こんにちは、私はフリーランスエンジニア向けの案件紹介サイト「案件ナビ」を運営する株式会社サクヤの脇元と申します。
普段、私はフリーランスとして働くエンジニアさん向けに就業先企業の案件をご紹介するコーディネーターという仕事をしております。
そこで200名以上のエンジニアの方々と接する機会があり、フリーランスとして成功する人、失敗する人を多くみてきました 。
今回はフリーランスエンジニアとして成功する人になる為に、成功する人、失敗する人の特徴を記事としてまとめてみましたので、ご紹介させていただきます。
昨今自分のスキルを活かして、会社に依存せずに自分の力だけで稼ぐ、フリーランスになる人が非常に増えてきていますよね。
中でもエンジニアは技術職の中の技術職。
自分の腕次第で、市場価値をいくらでも上げることが出来るので、エンジニアも優秀なエンジニアであればあるほど、フリーランスとして仕事を取っているイメージです。
しかし、フリーランスになって会社員時代よりも倍以上稼ぐ人もいれば、フリーランスになっても全然稼ぐことが出来ずに、失敗してしまう人も少なくありません。
そこで今回は、フリーランスエンジニアとして成功する人、失敗してしまう人のそれぞれの特徴や、仕事を取るためのテクニックなどについてご紹介していきます。
目次で流し読み
案件が早く決まり成功するフリーランスエンジニアの特徴
特徴1:タスク管理や健康管理など自己管理がしっかりできている
フリーランスになるということは、会社に属さずに仕事をすることになるので、仕事のスケジュールなどの管理を自分自身で行わなくてはなりません。
これまでは、会社に行って決められた時間仕事をすることでお金をもらっていたと思いますが、フリーランスになるとそうもいきません。
自分自身で、仕事を計画的に進めて行かないと、仕事が終わりません。
仕事が終わらないということは、お金を稼ぐことができないので、自分で自己管理が出来る人でないとフリーになることは難しいです。
また、作業時間を決め、生活リズムを整えることができている人は、体調を崩しにくいので、とても良い仕事ができる傾向があります。
特徴2:オンラインサロンやセミナーなどのコミュニティに参加している
フリーランスといえど、1人でずっと孤独に仕事をするのはなかなか難しいものです。
この「孤独」はフリーランスが抱える悩みの1つでもあるのですが、オンラインサロンやセミナーなどのコミュニティに参加している人であれば、同じフリーランスの人と出会えたり、そうでなくてもエンジニアの人と繋がれたりする機会が常に持てる環境を作ることができるので、孤独に押しつぶされそうになることも少ないです。
成功している人はフリーランスであっても、「仲間」の存在は重要視していて、人との交流を常に行おうとしている人が多いのです。
特徴3:キャリアに対するビジョンが明確にある
3つ目は、キャリアに対するビジョンが明確にあることが挙げられます。
成功する人は、自分がどんなことをやりたいのか、また将来的にどんなエンジニアになりたいのかがはっきりしていて、常に上を目指そうという傾向が強いです。
そのため、結果的に周りから認められ、さらに仕事を頼まれるという好循環になるので、キャリアビジョンをしっかり立てておけることも特徴の1つです。
成功するフリーランスエンジニアの3つの特徴
- タスク管理や健康管理など、自己管理がしっかりできている
- オンラインサロンやセミナーなどのコミュニティに参加している
- キャリアに対するビジョンが明確にある
案件が決まらない!失敗しがちなフリーランスエンジニアの特徴
特徴1:納期を守らない
納期を守らないということはフリーランスとして一番やってはいけない行為です。
これをやってしまうとクライアントからの信用が一気に落ち、仕事をなかなかもらえなくなってしまうことが多いです。
失敗するエンジニアは案件の管理が自分でしっかりできておらず、納期を守れなくなり、クライアントから仕事をもらえなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
特徴2:タスク・スケジュール管理ができない
次にタスクやスケジュールの管理ができないことも、失敗するフリーエンジニアの特徴です。
タスクを管理できなかったり、スケジュールを管理できなかったりすると、生産性が落ちて、納品できなくなったりすることに繋がります。
また、フリーランスの場合は自分で休日を決めることもできるので、その日の気分で休んだりできますが、そういう人は大抵うまく行きません。
しっかりと中・長期で計画を立てることができなければ、フリーランスとして仕事をすることは難しいでしょう。
特徴3:スキルアップしようとしない
3つ目はスキルアップなどについて考えないで、現状に満足してしまうことです。
エンジニアの世界は常に日進月歩で技術が進んでいて、新しいスキルを身につけなければ、時代の流れについて行くことはできません。
そのため、フリーエンジニアであれば尚更、常に新しい知識を入れて、情報をアップデートしていき、よりクライアントから必要とされる人にならなくてはなりません。
失敗しがちなフリーランスエンジニアの3つの特徴
- 納期を守らない
- タスク・スケジュール管理ができない
- スキルアップしようとしない
案件が決まる!クライアント面談におけるテクニック
フリーランスとして仕事をもらうのであれば、ほとんどの場合、業務委託案件になることがほとんどかと思いますが、その場合、必ずと言っていいほど、クライアントとの面談があります。
