残業・土日出社・炎上プロジェクト・・・
SEの話を聞くと「この世はブラック企業しかないのか?」と思えてきます。
ただ脅すわけではありませんが、ブラック企業は非常に多いです。
評判のよい転職エージェントをうまく利用してブラック企業を回避すれば良いのですが、なぜかあまり相談せずに転職する人があとをたちません。
ネットで収集して適当に応募してしまう方が多いのが実情です。
そこでこの記事では、普段エンジニアの採用担当をしている私が
- だれでも見分けやすいブラック企業の見分け方
- ホワイト企業に入る方法
をお伝えしていきます。
この記事を読むことで、ブラック企業 にあたる確率は確実に下がりますし、見分ける力がつきます。
転職はリスクが高い選択です。
最後までお読みいただき、後悔のない転職を実現してください。
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目次で流し読み
- 1 SEブラック企業の見分け方!ブラック企業の特徴8選
- 1.1 ブラック企業の特徴1:完全週休二日制でない企業はブラック
- 1.2 ブラック企業の特徴2:ホームページの更新がされていない企業はブラック
- 1.3 ブラック企業の特徴3:退職した社員がいつまでも掲載されている企業はブラック
- 1.4 ブラック企業の特徴4:金融・ゲーム・医療業界は過酷!
- 1.5 ブラック企業の特徴5:圧迫面接・詰める質問をする企業はブラック
- 1.6 ブラック企業の特徴6:未経験者を大量に中途採用している企業はブラック
- 1.7 ブラック企業の特徴7:会議室が汚い企業はブラック
- 1.8 ブラック企業の特徴8:「社員の挨拶がない」も危険信号!
- 1.9 コラム:技術が無い「プログラマー」は危うい!技術なきプログラマーは使われるキャリア
- 2 社員に突撃!富士通SE・日立SEはブラックか?
- 3 派遣SEも零細企業はブラックの可能性が高い!大手派遣会社を選ぼう
- 4 ブラック企業を避けてホワイト企業に入るSE転職法!
- 5 フリーランスエンジニアも視野に入れよう!年収1,000万も近い!
- 6 まとめ
SEブラック企業の見分け方!ブラック企業の特徴8選
まずは、ブラック企業の見分け方をご紹介していきます。
ブラック企業にはさまざまな「特徴」があります。
これに当てはまれば必ずブラック!というわけではありませんが、可能性が高くなります。
それでは見ていきましょう。
ブラック企業の特徴1:完全週休二日制でない企業はブラック
このご時世、完全週休二日制でない企業はそれだけでブラックであることを疑われます。
IT業界は基本的に多くの企業が週休二日制を採用しており、なにか特殊な事情がない限り週休二日制でない場合にはブラックであることを疑うべきでしょう。
ブラック企業の特徴2:ホームページの更新がされていない企業はブラック
ホームページは企業の顔です。
ホームページを見れば「経営者の姿勢」や「会社の体質」というものが見え隠れしています。
ホームページが最初に作ったまま何も更新されている気配が無いというのはブラックの可能性があります。
ホームページの管理に人を割けていないのか、とくに更新する情報がないのか、ともかく企業活動が見えないのは危険なシグナルです。
ほかにもホームページの作りが雑なところも危険でしょう。
ブラック企業の特徴3:退職した社員がいつまでも掲載されている企業はブラック
ブラック企業はとにかく人がすぐに辞めます。
通常、辞めた社員はホームページなどの公開情報には載り続けることは少ないです。
しかし、ブラック企業では社員が定着しないために公開された情報が更新されることもなく、ずっと掲載され続けているということがあります。
まるでたくさんの社員が在籍していると見せかけるためにあえて情報を残しているということもありますので注意が必要です。
ブラック企業の特徴4:金融・ゲーム・医療業界は過酷!
