「仕事を辞めたい」と思ったとき、相談できる人は以外にも少ないものです。
同僚に言えば噂が広がるかもしれませんし、上司に言えば叱られ評価を下げられます。
でも何もしないと仕事中はストレスフルでしょう。毎日続くかと思うとゾッとします。
「どうしたらいいの?」「仕事やめたい」
と、解決の糸口が見つからない方はぜひ相談しましょう。
ただ辞めたい理由によって相談先は変わってきます。
この記事では辞めたい理由に応じて具体的なおすすめの相談先をまとめました。
相談せずに退職をすると転職先が見つからずより状況が悪くなるケースもあります。
辞めたいからすぐ退職届を出してしまうのではなく、必ず「相談」しましょう。
ダメ元で上司に相談してみたり、相談相手を変えてみるだけで道が開けるというのは実はよくあることなのです。
不満の根源をほんの少しの工夫でプラス要素に変えられるのであれば相談しない手はありません。
では早速本題にいきたいと思います。
目次で流し読み
- 1 仕事辞めるのはリスクが高い!まずは相談から始めよう
- 2 相談窓口は「仕事を辞めたい理由」から選ぶ!よくある理由の7ケース
- 3 ケース1の対処法:相談できない・・・精神的に追い込まれている方はいますぐ専門家に相談!
- 4 ケース2の対処法:パワハラに関する相談は人事部・労働組合・総合労働相談コーナーに相談
- 5 ケース3の対処法:長時間労働・未払い賃金などの労働環境の相談は労働組合・労働基準監督署が相談窓口!
- 6 ケース4の対処法:人間関係に関する相談はメリット・デメリットを考慮して相談先を選ぼう
- 7 ケース5の対処法:キャリアに関する相談は上司・先輩・人事部・転職エージェントに相談がおすすめ!
- 8 ケース6の対処法:年収アップさせたい方は転職エージェントに相談!
- 9 ケース7の対処法:退職に関する相談なら上司・人事部・退職代行に相談
- 10 コラム:仕事辞めたい時にハローワークの相談はおすすめできない
- 11 仕事辞めることはリスクが高い!次の職場があることがベター
- 12 転職先が決まってない方は転職エージェントに今すぐ相談
- 13 コラム:もし「仕事を辞めたい」と相談されたときに取るべき行動
- 14 まとめ
仕事辞めるのはリスクが高い!まずは相談から始めよう
「ブラック企業に勤めている」「肉体的にも精神的にも辛い」という方以外はすぐに仕事を辞めてしまうのは非常にリスクが高いと言えます。
「上司とうまくいかないから」「仕事にやりがいを感じないから」と転職したとしても、次の会社でうまくいく保証なんてありません。
仕事を辞めることが根本的解決策にはならないのです。
まずは「何が不満なのか」を客観的に自己分析し、身近な相談相手の意見を聞いてみましょう。
「うちの会社はもっとひどいぞ」「うちの会社なんて残業代出ないぞ」というように現状よりひどい会社があるのも事実です。
辞めたい原因が「パワハラ」なら総務や労働組合に手助けを求めればよいですし、「人間関係」であれば異動願いなど辞めなくてもよい手段を探してみましょう。
冒頭で触れたように辞めたい理由は様々です。
よくある辞めたい理由を7つ紹介していきたいと思います。
相談窓口は「仕事を辞めたい理由」から選ぶ!よくある理由の7ケース
仕事を辞めたい理由は人それぞれですので、相談内容にあった相手を選択することがポイントです。
辞めたい理由として下記の7つのケースに分けてご説明していきたいと思います。
- ケース1:相談できない・・・精神的に追い込まれている方はいますぐ専門家に相談!
- ケース2:パワハラに関する相談は人事部・労働組合・総合労働相談コーナーに相談
- ケース3:長時間労働・未払い賃金などの労働環境の相談は労働組合・労働基準監督署が相談窓口!
- ケース4:人間関係に関する相談はメリット・デメリットを考慮して相談先を選ぼう
- ケース5:キャリアに関する相談は上司・先輩・人事部・転職エージェントに相談がおすすめ!
- ケース6:年収アップさせたい方は転職エージェントに相談
- ケース7:退職に関する相談なら上司・人事部・退職代行に相談
具体的に解説していきます。
ケース1:相談できない・・・精神的に追い込まれている方はいますぐ専門家に相談!