ここで何かおかしいと面談したあとに落とされてしまうこともあるので、案件を獲得するためにも意識しておきたいポイント3つをご紹介していきます。
ポイント1:受け答えをしっかりと行うこと
クライアントが面談で見たいポイントとしては、しっかりとコミュニケーション能力があるかどうかについてです。
挨拶をきちっとする、聞かれたことにしっかりと答えるなど、当たり前のことができていれば基本的に問題はないので、しっかりと受け答えができるようにしましょう。
ポイント2:アピールポイントを明確にすること
自分のアピールポイントを明確にすることで、相手に好印象を与えます。
経歴などは隠しようがないですが、アピールポイントは自分で作ることができるので、どんな言語が得意で、前職ではどんなことをやっていたことが自分の強みなのか、など考えておけばいくらでも伝えられるので、ぜひともアピールポイントを明確にすることは意識してみてください。
ポイント3:見た目をきちんとすること
ベンチャー企業などであれば、私服で面談することも多いかと思いますが、ある程度大きい会社だと、スーツなど服装を指定されたりすることもあるので、そう言った場合、だらしない着方をしていないかなどをしっかりと注意しましょう。
絶対に注意して欲しいこととしては、まず、スーツに関しては、サイズはダボっとせずスマートに見える着方をしているか、清潔感があるか、服装以外で言うと、爪はしっかりと切ってあるか、女性であれば髪型はしっかりと縛ってあるか、男性であれば、顔がしっかり見えるか、などが主に注意するべき点として挙げられます。
きっちりと相手に好感を持たれる服装をして面接に臨みましょう。
クライアント面談で案件が決まりやすくなる3つのテクニック
- 受け答えがしっかりできるようにする
- アピールポイントを明確にする
- 相手に好感を持たれるように見た目をきちんとする
フリーランスエンジニアとして成功し続けるために意識するべき3つのポイント
フリーランスエンジニアは案件の切れ目がどうしてもあります。
案件がなくなれば当然、給料もなくなります。
そこで案件を安定的に獲得できているフリーランスエンジニアの傾向を紹介していきます。
意識することで長く安定的にフリーランスエンジニアを続けられるでしょう。
ポイント①アウトプットを欠かさない
フリーランスのエンジニアであるなら、なおさらアウトプットし続けることが重要です。
アウトプットをしていくと自分の世界が圧倒的に広がっていきます。
エンジニアとして勉強会やイベントに参加することで、自分の知らない世界の人と交流することが出来るので、自分の力がどのくらいのものなのか理解することが出来ますし、他のエンジニアさんの技術を盗んで自分の糧にすることも出来ます。
自分のプロダクトを発表することで、他の人から評価をもらえるので自分が思っていた以上の評価をもらったりすることが出来たり、自分自身のブランディングにもつながるので、ぜひアウトプットしてみてくださいね。
ポイント②時代を読んで技術を習得する
アウトプットもとても大事ですが、インプットも非常に大事です。
エンジニアの中には、新しい言語やスキルに関して今実務で使うことが出来ないから、勉強しても仕方ないといったネガティブな意見を見かけます。
しかし、今業務で使えないからこそ、先に勉強しておくことで技術を先取りすることが出来ますし、時代の先駆者になることができる可能性を秘めています。
フリーランスであればなおさら、重宝される存在になることもあるでしょう。
大切なのは「時代を読む」ということです。
時代を読んで、次に市場が必要とするであろう、スキルを手に入れ、自分自身をブランディングして行くことで、より仕事を獲得しやすい環境を作り出しましょう。
ポイント③1つ1つの仕事がオーディションのつもりで臨む
フリーで活動して行く上で、一番大事なのはお客さんとの継続的な関係を築いていけるかどうかです。
常に仕事を頂いているという意識を忘れずに、1つ1つの仕事をオーディションを行っているつもりで仕事をすることで、他のエンジニアと差がつけられますし、相手が求めるものより上の仕事をすることで、より継続的に案件が貰いやすくなります。
フリーランスである以上より1つ1つの仕事を丁寧に行うことをこころがけましょう。
フリーランスエンジニアとして成功し続けるために意識すべき3つのポイント
- ポイント① アウトプットを欠かせない
- ポイント② 時代を読んで技術を習得する
- ポイント③ 1つ1つの仕事がオーディションのつもりで臨む
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、フリーランスエンジニアで失敗する人と成功する人の特徴を中心にご紹介してきました。
これからフリーランスになろうとしている人はぜひ本記事を参考にして、自分がフリーランスになれるかどうかしっかりと考えてみてください。
著書プロフィール
株式会社サクヤ
案件ナビ
コーディネーター 脇元 千絵
弊社が運営する案件ナビでは、1,000社以上の企業様から上がってくる案件情報を随時アップしております。
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また、非公開の案件も多数ありますので、ぜひ一度案件ナビへのご登録をお勧めしております。
ぜひ、ご面談でお会いできることを楽しみにしております。