000件以上の新規案件紹介しTOPクラス!案件が豊富なため最短3日のスピード就業も可能です。急ぎの方、たくさんの案件から選びたい方にピッタリです。
フリエン52万円約10,000件以上(非公開率不明)東京(恵比寿)フリエンは案件数の多さが業界内トップです。桁違いの案件数を誇るので、案件の幅もその分広いです。ただし報酬額は他のサイトと比べて少なめなので、レバテックフリーランスやギークスジョブで取れるのであればその方が良いでしょう。
High Performer89.7万円約50件(非公開率不明)東京(赤坂)High Performerは上流工程の案件が中心です。上流工程は基本的に単価が高いので、High Performerの報酬額は高くなっています。フリーランスの人は技術志向の人が多いですが、そうでない人はHigh Performerで高額案件を取る手もあります。

リモート案件が豊富なフリーランスエージェント

在宅で開発したいなら常駐から信頼を得て在宅案件に変更してもらう

フリーランスになって在宅で仕事したいという方も多いでしょう。

新型感染症をきっかけに在宅が可能なリモート案件は激増しました。

以前では全案件の5%もなかった状況でしたが、現在ではリモート案件は豊富な状況となっています。

ここでは、リモート案件が多いフリーランスエージェントを紹介していきます。

※案件数は「リモート」で絞り込んだ件数となります。

1位:ITプロパートナーズ(公開案件数:5,291件/公開在宅案件数:2,176件)

2位:フォスターフリーランス(公開案件数:2,504件/公開在宅案件数:2,167件)

3位:Midworks(公開案件数:8,294件/公開在宅案件数:750件)

4位:WorkShip(公開案件数:不明/公開在宅案件数:252件)

5位:フューチャリズム(公開案件数:2,818件/公開在宅案件数:97件)

案件が多いほど選択肢が多いため有利です。1位と2位がダントツで多いため両方登録して選ぶことで希望する案件も見つけやすくなるでしょう。

フリーランス必須!経理まわりで便利なおすすめツール・サービス

フリーランスになれば、請求書や振込確認、確定申告など自分の責任で行う必要があります。

そのときにとても便利なツールやサービスを紹介していきます。

請求周りにおすすめのツール

お金を振り込んでもらうためには、クライアントの締め日や検収後に請求書を発行する必用があります。

そのときに便利なのが、Misoca(ミソカ)です。

スマホやWebで利用できどこからでも使えます。

見積り、納品、請求の処理ができ、ステータス管理も可能。

月間5通までは無料でメールや郵送で送付が可能です。

>Misoca(ミソカ)はこちら

フリーランスエンジニアに年齢の限界ってあるの?

