20代後半・30代のSE未経験者が転職を成功するための全知識

20代後半や30代は多くの方が転職を考える時期であり、SEへの転職を考える人も少なくありません。

専門性の高い職種であるSEは、年齢が高くなればなるほど転職が不利になります。

なおかつ、未経験であればその難易度は相当高いのでは無いかと思うかもしれません。

果たして本当に未経験でのSEへの転職は難しいのでしょうか。

ここでは、未経験からSEに転職する難易度とSEへ転職するメリット・デメリット、転職への最短ルートをご紹介しています。

未経験でのSE転職で年齢面の不安を感じている人はぜひご一読ください。

20代後半・30代の文系・未経験でもSEになれる!

SEというとどうしても専門的な知識と経験が無いとなれないイメージがあるかもしれません。

じつは大手のSIerでは毎年100人採用したら50人は文系・未経験者です。

つまり、ほとんどの人がスタート地点は同じということです。

あとは、転職組の定めでもある、「出遅れ分をどのように巻き返すか」だけが問題になります。

年齢的な部分としては、SEに転職するのであれば、若ければ若いほど望ましいということは言うまでもありません。

30代でもなれるといっても未経験からの転職のボーダーラインは32歳となります。

私はエンジニアの採用担当であるため書類選考や面接担当を行いますが経験上32才が上限です。

専門性のキャッチアップと社員とのコミュニケーション、その人のキャリアを考慮すると32才が限度だと考えるからです。

実際にあるプログラミングスクールを受講できる年齢の上限も32才だったりします。

未経験でもSEになる人の共通点4個

未経験でもSEとして一人前になれる人にはある共通点があります。

SEの資質と言える4つの共通点を持っていればSEとして向いている可能性があるといえるでしょう。

注意してほしいのはすべて必須というわけではないということです。

1つずつ見ていきましょう。

情報収集能力に長けている人

SEという仕事は、実際に業務に就くと自分で分からないことだらけです。

しかし、分からないことをすべて周りの人に聞いていたら自分だけでなく、周囲の人の手も止めてしまいます。

そのため、自分だけでもインターネットを駆使して調べることができるということは非常に重要な資質になります。

もちろん、自分で調べてもどうしても分からないということは出てきます。

そういう時に初めて周りの人に聞くようにしましょう。

そのときも、「問題点」「これまでの経緯」「自分の考え」を説明したうえで、相手の意見を聞くような質問の仕方をすることです。

相手に質問で返されるような質問の仕方は、お互いの時間のムダですし、質問の上手な人は相手にも「お?」と思わせることができます。

トレンドに敏感で常に情報を仕入れて勉強できる人

SEという職業は常に勉強をする必要があります。

IT業界は日進月歩で新しい技術が出て来る業界ですので、トレンドをしっかり抑えておかないとあっという間に時代に取り残されてしまいます。

そのため、情報のインプットはとても大切ですし、技術トレンドを楽しみながら情報収集できる人は成長も早いです。

気力と体力がある人

