フリーランスエージェントおすすめ12社比較!ITエンジニアが選び方を徹底解説

フリーランスエージェント選びにあたり、どれがおすすめなのか気になりませんか?
筆者は大手SIerとメガベンチャーでITエンジニアを経験したのちにフリーランスとして独立しました。
当時はフリーランスエンジニアとして転身するにあたり多くの苦労をしてきました。
その一つが、売上の安定化です。
いくら高い単価の案件を請けても翌月に案件がなくなり売上がゼロ円になってしまっては意味がありません。
「いまの案件が終了した後、どうなってしまうんだろう」と考えると不安で仕方なかったことを思い出します。
そのためフリーランスエージェント選びは売上が安定するサービス選びをすることを強くおすすめします。
単価やマージンについては独立時にそれほど気にしないでも大丈夫です。
売上の安定化に比べたら優先度は低いです。
この記事では不安なくフリーランスエンジニアになるためにおすすめなエージェント選びと具体的なサービス紹介をしていきます。
失敗したくない方は必ず一読することをおすすめします。
フリーランスエージェントおすすめ12社を徹底比較
フリーランスエンジニアとして独立するためには安定性を重視してフリーランスエージェントを選ぶことが重要であると紹介してきました。
ここでは筆者おすすめのフリーランスエージェントを紹介していきます。
いずれも独立を検討している方の登録・相談は歓迎されており、無料で相談できます。
気になるサービスは早めに相談しておき優良案件を紹介してもらえるようにしておきましょう。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスはフリーランスエージェントを15年間運用している老舗のサービスです。
そのため登録者数No1、認知度No1を誇っています。
案件も継続性が高く契約の90%が更新となっており安定した売上が期待できます。
案件数も3万件ほどあり業界最大級です。
専属の担当者がつき、案件探しから単価交渉までレバテックフリーランスが担当します。
このような安定して働ける状況に加え利用者の平均年収は60%の人がアップし862万円となっています。
レバテックフリーランスは、たぶんけっこういいエージェント。ほかと比べても優れているところが目立つ、相談がしやすく、常駐先とのトラブルも解決してくれて、なにより営業力が高い。
エンジニアは営業せず、エンジニアリングに集中できる。やはり、調べた甲斐があった。
— プルチノフ (@purtinof) February 13, 2021
独立に向けて情報収集するためにもまずは登録・相談することがおすすめです。
>レバテックフリーランスに無料相談
フォスターフリーランス
フォスターフリーランスも運営実績が20年と非常に長く、そのノウハウから利用者の満足度は90%以上と非常に評判の良いフリーランスエージェントです。
直請案件や大手SIerの案件が多数あり、やりがいを感じる案件が豊富です。
担当者も付き、定期的にランチ形で近況を共有する機会もあり安心して働くことができます。
ただし、残念ながら全体の90%が非公開案件のため登録は必須です。
無料で登録ができ5,000件近い案件を見ることができます。
>フォスターフリーランスに無料相談
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは週2日から参画できるお仕事が見つかるフリーランスエージェントです。
在宅のお仕事もあるためエンジニアの副業にも人気のサービスです。
紹介されている案件は仲介会社がなく直案件のため不要なマージン手数料がなく高単価となっている点も魅力的です。
報酬即日払いサービスにも対応しているため貯蓄に余裕がない方でも独立しやすい環境が整っています。
ただし、90%以上が非公開案件ですのでチェックされたい方は無料登録して案件をチェックしてみましょう。
5,000件以上の案件があります。
フリーランスエージェント数社と面談をして案件紹介をしてもらったが、的確な案件を用意してくれたのはDYMテックとITプロパートナーズだけだった。
あとのエージェントは、
え、何この案件。全然ワイのスキルと違うんだが。話聞いてたかな??