すでに精神的に追い込まれている状態では自分自身でうまく自己解決することは難しいと考えます。
すでに「うつ病」の恐れがある場合を含め、メンタルヘルスサポートなどの専門家に相談しましょう。
具体的な対処法は「ケース1の対処法:相談できない・・・精神的に追い込まれている方はいますぐ専門家に相談!」で紹介しています。
ケース2:パワハラに関する相談は人事部・労働組合・総合労働相談コーナーに相談
製造業、建築関係のいわゆる「ガテン系」に多いのですが、上司のパワハラで悩んでいる場合には会社内部の相談窓口を利用しましょう。
人事部や労働組合も働く側の味方についてくれますので相談してみましょう。
具体的な対処法は「ケース2の対処法:パワハラに関する相談は人事部・労働組合・総合労働相談コーナーに相談」で紹介しています。
ケース3:長時間労働・未払い賃金などの労働環境の相談は労働組合・労働基準監督署が相談窓口!
蔓延する長時間労働、サービス残業などの職場の労働環境に不備がある場合には労働組合、もしくは労働基準監督署に相談することをおすすめします。
具体的な対処法は「ケース3の対処法:長時間労働・未払い賃金などの労働環境の相談は労働組合・労働基準監督署が相談窓口!」で紹介しています。
ケース4:人間関係に関する相談はメリット・デメリットを考慮して相談先を選ぼう
仕事をする上で切っても切れないのが人間関係です。
上司、同僚、部下など相手や内容によって対応の仕方が変わってきますので、「誰に相談するべきか」を見極めるのが重要です。
具体的な対処法は「ケース4の対処法:人間関係に関する相談はメリット・デメリットを考慮して相談先を選ぼう」で紹介しています。
ケース5:キャリアに関する相談は上司・先輩・人事部・転職エージェントに相談がおすすめ!
良く言う「やりがい」の部分にあたる悩みとなります。
自分自身を磨き、より高みを目指したいという上昇志向をお持ちの方は身近で成功している上司や先輩に相談してみましょう。
今の職場にいないようであれば思い切ってステージを変えることも手ですので、転職エージェントを活用して市場価値を探ってみましょう。
具体的な対処法は「ケース5の対処法:キャリアに関する相談は上司・先輩・人事部・転職エージェントに相談がおすすめ!」で紹介しています。
ケース6:年収アップさせたい方は転職エージェントに相談
給料に不満がある方は、働く環境自体を変える必要があるかもしれません。
自分のスキルや経験を活かせるようであれば転職エージェントに相談しましょう。
具体的な対処法は「ケース6の対処法:年収アップさせたい方は転職エージェントに相談」で紹介しています。
ケース7:退職に関する相談なら上司・人事部・退職代行に相談
ケース6まで紹介しましたが、それでも「辞めたい」という方はその旨、直属の上司や先輩に相談してみましょう。
辞めたい原因が職場内にあるのであれば人事部や退職代行にお願いして円滑な退職を目指しましょう。
具体的な対処法は「ケース7の対処法:退職に関する相談なら上司・人事部・退職代行に相談」で紹介しています。
それでは各ケースごとに具体的に誰に相談すべきかを紹介していきます。
ケース1の対処法:相談できない・・・精神的に追い込まれている方はいますぐ専門家に相談!