仕事が忙しいということで有名なSEですが、まったく忙しくないSEはほぼ皆無です。

忙しい時期は多くのSEに遅かれ早かれ来ると考えて良いでしょう。

問題はそのときに絶えられるだけの気力と体力があるか、ということです。

精神論みたいになってしまいますが、何の仕事でも健康的な精神と肉体を持っていることはとても大切なことです。

SEになる覚悟ができている人

ある意味、これが1番大切な資質です。

SEという職種はご存知のとおり非常に忙しいです。

そのうえ新卒組とは違い中途採用組はいわば「即戦力」として扱われます。

新卒は手取り足取り教えてもらえますが、中途採用組はそのようなことは期待できません。

日々の業務をなんとかこなしながら自分から積極的に勉強していく必要があります。

少なくとも3年間は必死に勉強しながら仕事をしていく覚悟が必要になります。

とはいえ前述したとおりSEという職業は常に勉強ですので、そう考えればそこまで絶望的になる必要もありません。

SEの仕事内容と採用後に任される仕事をやさしく解説

SE業務というのは大きく分けて「開発業務」と「管理業務」の2つをこなしていくことになります。

では具体的にどのようなことをするのか見ていきましょう。

SEのキャリアは開発者からプロジェクトマネージャーが大きな流れ

まずは、システム開発に必要な「開発業務」についてです。システム開発は大まかに分けると以下のフェーズで進行していきます。

工程業務内容SE担当
要求分析顧客の要求を聞き出し、分析することで問題点、ニーズを明確化する。
要件定義要求分析を元にシステムとしてどのように問題を解決するのかを検討する。
設計システムを構築するために必要な機能を決定し、各機能をプログラミングでどのように実現するのかを決定する。
開発設計書を元にプログラミングしていく。
テストプログラムが正しく動くのかをテストで確認していく。
導入完成したシステムを顧客に引き渡す。

開発業務という点ではSEはほとんどのフェーズに関わることになります。

会社によっては開発も担当するSEもいます。

そのため、プログラミングスキルは必須と言えるでしょう。

続いて「管理業務」についてですが、システム開発というものはシステムが大きくなればなるほど多くの人が関わることになります。

大手SIerは自社のみで開発することはほとんどなく、下請け、孫請け、ひ孫受けというように中小SIerと一緒に仕事をしていきます。

これらの下請け企業の取りまとめをするのもSEの仕事です。

具体的には「開発スケジュールの管理」「チームメンバーの問題点の管理」などを行なっていきます。

大手SIerでは新人でもいきなり100人規模のチームを管理することもあり、管理スキルと対人スキルが求められます。

キャリアプランとしてはどんどん「開発業務」よりも「管理業務」の割合が増えていき、最終的にはプロジェクト全体を統括する「プロジェクトマネージャー」になっていくのがSEのメジャーなキャリアプランとなります。

今後もSEは求められる存在

IT業界は慢性的な人材不足です。

たとえば経済産業省によれば、現時点で情報システム部門の人材不足は約17万人であり、このままIT業界が成長していくと2030年には約45万人が不足するといわれています。