SEはさまざまな業界に関わる機会がありますが、とくに金融・ゲーム・医療系の業界はプロジェクトが炎上するケースが多いです。
金融系は超巨大プロジェクト、ゲーム系は超短期プロジェクト、医療系では人の健康に直結するため不具合のインパクトが大きすぎます。
いわゆる「デスマーチ」になりやすいのです。
もし、これらの業界に特化した企業の場合は注意が必要でしょう。
ブラック企業の特徴1~4まとめ
- 特徴1 完全週休二日制でない
- 特徴2 企業のホームページの更新がされていない
- 特徴3 退職した社員がいつまでも掲載されている
- 特徴4 金融・ゲーム・医療業界の業界のプロジェクトは炎上するケースが多く過酷
ブラック企業の特徴5:圧迫面接・詰める質問をする企業はブラック
面接で圧迫面接をする、なぜか初対面で詰めてくるような企業は危険です。
たまたま面接官が悪かったという可能性もありますが、規模の小さい企業ほど、その面接官の権力は大きくなっていきますし、将来的に職場環境、働き方に問題を引き起こす可能性は大きいでしょう。
ブラック企業の特徴6:未経験者を大量に中途採用している企業はブラック
未経験者を大量に中途採用しているのはブラックの可能性があります。
ブラック企業は社員が定着しないのでとにかく人を集めたい、そのためには未経験者でも積極的に採用します。
未経験を大量に採用するのであれば研修制度がある程度整っている必要がありますが、ブラック企業はとりあえず現場で覚えろというスタンスを取る傾向があります。
ただし、新卒採用はブラックとは限りません。
教育カリキュラムがあり、会社に定着しているのであればホワイト企業でしょう。
逆に育たない社員を使い捨てる企業は定着しません。
面接で「新卒が1年後に在籍している割合はどれくらいですか?」と聞いてみましょう。
8割以下の場合は要注意です。
また社員数に対して2割以上の未経験者を採用している企業もブラックでしょう。
ブラック企業の特徴7:会議室が汚い企業はブラック
ブラックな企業を見分ける指標となるのが会議室です。
会議室が汚い企業はブラックな可能性があります。
ブラック企業の社員は、トップダウンの傾向が強いため、気配りの至らなさが随所に見られます。
会議室やお手洗い、受付周りなどにゴミや汚れがある場合は気をつけてください。
配線やホワイトボードの位置がぐちゃぐちゃなど随所で「気配りの無さ」が出ています。
ブラック企業の特徴8:「社員の挨拶がない」も危険信号!
面接で転職先企業に行くと、社員の方とすれ違うことがあるかもしれません。
そのときに、できる限り挨拶をしてみましょう。
あきらかに「不慣れな」感じの場合は危険信号です。
社員同士のコミュニケーションがうまくいっている会社は社外の人にもオープンな風土となっていることが多いです。
相手から挨拶されれば最高な会社ですね。
ITエンジニアの方必見
【裏技】ホワイト企業に年収アップして転職する方法
「転職で給料あがってもブラック企業かも・・」
たしかに、IT業界はブラック企業も多く過酷な労働環境が待ち構えています。
ただ、変化しないと市場価値が下がってしまい、機会を一生失います。
そこで一番良い転職法は、知り合いからの紹介です。リスクが一番ないです。
「でも頼れる知り合いがいない」
そんな方も大丈夫です。
転職コンサルタントをうまく利用すれば解決できます。
ただ、転職コンサルタントも「担当次第」です。
いま転職コンサルタントでおすすめは「レバテックキャリア」です。
裏技として職務経歴書を添付すると非公開の高待遇案件を優先的に紹介してもえます。
「エンジニア経験の有無・経験したことのある言語」だけの記載でも、アドバイザーが事前に求人をピックアップしてくれますのでおすすめです。
このサイトを運営していると情報が集まってきますが、めちゃくちゃ評判がいいです。
悩んで手が止まっているなら優秀な転職コンサルタントに出会えるうちに相談しておきましょう。
無料で利用できます。
ちなみにレバテックキャリアに登録した人は、マイナビIT AGENTにも登録しています。
ブラック企業の特徴5~8まとめ