「職場の人に会うのも辛い」「会社のことを考えるのも辛い」など、仕事の悩みですでに精神的に追い詰められている方は早急に専門の窓口に相談して下さい。
特に真面目な人ほど、正義感の強い人ほど自分一人で悩みを抱え込んでしまいます。
まずは心のケアを最優先に考え、自分自身の身体を第一に考えましょう。
精神的に追い込まれてしまっている方向けの相談窓口は次の通りです。
「よりそいホットライン」
24時間対応可能な相談窓口となっています。
精神的に追い詰められてどうにもならないような状態の方はまず電話して下さい。
日頃周りに相談できないような悩みもあなたに寄り添って解決方法を探してくれます。
URL:http://www.utsu-s.jp/consul/
問い合わせ先
0120-279-338
対応時間
24時間通話料無料。
携帯電話・公衆電話からもつながります。
「こころの耳」
働く方々の心の不安や悩みを支援してくれる、メンタルヘルス・ポータルサイトとなります。
利用用途に応じて「働く方」「ご家族の方」「事業者・上司・同僚の方」「支援する方」の4つのカテゴリーに分かれておりますので、家族や同僚など自分以外の相談も可能です。
サイト名の通り働く者の「こころ」の問題解決に向けて役立つ情報を発信しております。
URL:http://kokoro.mhlw.go.jp/worker/
相談先の電話番号・問い合わせ先
0120-565-455
対応時間
- こころの耳電話相談:月火 17時~22時/土日 10時~16時 (祝日、年末年始はのぞく)
- こころの耳メール相談:24時間受付/1週間以内に返信
次に、精神的に不安定な状況ですぐに辞めてしまうことが得策ではないといった解説をしていきます。
精神が不安定なときに退職の判断はしてはダメ!まずは休職が大事
すでに「うつ病」の予兆がある方などはすぐにでも退職したいという気持ちが先行してしまうかと思いますが、まずは一度踏みとどまり、休職する選択肢を検討してみましょう。
精神が不安定な状態では正常に物事の判断ができません。
そのような状態で次の会社に勤めたところで負のスパイラルに陥る可能性が大きいのです。
職場に穴を空けてしまうという後ろめたさもあるかもしれませんが、自分の身体の事を第一に考え、心身ともにリセットしてしまいましょう。
ここからは、実際にうつ病から職場復帰に成功した事例をご紹介したいと思います。
転職せずにうつ病から復帰した事例
高卒入社で将来を有望視されていたAさんですが、他拠点への転勤打診と離婚調停が重なったこともあり、日に日に精神を病んでしまいました。
20代の若さで職場のリーダーを任されたことでのプレッシャーや、自分のことしか考えていない上司、言うことの聞かない嘱託社員など多くの悩みを一人で抱え込んでしまったことがうつ病の原因となります。
一時は退職を検討しましたが、産業医のアドバイスを受け1年間の休職をすることになりました。
産業医との定期的な面談を行うことで根本的な解決策を共有し、他職場への異動をすることで職場復帰を叶えました。
この事例のように一人で悩んだままですと、そのまま退職して路頭に迷っていたかもしれません。
Aさんの場合は身近に産業医という存在がいたからこそ、職場復帰を実現することができたのです。
産業医だけではなく、職場や会社内に相談できる相手がいるのであれば、まずは相談してみることを強くおすすめします。
ケース2ではパワハラを理由に退職を検討している方向けになります。
ケース2の対処法:パワハラに関する相談は人事部・労働組合・総合労働相談コーナーに相談
昨今メディアでも話題になっている「パワハラ」の悩みも一人で抱える必要はありません。
いかなる場合でも、常識の範囲を超えた指導や理不尽な指導などを許してはいけないのです。
特に運送業、建築業や不動産営業などの体育会系企業に多く、職場内での地位をうまく利用して暴言や暴力で相手をマウントしてきます。
下記の例を参考に「パワハラではないか?」と感じたら、まずは身近な方に相談してみましょう。
ただし、相談相手によっては話がこじれてしまう可能性がありますので、状況に応じて職場の上司ではなく、人事部や労働組合といった窓口を活用しましょう。
相談窓口に関係なく、まずは電話やメールで「現在の状況」「いつからパワハラを受けているか」「誰から受けているのか」「ご自身の心身の状態」などを詳しく説明して面談の場を設けてもらいましょう。
日常的にパワハラを受けているのであれば、ボイスレコーダーやメールの内容も重要な証拠となりますので、用意しておくとより説得力が上がります。
会社内部で改善の動きがないようであれば外部機関に相談しましょう。
パワハラの例
- 仕事が遅いことを理由に仕事を回さない、または嫌がらせをしてくる
- 営業成績が悪いからと雑用や職場内に居づらいような空気を作る
- 仕事のミスを論理的に説明するのではなく、感情論で具体的な解決策を見出さない
- 重要な連絡事項を報告されない、質問しても無視される
パワハラの定義
- 職場内での地位や優位性を利用して暴言・暴力を行う(場合によっては無視するなど)
- キャパオーバーな仕事量を与えたり、無理難題な作業指示を行う
パワハラで悩んでいる方向けの相談窓口は次の通りです。
- 総合労働相談コーナー:URL:https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
- 労働相談ホットライン:URL:http://www.zenroren.gr.jp/jp/soudan/
- 労働条件相談ほっとライン:URL:https://www.zenkiren.com/jutaku/hotline.html
続いては社会問題にもなっている長時間労働と賃金未払いのケースを解説します。
ケース3の対処法:長時間労働・未払い賃金などの労働環境の相談は労働組合・労働基準監督署が相談窓口!