参考:IT人材需給に関する調査|経済産業省

つまりSEとして一人前になることができれば職に困る可能性は低いといえるでしょう。

コラム:未経験で社内SEはあきらめよう

SEの中でも比較的業務が穏やかと言われる社内SEですが、未経験からいきなり社内SEになるのは難しいです。

IT業界とは関係のない会社が社内業務の効率化、マーケティングのために自前で情報システム部門を抱えることがあります。

社内SEというのは、そこで働くSEのことを呼び、基本的に少数精鋭であることが多いです。

そのため、一人ひとりのSEに求められるスキルは比較的高い傾向があり、未経験から社内SEになっても役に立たないというのが現実です。

しかし先にSEとしての実績と経験を積み社内SEに転職するというルートはありますので、まったく可能性が無いというわけではありません。

SEへ転職するメリット・デメリット

転職してみたら「想像いていたのと違った」というのはどの職業でも起こりうることです。

そのため、未経験からSEに転職するにあたり、メリットとデメリットをしっかり把握しておくことはとても重要になります。

SEへ転職するメリット4個

メリットとしては高い給料で、刺激的な仕事をできるという点が挙げられるでしょう。

刺激的でやりがいのある仕事ができる

IT業界は目まぐるしく変化していくため、常に勉強していく必要があるという反面、刺激的でやりがいのある仕事であると言うことができます。

新しいもの好きでどんどん挑戦することができます。

大規模システムで多くの人と関わりながら仕事ができる

SEという仕事の性質上、プロジェクトによって数十人~数百人と、多くの人と関わりながら仕事をすることができます。

そのため、チームワークや対人コミュニケーションが必要になるので人と関わりながら仕事ができます。

仕事中だけでなく、自分の作ったシステムが多くのユーザーに使ってもらえることで人の役に立っているということを実感しやすいという面もあります。

仕事さえできれば割と自由に働ける

SEと言っても常に忙しいというわけではありません。

業界的にもフレックス勤務で朝は10時出社OKというところや、有給取得がしやすいという業界風土もSE業界の特徴と言えるでしょう。

もちろん、どこの会社でも同じというわけではありませんので事前に確認しておく必要はあります。

給料面で他業種より恵まれていることが多い

SEはスキルさえあれば上を目指せる業種であり、資格や実績を積み上げていくことでより大きな仕事にチャレンジできるチャンスがあります。

また、残業が多いところでは残業代も見込めるため他業種よりも給料面で恵まれる傾向があります。

SEへ転職するデメリット3個

デメリットとしては残業や勉強でプライベート時間の確保が難しくなる、せっかく覚えた技術が陳腐化する可能性がある、などが挙げられます。

残業が多い

なによりもこの点がSE最大のデメリットといえるでしょう。

プロジェクトの遅延によって夜遅くまで残業をする必要が出てしまうということがあります。

スムーズに進むプロジェクトなら良いですが、元々無茶なスケジュールでスタートするようなプロジェクトもあるため、そのたびに残業ばかりの日々になるリスクがあります。

自己研鑽を積む必要がある

「SEの資質」で前述したとおり、SEは常に勉強することが求められます。

技術だけでなく、資格もさまざまなものがあり、会社によっては資格取得を奨励しているところもあり、せっかくの休日も勉強しなくちゃいけないということがあります。

残業と合わせてプライベート時間を確保するのが難しくなるということが言えるでしょう。

せっかく覚えた技術が陳腐化することも

IT業界は技術の移り変わりが激しく、せっかく業務で必要だから覚えた技術が1年や2年で古いものになってしまうという可能性があります。

どんどん新しい技術を吸収していく必要があります。

SE転職で失敗しがちな注意点

ここではSEの転職活動で失敗してしまうパターンとその注意点をご紹介します。

資格取得に時間をかける

「IT業界に転職するにあたり、資格の勉強を始めました。」この事自体は素晴らしいことです。

業界の基礎知識を入れておくという意味でも資格取得は有意義なものです。

しかし、SE転職志望で多くの人が目指す「基本情報技術者試験」は独学だと1年~2年はかかる国家試験です。

資格取得に1年も2年もかけるのであれば、その時間を転職活動に当てたほうが何倍も物事が早く進むというのも事実だということを肝に命じておきましょう。

資格は大事ですが、その前に転職することが目的であることを見失ってしまうと時間ばかり過ぎてしまうことになります。

資格は無いよりもある方が良いというくらいで、資格よりも志望動機や前職での経験の方が重要視されます。

採用する側としてはなるべく早く(若く)会社に来てもらって現場で経験を積んで欲しいというのが本音です。

誰にも相談せず独りよがり

転職の経験がないにもかかわらず、自分だけの判断で転職を進めてしまう人がいます。

転職活動で失敗する多くのパターンがこれに当てはまります。

転職活動は自分の今後の人生を左右する非常にデリケートかつ難しいものです。

人材業界には転職のプロフェッショナルがいるほどで、自分ひとりでどうにかなるほど甘くはありません。

転職のスキルや知恵のある人のアドバイスを受けることは自分の転職をスムーズに、後悔しない企業に就職するためにも非常に重要なことです。

転職へ向けた行動を後回しにする

転職活動はスピードが命です。

なぜなら、転職を後回しにすればするほど自分の年齢は上がっていき、企業が求める人材から離れていくことになるためです。

多くの人が「転職先をピックアップするだけで時間がかかってそのまま後回し」「ダラダラ転職活動をしている内に本業が忙しくなってしまい後回し」ということで転職に失敗していきます。