って印象でした。#転職 #個人事業 #エージェント— ADHDのごみ箱˙˙ (@ADHD_1990) March 22, 2022
>ITプロパートナーズに無料相談
Midworks
Midworksは2016年に立ち上がったフリーランスエージェントです。
短い運営歴を補うために独自の魅力が多くあります。
例えば「正社員並みの保証」と題し、報酬保証サービスを提供しています。
万一、次の仕事が決まらず収入が途切れたときにも安心して案件探しができます。
実際に利用されているケースもあるようですがおおよそ1ヶ月〜2ヶ月程度で次の案件が決まる方が多いとのことです。
運営しているBranding Engineer社はマザーズに上場し安心して利用できる点も見逃せません。
案件数も2,000〜3,000件ほどあり、選択肢が多く一度登録してチェックしてみましょう。
>Midworksに無料相談
フューチャリズム
フューチャリズムは上場企業であるポート社が運営するフリーランスエージェントです。
案件は関東を中心に約2,500件ほどあり、細かな条件から探すことができます。
独立前の相談に力を入れており、「とりあえず相談」という方でも登録を歓迎しています。
個人事業主として一歩前進したい方は一度相談してみましょう。
>フューチャリズムに無料相談
Workship
Workshipは副業から独立を目指したい方におすすめのフリーランスエージェントです。
週1〜3日でリモートOKの案件が豊富なため取り組みやすいとエンジニアに人気のサービスです。
希望すれば担当者が付きますが、単に案件を見るだけも可能です。
エンジニア以外のデザイナーやマーケッターなどの案件もあり、複数領域が得意な方にもおすすめです。
「独立は興味あるけど現実的ではないなぁ」と悩んでいる方はWorkshipで副業経験を積むところからはじめることがおすすめです。
>Workshipに無料相談
クラウドテック
クラウドテックは、クラウドソーシングで有名なクラウドワークス社が運営しているサービスです。
クラウドワークスと違いIT開発者向けの案件マッチングサービスに特化しています。
特筆すべき点は案件の70%以上がリモートの仕事です。
在宅で案件を受けたい方は要チェックです。
弱点は専属の担当者が付かない点です。
案件数も1,000件未満となっています。
ですが、日本トップクラスのクラウドソーシングを運営しているため案件が多く集まっており「案件がない」という最悪の事態を回避できる点では弱点を補っていると言えるでしょう。
geechs job(ギークスジョブ)
geechs jobは全国展開しているフリーランスエージェントです。
関東はもちろん、大阪・名古屋・福岡に支店があり、地方でのフリーランス案件を紹介しています。
年間契約数も1.2万件を超え日本最大級のフリーランスエージェントです。
平均年収も820万円以上となっており各地域で無料セミナーを開催しているため興味がある方は一度、セミナー参加や登録して無料相談してみることがおすすめです。
PE-BANK
PE-BANKは何と30年の運営実績のあるフリーランスエージェントです。
システム開発の黎明期から運営しているため、受注しづらいプライムベンダーの案件も取り扱っています。
実際、ホームページの取引先一覧を見ると富士通や日立など大手SIerが多数並んでいることに気づくでしょう。
大手ベンダーのプライム案件は高単価で上流工程が一般的です。
売上はもちろん、フリーランスとしての実績も積むことができるでしょう。
拠点数も北海道から九州まで10箇所を超えています。
- 札幌
- 仙台
- 横浜
- 名古屋
- 大阪
- 京都
- 岡山
- 広島
- 福岡
大手の案件に携わりたい人はPE-BANKに登録し、大手案件の紹介をお願いしてみましょう。
>PE-BANKの無料相談
ポテパンフリーランス
ポテパンフリーランスは関東を中心としたフリーランスエージェントです。
案件数は500件程度と少ないため独立時にメインとして利用はおすすめできませんが週3・4日の案件があるため条件に合わない場合は登録・相談をしてみましょう。
>ポテパンフリーランスに無料相談
エミリーエンジニア
エミリーエンジニアはSESから独立したい方に人気のフリーランスエージェントです。
案件は200件弱と少なく規模も大きくないため担当者との距離が近く丁寧にサポートが受けられると人気です。
平均年収は約820万円で5人に1人は1,000万円を超えています。