フリーランスエンジニアの年齢の限界と問題点ITフリーランスになったあとのことを不安に思う人が多いです。

その中でも、「何歳までITフリーランスとしてやっていけるの?」という質問を多く聞きます。

もちろん技術力があれば、何歳になってもフリーランスエンジニアとしてやっていくのは可能です。

しかし、現実には技術に追従し続けることの難しさがありますし、若い人のような働き方がいつまでもできるわけではありません。

年齢の壁というものは存在します。

それはなぜでしょうか?
主に以下の3つがあげられます。

  • 新しい技術についていけない
  • 体力の衰え
  • 世帯を持ち、固定費が上がる

それぞれ説明していきます。

新しい技術についていけない

一般的な会社勤めの50代は大半が管理職ですが、フリーランスエンジニアではそうはいきません。

常に現場で新しい技術を駆使していかなければならないのです。

しかし、人は誰しもが歳を重ねると考え方が保守的になり、凝り固まり、新しいものに挑戦しようとしなくなる傾向にあります。

50代にもなって新しい技術を習得するのは難しくなるのです。

体力の衰え

若いうちは、その気になれば1日10時間でも12時間でも働けるものです。

しかし、歳を重ねるほどに体力は落ち、腰や手首などの慢性的な痛みに襲われ、そして50代ともなれば老眼も患います。

プログラマ的な職種では、歳を重ねるほどに効率が落ちる一方なのです。

20代30代の頃のように長時間働いて無理をするということが、身体の都合で徐々にできなくなってしまうのが50代なのです。

世帯を持ち、固定費が上がる

一般的に50代ともなれば子供がいて、マイホームや子供の学費に追われる年代です。

当然、いくら節約しても家庭を維持するための固定費は高止まりのままなのです。

20代のうちは単価の低い案件でも何とかやりくりできていたけれど、50代になるとそうはいきません。

また、突発的に収入が落ちてしまうとどうにもならなくなってしまいがちです。
身軽な20代と世帯持ちの50代はここが決定的に異なります。

50代でもフリーランスエンジニアとしてやっていくには?

このように、どうしてもエンジニアは年齢的に壁が存在するのは事実です。

それでは、50代を過ぎるともうフリーランスエンジニアとしてやっていくのは不可能かというとそうではありません。

PG工程しかできないプログラマーであれば50代以降も続けていくのは厳しかもしれません。

ただしプロジェクトマネジメントや企画・集客などの幅が広いお仕事ができると50代でも活躍できるでしょう。

つまり「20代、30代と同じ土俵でなく、50代ならではの経験・スキルで企業に貢献できるか?」が大切なポイントとなります。

フリーランスエンジニアについてよくある質問と回答

独立してフリーランスになるのは勇気が必要ですよね。

ここではフリーランスエンジニアについてよく聞かれる質問をまとめました。

会社員を辞める前に情報は収集しておきましょう。

フリーランスエンジニアは未経験でもなれますか?

未経験からフリーランスエンジニアになるのは困難です。

スキルはもちろん、企業での実務経験が必要となります。

3年は企業で実務を覚えましょう。

在宅の仕事はありますか?

2019年現在は在宅の案件は「ない」といっても過言ではありませんでした。

ですが2020年以降のリモートワーク化の加速により状況が大きく変わっています。

たとえばフューチャリズムが取り扱う案件の90%は在宅で開発できます。

人気案件も早いもの勝ちですので在宅案件に興味がある方は早めに相談をしてみましょう。

エンジニアにおすすめのフリーランスエージェントはどこですか?

案件の多く知名度が高いエージェントはレバテックフリーランスです。

とにかくフリーランスは売上が不安定なことがデメリットであるため複数のエージェントを利用することがおすすめです。

また、福利厚生の手厚いフリーランスエージェントもおすすめです。

まとめ

この記事では「ITフリーランスとして働きたい」と検討している人に向けて、

  • 会社員とのデメリット
  • 年収の傾向
  • 在宅案件の有無
  • 今後の需要
  • 案件を見つけるおすすめの方法
  • 年齢の限界

について紹介してきました。

ここまでお読み頂ければ、

  • フリーランスエンジニアになるにはどうすればいいのか、
  • あなた自身が向いているかどうか

が、おわかりいただけたのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアはいつのも人気の的です。

一方で、会社員エンジニアが思っている以上に、フリーランスエンジニアとして安定したキャリアを築ける人は少ないです。

憧れや勢いだけで会社を飛び出しITフリーランスと名乗ってみたはいいけれど、2年後には会社に出戻ってしまう人が後を絶ちません。

この記事を読んで、少しでも自分はフリーランスエンジニアに向いていないなと思ったのならば、今一度独立を考えなおすべきでしょう。

一方で、高齢少子化の影響で今後IT系の人材不足は確実視されており、またフリーランスエンジニアをサポートしてくれるエージェントの質も年々高まっているという追い風が吹いているというのもまた事実です。

フリーランスエンジニアになるかどうか迷っている人は、まずはネットワークエンジニアなどの資格を取得したり、プロジェクトマネージャーなどの経験を社内で積むことを強くオススメします。

ITフリーランスとして独立しなくても、必ずあなたのエンジニア人生の役に立つはずです。

もちろん、いざITフリーランスになった際には強力な武器となってくれるでしょう。

会社員時代に周到で緻密な準備をしてこそ、フリーランスエンジニアとしてのキャリアを安定させることができます。

この記事があなたの決断を少しでも後押しできれば幸いです。

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