思い立ったら吉日、すぐに活動を開始してなるべく短期間で終わらせるのがポイントです。

おすすめの転職方法

なるべく短期間でモチベーションを失わずに転職できるおすすめの転職方法をご紹介しましょう。

20代と30代でおすすめの転職方法は変わってきます。

20代はプログラミングスキルを付けてから転職

20代の内は基礎となるプログラミングスキルを身につけて転職すると良いでしょう。

基礎的な知識であれば数か月で身につきますし、最近のプログラミングスクールは卒業時に転職保証をしてくれるところもあります。

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自己投資が確実に結果として返ってくると考えればかなり効果的な投資と考えることができるでしょう。

コースが豊富でマンツーマンサポートとキャリアアドバイザーの転職支援など手厚いサポートを受けられる「テックキャンプ プログラミング教養」もおすすめです。

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地方の方だとなかなか通いのプログラミンスクールは難しいという方もいるでしょう。

そういう場合は、オンラインのプログラミンスクールもありますのでご安心ください。

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オンラインスクールには転職保証の転職斡旋サービスはありませんが、その後に転職エージェントに申し込むことで転職アドバイザーが個別に付くなど、同様のサポートを受けながら転職を進めることが可能です。

プログラミングスクールは100校以上あるため、目的から選ぶことをおすすめします。

目的ごとにプログラミングスクールを紹介した「おすすめのプログラミングスクール29校を徹底比較!選び方とランキングを紹介」もありますのでご一読ください。

30代は直ぐに行動!選択肢は2つ

30歳以上の人には時間があまりありません。

いますぐに行動することが求められます。

方法としては2つあります。

方法1:ベストは転職を保証するプログラミングスクールにいますぐ応募

転職保証のプログラミンスクールで確実にプログラミングスキルを身につけて、そのまま就職を斡旋してもらえるところに応募しましょう。

ただし、30代にもなると受講可能なスクールも限られてくるので、選択肢は多くない中から選ぶことになります。

方法2:方法1がだめなら転職エージェントにいますぐ相談!

どうしても自分の希望するスクールが見つからない場合は転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントは多くの求人案件を抱えているため、未経験でも採用してくれる企業を紹介してくれます。

転職エージェントの紹介であればブラック企業に当たることはまずありませんので、安心してください。

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成功するために押さえておきたい志望動機や転職理由の書き方・伝え方のコツ

志望動機や転職理由と言われると難しく考えてしまう人が多いですが、採用する側の目線で考えればどのような答えを求めているのかある程度想像付くのではないでしょうか。

「なぜ未経験の自分がSEとして働きたいのか」「パソコンに関してはどのくらいの知識があるのか」「前職の経験をSEという仕事にどのように活かそうと思っているのか」こういった点を自分の経験に合わせて上手く伝えることが成功のコツといえるでしょう。

ポイントは「オリジナリティ」です。

面接対策本などに書かれている内容は人事担当の人は腐るほど聞いてきているので、きちんと自分の経験と照らし合わせて「自分にしか話せないエピソード・理由」を伝えることが大切です。

まとめ

まったくの未経験であっても20代後半・30代までであればSEに転職することは可能です。

SEは今後も優秀な人材が望まれる業種であり、一人前になることができれば職を失う心配はかなり低いと言えるでしょう。

そのためには、転職後の数年は業務と遅れを取り戻すための勉強を欠かさない「覚悟」と忙しい業務でもくじけない「気力」と「体力」が必須となります。

また、新しい技術を楽しみながら学ぶ好奇心もあると良いです。

SEという業種をしっかり理解して転職する上でのメリットとデメリットを把握しておくことは転職後に後悔しないためにも大切です。

そこで本当にSEに転職をしたいのであれば、転職保証のプログラミングスクールや転職エージェントを利用しながら、短期間で効率的に転職活動をしましょう。

転職は時間との勝負です。

時間が経てば経つほど不利になるということを肝に命じて、慌てず、慎重に、かつスピーディに進めることが大切です。

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