- 特徴5 圧迫面接・詰める面接をする
- 特徴6 未経験者を大量に中途採用している
- 特徴7 会議室が汚い
- 特徴8 社員のあいさつがないと危険信号
コラム:技術が無い「プログラマー」は危うい!技術なきプログラマーは使われるキャリア
システム開発というのはどうしても上流工程・下流工程が発生します。
SE(システムエンジニア)はシステム要件、設計段階から関わりますが、基本的にPG(プログラマー)は開発の最終工程からしか関わることがありません。
技術がないPGは本当に設計書のとおりにひたすら簡単なプログラミングをしか任されず、技術的な成長が見込めません。
そのため、さまざまなプロジェクトを傭兵のようにたらい回しにされてしまうキャリアになってしまいます。
技術力を磨いて上級プログラマーになることができれば、技術アドバイザーとして上流工程から関わることができますし、SEとしてキャリアアップすることも可能でしょう。
決してPGが悪いのではなく、技術を磨き続ける上昇志向を持つことが重要になります。
社員に突撃!富士通SE・日立SEはブラックか?
富士通や日立といった大手SIerは果たしてブラックなのか。
実際に両社に務めている知人社員にインタビューをしてきました。
結論から言えば、これらの2つはブラックではありませんでした。
共通していたのは残業代がしっかり出る。働き方改革に企業として取り組んでいるため、一昔前のよりも働きやすくなっているという点です。
また、大手ということもあり福利厚生はしっかりしています。
さらに、定年までキャリアができているので1社で十分キャリアアップしていくことができるのも高評価でした。
数多くのプロジェクトを成功させてきた実績とノウハウは確かなようで、やはり大手ということで関われる業務の幅も多いです。
こうしてみると大手SIerならではの強みというのが随所に出ているようですね。
残業がやはり気になりますが、SEである以上、プロジェクト次第で残業が増えるというのは避けられない部分ではあります。
ブラック企業という条件には当てはまらないでしょう。
派遣SEも零細企業はブラックの可能性が高い!大手派遣会社を選ぼう
派遣SEになるのであれば、零細企業は避け、大手派遣会社を選びましょう。
派遣SEという業態を取っている零細企業はブラックの可能性が高いです。
派遣SEというのは自社で開発をするのではなく、社員SEを他プロジェクトに派遣という形で送り込んで業務を請け負います。
大手派遣会社であれば、プロジェクトの状況、性質などを精査しながら働きやすいところを選別してくれますが、零細企業は取れる仕事はなんでも取ってきてSEを送り込む傾向があります。
そのため、プロジェクトが炎上したり、派遣先で無茶な仕事を振られたりということが起こってしまします。
ブラック企業を避けてホワイト企業に入るSE転職法!
ブラック企業を避けてホワイト企業に入るにはどうすれば良いでしょうか。
それはなるべく大手、理念や理想が高くしっかりしている企業に就職することです。
とにかく安定を求めるなら大手SIerに入ること!
大手というのはガバナンスがしっかりしていて福利厚生や給与も良く、人が集まるだけの理由があります。
また、上場企業ともなれば下手なことができないため、ブラック企業になる可能性が非常に低くなります。
とはいえ、いきなり大手SIerを目指すことができれば苦労しないでしょう。
そのため、大手を狙うのが難しければステップアップで大手を目指しましょう。
まずは中堅企業で経験・実績を積み転職で大手を狙うのが有効です。
SIerといっても外資系やコンサル系など種類があります。「SIerとは?SEとの違いや業界の事情をやさしく紹介!」でSIerの選び方や大手SIerについて確認をしてください。
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SIerとは?SEとの違いや業界の事情をやさしく紹介!
「SIer(エスアイアー)」って難しそうな用語に感じますよね。 でもご安心ください。 筆者はSIerに7年在籍してきたた ...