仕事を辞めたい理由の代表例として「長時間労働」や「サービス残業」があります。
日本の企業はバブル経済以前から会社に忠誠を誓うことが美徳とされてきましたので、今でもプライベートを犠牲にして働くことが当たり前と思っている企業が少なくありません。
「石の上にも三年」という言葉があるように、我慢することで人は成長するものだという認識が根付いていることも原因の一つとしてあります。
「企業戦士」「24時間戦えますか」といった流行語が流行っていた時代をいまだに引きずる企業からすれば、「長時間労働は当たり前」な感覚となっているのです。
会社の体質として「当たり前」になっているケースでは、職場内の上司や先輩に相談しづらい内容でもありますので、働く者の味方である労働組合に相談することをおすすめします。
その際、パワハラの事例と同様に「現在の状況」「いつからか」「慢性的に起こっている事象なのか」「ご自身の心身の状態」など事情を詳しく説明しましょう。
中小企業によくみられるコンプライアンス意識の低い会社は注意が必要で、「御用組合で改善の見込みがない」「会社も不正を隠ぺいしている」というような個人レベルで対策の打ちようがない場合には労働基準監督署に相談しましょう。
労働環境の問題の例
- 慢性的な人手不足で一人当たりの仕事量が多い
- 生産性や業務効率が悪く、設備投資や人への投資をしない
- 会社の社風自体が「残業=会社への貢献度」という認識である
- コスト削減で人件費を抑制されている
会社内で解決策が見いだせない場合に頼りにしたい、外部機関の相談窓口は次の通りです。
相談相手をよく検討したいのが、次にご紹介する人間関係の悩みとなります。
ケース4の対処法:人間関係に関する相談はメリット・デメリットを考慮して相談先を選ぼう
いつの時代も職場内での悩ましい問題といえば「人間関係」です。
十人十色というように様々な考え方や価値観を持った集団というのが会社という組織なのです。
どんな人でも馬が合わない人というのは必ずいるはずです。
人間関係のもつれがあるたびに転職していては社会人として勤まりませんので、良き相談相手など「味方」となる人をうまく見つけましょう。
下記に相談相手を選ぶうえでのメリットとデメリットをご紹介します。
相談先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
上司・他部署の役職者 | ・具体的な改善につながる可能性が高い | ・感情を理解されづらい ・評価に影響する可能性がある |
先輩 | ・具体的な改善につながる可能性が高い ・一緒になって考えてくれる |
・愚痴ばかりの場合は見放される可能性もある |
同期 | ・信頼できる ・共感してもらえやすい |
・特になし |
部下・後輩 | ・言いやすい | ・解決策が出にくく、愚痴になりやすい ・目下の人に愚痴をいうと周囲から幼く捉えられる |
「今の会社は中小企業だから」「うちは世間的に有名な企業でないから」と考える人もいるかもしれませんが、人間関係の悩みはテレビで見るような優良企業でもあります。
次の解説では「付き合い方」がポイントになってきます。
人間関係はどんな優良企業でも問題がある。付き合い方も考えよう!
自営業やフリーランスでない限り、働く上で人間関係のもつれは必ずと言っていいほどあります。
十人十色という言葉があるように、一人一人仕事に対する考え方や進め方が違います。
これは有名な大企業や優良企業でもある悩みなのです。
求人票には「残業0」「年間の年休取得率90%以上」など企業のアピールポイントは多々ありますが、「人間関係良好」などと銘打っている企業はまずありません。
人間関係の悩みは誰しも人生で一度は必ず通る通過点だと考え、悩みの種である上司や同僚などとの付き合い方に工夫をしてみましょう。
あなたの味方が一人でもいるのであれば、すぐに辞めてしまうのはもったいないと言えるでしょう。
特に人間関係の悩みがないといった方でも、次のケースのようにキャリアで転職を検討する場合があります。
ケース5の対処法:キャリアに関する相談は上司・先輩・人事部・転職エージェントに相談がおすすめ!
仕事を辞めたい理由の中でも前向きな悩みというのも存在します。
「年功序列でステップアップが望めない」「専攻してきた得意分野を活かせていない」などキャリアに関する悩みを抱える人も少なくありません。
まずは直属の上司に相談し、自分の目指したい姿が5年、10年後に今の会社で実現できるのか問いましょう。
もし実現可能なのであれば現在の仕事に真摯に向き合い、無謀なレベルであれば転職エージェントに相談して実現可能なステージに転職してしまいましょう。
いまの会社で望むキャリアがないなら転職エージェントに相談!