ただし案件数は少ないため他のエージェントと合わせて利用することをおすすめします。
テックビズフリーランス
テックビズフリーランスは、ITフリーランスをトータルで支援するフリーランスエージェントです。
独立から案件参画後まで専属コンサルタントがサポートしてくれるので、エンジニアは安心して案件に取り組むことができます。
常時約30,000件の案件を保有しており、紹介される案件が多いことで評価が高いサービスです。
また、様々な提携サービスを会員限定でお得に利用することができるので、フリーランスの福利厚生という面でも充実しています。
中でも、udemyは新しい言語や技術を習得するためにも、お得に利用できるのはとても魅力的です。
相談は土日や平日夜間でも対応してもらえます。
日頃業務で多忙な方やこれから独立を検討している会社員の方でも利用しやすいので、ぜひ登録して利用しましょう。
ランサーズ・クラウドワークスは案件探しに適さない
案件のマッチングプラットフォームとしてランサーズやクラウドワークスは非常に有名です。
ですが筆者としては利用をおすすめできません。
なぜなら案件の発注主に零細企業が多くかつIT開発に関して素人であるため
- 単価感が低い
- 無茶な納期や仕様を求められる
となっているためです。
そのため初心者のうちはクラウドソーシングを利用せずフリーランスエージェントの利用をおすすめします。
フリーランスエージェントの選び方
フリーランスエンジニアのメリットは多くあります。
年収1,000万円も夢ではありませんし在宅での仕事もあります。
ですが、独立するにあたりデメリットも非常に大きいです。
一番のデメリットはサラリーマンの給与と違い仕事がなくなればお金が入ってこないという売上の不安定さです。
独立直後は実績がないため社会的な信用はなく、銀行からの借り入れは断られますしクレジットカードの審査にも通らないことが多々あります。
つまりフリーランスエンジニアの最大のリスクは売上の不安定さです。
そのため、フリーランスエージェントの選び方は売上の高さよりも安定を重視しましょう。
実は安定した売上の「継続」が一番難しいのです。
フリーランスエージェントとは企業案件とITエンジニアを仲介するマッチングプラットフォームです。
売上金額からマージンと呼ばれる手数料が取られるためマージンが低いフリーランスエージェントが好まれる傾向です。
ですが、それは売上を軸にした選び方であるためおすすめできません。
独立直後は案件がなくなっても間を開けずに案件を紹介したり売上を保証するフリーランスエージェントを選びましょう。
また「独立=在宅」にこだわる人もいます。
新型感染症が流行る前は、在宅案件は皆無でしたが現在はリモートワークのお仕事も一定数あります。
ただし、在宅案件は人気ですぐなくなってしまうため、フリーランスエージェントに登録をしておき、良い案件がでたらすぐに独立をするように準備をしておきましょう。
では安定な売上を確保するためにどのようなフリーランスエージェントを選ぶべきか具体的に紹介していきます。
ポイントは次の5つです。
- 案件が多いこと
- 福利厚生が充実していること
- 担当がこまめにサポートしてくれること
- 複数のフリーランスエージェントに相談すること
- 単価が高いこと
順に紹介していきます。
案件が多いこと
売上の安定化のためには案件の数が重要です。
案件が少なければ、条件に合う求人に出会える確率も減るためです。
案件数が多いことを重視しましょう。
案件の多さを注視すると必然的に大手フリーランスエージェントになります。
小規模なサービスよりもITプロパートナーズやレバテックフリーランスなどのように大規模なものを選ぶことがおすすめです。
福利厚生が充実していること
フリーランスエージェントによっては福利厚生が充実しているサービスがあります。
例えば、Midworksでは「報酬保証サービス」があります。
次の仕事が決まらず収入が途切れてしまった場合でも収入の保証を受けられます。
他にも報酬を先払いで受け取ることができます。
特にITプロパートナーズは手厚く、オンラインで手続きを進め即日で振り込んでもらえます。
フリーランスになると「支払いサイクル」といって売上が振り込まれる日程を確認する必要があります。
作業月の翌月末(1ヶ月後)や翌々月末(2ヶ月後)などが一般的で、その間は売上が入ってきません。
独立直後では先払いできるシステムが非常に助かることもあります。
担当がこまめにサポートしてくれること