社長の理念に具体性があり、実行されている企業はGOOD!
社長の理念に具体性があって、それをしっかり実行している企業はおすすめです。
軸の定まっていない企業がブラックになりやすいのは想像に難しくないでしょう。
なんでもいいから金儲けをしようとすれば社員に無茶な要求もするようになります。
社長の考えをよく聞き、理念に共感できる、その理念が社内で体現されていると感じることができれば、心置きなく力を発揮できる企業といえます。
社長・社員のSNSでポジティブな発信・高い理想・一貫性のある仕事感があればGOOD!
社長や社員がSNSでポジティブな発信をしている。高い理想や一貫性のある仕事感があるのは良いシグナルといえます。
夢や高い理想を持っている人間というのは発言も行動もポジティブなことが多いため、見ている側も引き込まれる「吸引力」を持っています。
社長や社員のSNSやホームページでの発言などがあればチェックしてみましょう。
期待!「ホワイト企業認定」で安心入社
ホワイト企業を探すのであれば「ホワイト企業認定」をチェックするのもおすすめです。
これは第三者機関によって一定の基準を満たした企業だけが「認定」を受けます。
ワークライフバランスや子育て支援といった最近注目されている項目をはじめ6つの項目で企業価値を評価します。
ホワイト企業に認定された企業はインタビュー記事などもありますのでチェックしてみましょう。
自分が働きたくなるような企業がたくさん見つかるはずです。
プログラミング言語だけで企業を案内する転職エージェントは避ける
転職エージェントはたくさんありますが、プログラミング言語だけで企業を紹介しているエージェントは避けましょう。
プログラミング言語だけでマッチングしているということは、人と企業、お互いのニーズを見ていない可能性が高く、両社がうまくマッチングするのは難しくなります。
自分がどのような会社で働きたいのか、希望する職場の雰囲気、プロジェクトの進め方など詳細な希望を汲み取り、企業を紹介してくれるエージェントを選ぶようにしたほうが後悔のない転職がしやすいです。
IT専門!国内最大級の求人数と実績「マイナビIT AGENT」
- 求人情報の8割が「非公開求人」で
トップクラスの求人数と国内最大級の実績 - 関東と関西に圧倒的な強み!大手からベンチャーまで
求人票にはない好条件をGET! - IT専門!キャリアアドバイザーはIT業界経験者!
転職の検討段階でも経験と事例から納得サポート!
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ブラック企業を避けてホワイト企業に入る転職法
- 安定を求めるなら、経験実績を積み大手SIerに転職する
- 社長の意見に具体性があり、実行されている企業かチェックする
- 社長や社員のSNSやホームページでポジティブな発信をしているかチェックする
- ホワイト企業認定をチェックする
- プログラミング言語だけで企業を案内する転職エージェントには注意
フリーランスエンジニアも視野に入れよう!年収1,000万も近い!
フリーランスという働き方も1つの選択肢になります。
フリーランスになれば大幅な年収アップも狙えます。
フリーランスエンジニアは月収60万~80万という契約が多く、年収1,000万を狙うことも夢ではありません。
いきなり自力でフリーランスになるのは難しいでしょうから、そういう場合はフリーランスエージェントがおすすめです。
案件を探してきて紹介してくれるというフリーランスで一番困る営業活動を代行してくれるので、仕事に集中することができます。
さらに、個人事業主では望めない福利厚生も利用できるということもあり、安心して働くことができるでしょう。
レバテックフリーランス
フューチャリズム
ポテパンフリーランス
まとめ
自分の完璧に理想の職場で働くことはなかなか難しいですが、世の中には社員のことをよく考えて環境を整えている企業はたくさんあります。
就職活動の際にはブラック企業の特徴をしっかり確認しながら企業をチェックしてみてください。
「この企業なら働いてみたい」というホワイト企業を見つけて自分の能力を存分に発揮できることを祈っています。