先輩や上司の後姿を見て、自分の目指したい姿が思い描けないようであれば思い切って転職をしてしまうことをおすすめします。
20代であれば30歳までの10年という時期はとても重要な期間だと考えます。
20代の大切な時期をただなんとなく過ごしてしまうのは、その後の30代以降の過ごし方に影響を及ぼしてしまいます。
まずは転職エージェントに登録し、自分の経歴やスキルを棚卸してみましょう。
専任のエージェントが面談での情報交換を通じ、能力や経験に見合った職務内容や企業を選定してくれます。
あなたにとって最適な求人情報をピックアップしてくれますので、転職活動を行う上では心強いパートナーとなります。
キャリアアップと同様に年収アップを実現したい場合も転職エージェントがおすすめです。
ケース6の対処法:年収アップさせたい方は転職エージェントに相談!
キャリアアップと同様に、年収を今よりアップさせたいと考えている方も転職エージェントがおすすめとなります。
担当するエージェントとのカウンセリングを通じてご自身の希望年収を伝えましょう。
もちろんすべての希望を叶えてくれるわけではありませんが、転職サイトが抱えている求人情報は未公開のものを含めて豊富に取り扱っています。
「成果主義」「外資系企業」「三交替勤務」など年収をアップさせるための引き出しも多数ありますので、「休みが少なくても良い」「プライベートより仕事優先」という熱い情熱をエージェントにぶつけてみましょう。
リクルートエージェント
日本最大級の求人数!地方で働きたいひとは必須の「DODAエージェントサービス」
就活Shop
続いては年収アップを実現するためのコツをアドバイスしたいと思います。
是非とも参考にしてみて下さい。
【裏技】年収アップに必要なスキル・経験を聞き、それが実現する会社を紹介してもらう
せっかく転職するのであれば「年収アップ」を望む人は少なくないのではないでしょうか。
ただ闇雲に自身の希望年収を伝えるだけでは年収アップにはつながりません。
年収アップに必要となる材料を兼ね備えているかが重要なポイントになってきます。
自分自身の強みとなる「コミュニケーション能力」「業務経験」「コンセプチュアルスキル」など、能力を発揮できるステージを転職エージェントに紹介してもらいましょう。
その際、企業が望むスキルをうまく言語化できるかがポイントとなってきます。
【急募中】年収600万円の可能性が十分にあります!
「年収600万円・土日休み・残業なし」などなど高待遇の求人気になりますよね。
でも意外にも「どうやって決めたらいいか分からない」と、よく悩み相談を受けます。
たしかに「人間関係・将来のキャリア・業界」など考慮しないといけないことがたくさんあります。
そこをうまく転職する人は転職エージェントを活用している傾向です。
年齢や経験に悩みつつも高待遇の転職に成功しています。
特に評判がいいのはビズリーチです。
年収が600万円を超える求人が多く、経歴を登録するとスカウトが来ます。
「年収を上げたい!」という方が利用しており良い評判もよく聞きます。
スマホでも3分程度で登録でき無料です。
年収を上げたい方は今すぐ登録だけでもしてみましょう。
ここまで転職エージェントをおすすめしてきましたが、その他にも仕事探しの定番であったハローワークがあります。
ただしあまり積極的におすすめできませんので、その理由をご説明していきたいと思います。
ハローワークは最後の手段。求人の質は転職エージェントの方が高い
古くから仕事探しと言えば「ハローワーク」を思い浮かべるのではないでしょうか。
インターネットでの仕事探しが普及する前はもっともポピュラーな職業紹介所でした。
厚生労働省が運営しているということもあり、全国各地の地元に特化した求人を主に取り扱っています。
ただし首都圏以外のハローワークでは地元に根付いた中小零細企業が多いため、取扱い求人の中にはブラック企業も存在する可能性がありますので注意が必要です。
ハローワークの利用は最終手段と考え、優良企業を多く取り扱う転職エージェントにまずは登録しましょう。
実際に退職に踏み切る場合、まずは「誰に相談するべきか?」解説していきます。
ケース7の対処法:退職に関する相談なら上司・人事部・退職代行に相談
「どうしても今の会社には残れない」「現状をよくする手段が転職以外にない」という場合には退職という流れになってしまうかと思います。
まずは直属の上司に辞めたい理由を伝えるのですが、どんなに不満があっても真摯に退職理由を告げましょう。