困ったときにすぐにフリーランスエージェントに相談できる関係性も非常に重要です。
サービスによっては担当者がすぐ変わってしまい、顔をあわせたことがないケースも出てきます。
「来月から案件がなくて困った・・・」といったときに、すぐに頼れる担当者がいることが非常に重要です。
例えばレバテックフリーランスではあなたの代わりに営業代行を行ったり専属の担当者が定期的にランチを実施するなどのサポートが充実しています。
このように日頃から定期的に顔をあわせて近況を共有できるサービスがおすすめです。
複数のフリーランスエージェントに相談すること
筆者は複数のフリーランスエージェントに相談したことがありますが、サービスや担当者によって対応は様々です。
親身にコンタクトをくれる方も入れば、そうでない方もいます。
フリーランスは全て自己責任であるため困ったときにすぐに相談できる環境準備が非常に大切です。
最低でも3サービス以上は登録・相談をしておき、相性が良く信頼できる担当者と出会っておくことが安定してフリーランスエンジニアになるために重要です。
単価が高いこと
独立直後は「安定」を優先としてフリーランスエージェントを選ぶべきですが単価の高さも無視するわけにはいきません。
上述した条件を満たしたエージェントの中から単価の高い案件を多く取り扱っているサービスを選びましょう。
単価は案件によって大きく変わってしまうため実際に相談し、自分がマッチする案件の単価感を確認しましょう。
これは独立を検討している状態であれば誰でもしておくべきです。
いざ独立したときに「思っているほど単価が高くなかった・・・」といったように計画が狂わないようにするためです。
複数のフリーランスエージェントに相談し高いサービスを把握しておきましょう。
コラム:マージンや手数料については過度に気にしない
単価をチェックする際にフリーランスエージェントが間引くマージン手数料が気になる方も多いでしょう。
ですがマージン料は気にしないことをおすすめします。
なぜならマージン料よりも自分に振り込まれる報酬料の方が重要なためです。
確かにマージン率が低いほど報酬は高くなりますがそれであればフリーランスエージェントを使わず自分自身で営業活動して案件を取得した方がよいでしょう。
フリーランスエージェントは売上安定のために重要な存在です。
細かなマージン率をチェックせず、安定して独立をするために上手く活用させてもらうことを意識しましょう。
ここまでフリーランスエージェントの選び方を紹介してきました。
実際にはどのようなサービスがおすすめかを次で紹介していきます。
エンジニア未経験者はフリーランスエージェントを利用できない
エンジニア未経験者はどのフリーランスエージェントも案件が紹介できない状況です。
最低でも3年ほどの開発経験を有している方が対象となっています。
もし未経験でフリーランスエンジニアとして転身を考えている方は独立ではなくIT派遣を検討してみましょう。
フリーランスは誰からも教えてもらえませんがIT派遣であれば仕事をしながら学べる環境が多々あります。
さらに複数の現場経験を積むことができるため急成長することができるでしょう。
このように未経験からはじめ早くスキルと経験を積む手段としてIT派遣は有効です。
興味がある方はリクルートスタッフィングが運営するITスタッフィングに登録し相談してみましょう。
ITエンジニア未経験でも案件を紹介してもらえる可能性があります。
まとめ
フリーランスエージェントはマージン率や単価ではなく安定性を重視することがおすすめであることを紹介してきました。
売上の安定のためには
- 案件が多いこと
- 福利厚生が充実していること
- 担当がこまめにサポートしてくれること
- 複数のフリーランスエージェントに相談すること
- 単価が高いこと
に注視してサービス選びすることがおすすめです。
筆者のおすすめは以下のフリーランスエージェントです。
- レバテックフリーランス
- フォスターフリーランス
- ITプロパートナーズ
- Midworks
- フューチャリズム
- Workship
- クラウドテック
- geechs job
- PE-BANK
- ポテパンフリーランス
- エミリーエンジニア
- テックビズフリーランス
まずは複数に登録・相談をして魅力的な案件紹介を受けたり、相性の良い担当者を見つけてください。
独立すると同僚や上司という存在がなくなり頼れなくなります。
そのため困ったときに頼れる環境を作り独立することがフリーランスエンジニア成功の鉄則です。
ぜひお試し下さい。