「職場に不満がある」「やりたい職務ではない」といった理由では職場の配置転換や異動をすることで留まってもらえないか打診されてしまう可能性があるからです。
「一身上の都合」ということだけ伝え、立つ鳥跡を濁さずの精神で去りましょう。
どうしても引き止められて退職願を受け取ってもらえない場合には、「退職代行」に相談して円満な退職を目指しましょう。
辞めたい理由が上司などの場合、相談するべき相手を意識的に変える必要があります。
「では誰に相談すれば良いのか?」次の解説でご紹介します。
上司へ退職相談できない場合は労務か人事に相談
労働環境、人間関係など退職理由は様々ですが、身近な存在である上司に相談しづらい内容であれば、入社の際にお世話になった人事担当の方などに相談することをおすすめします。
会社も従業員との関係で揉めたくありません。
労働基準監督署に相談されたり、裁判を会社もしたくないのです。
人事部に相談すれば退職の意向を汲み取りスムーズに進めてもらえます。
ただし中小企業では人事もなかったり、頼りにならないこともあるでしょう。
その場合は「退職代行」を利用して確実な退職を目指しましょう。
会社内で相談することができない場合は退職代行がおすすめ
辞めたい理由が職場の上司や先輩といったケースや、そもそも会社に対する不満がある場合には退職代行をうまく活用してスムーズな退職手続きを行いましょう。
勤め先がブラック企業などであれば、辞めるという話をした途端に「甘い」「根性が足りない」など嫌がらせを受ける可能性も大いに考えられます。
最悪の場合、退職願いを受け取らないケースも想定されます。
職業を選択する権利は憲法で保証されていますので、退職が自分で進められない場合は積極的に退職代行サービスを使うことをおすすめします。
退職代行サービスでは退職成功率100%を実現している業者や、退職できなかった場合には全額返金保証という業者もあります。
おすすめはSARABA(サラバ)次のとおりです。
「退職代行とは何?もっと知りたい」という方は「退職代行サービスとは?デメリットや評判をチェックして賢く活用する全情報」で具体的に意味や評判を紹介していますのでご一読ください。
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退職代行サービスとは?デメリットや評判をチェックして賢く活用する全情報
精神的に追い込まれたり、パワハラ上司で「すんなり辞められない」そんな経験はないでしょうか? そんな方が多く最近では「退職 ...
先ほども触れましたが、転職活動を行う上では転職エージェントの存在が欠かせません。
無料とは思えない充実したサービス内容をフル活用しましょう。
コラム:仕事辞めたい時にハローワークの相談はおすすめできない
仕事を辞めたいと思ったときにどこで仕事を探すかは人それぞれとなりますが、無料で転職相談から履歴書の書き方、面接の指導まで行ってくれる転職エージェントを使わない手はありません。
相手の状況を客観的に判断し、ただ単純に求人を斡旋するだけではなく、場合によっては職業訓練所も紹介してくれます。
「すぐにでも辞めたい」という場合でも対応可能で、スピーディーな対応力が強みといえます。
反面、ハローワークは質が悪い求人も多く、キャリアプランのアドバイスも転職エージェントと比べると見劣りするケースが多いです。
「幅広く仕事探しをしたい」「客観的に自分自身の市場価値を知りたい」とお考えの方は転職エージェントを強くおすすめします。
「仕事を辞める」ということは最終手段だということを頭の片隅に入れておいて欲しいと思います。
続いては転職することのリスクについて解説していきます。
仕事辞めることはリスクが高い!次の職場があることがベター
次の職場が決まっていない状態で会社を辞めることはリスクが非常に高いです。
転職は応募〜入社までが3ヶ月程度かかり、最初の給料はさらに一ヶ月後となります。
もし選考で苦労することも可能性を考慮すれば半年〜1年程度の貯金を貯めておきましょう。
貯金がない方は、先に転職先を決めましょう。
転職エージェントは土日の対応や夜20時までの対応、電話面談など柔軟に対応してもらえます。
残業が80時間程度の方であれば在職中でも転職活動は可能です。
できる限り仕事辞めたくても次の仕事を見つけておくことをおすすめします。
「辞めたいけど転職先が決まっていない」という方は次の解説を参考にして下さい。
転職先が決まってない方は転職エージェントに今すぐ相談
「辞めたいけど次の仕事を見つけていない」という方は転職エージェントをうまく活用しましょう。
ご自身の「年齢」「経験」「スキル」などを専任のエージェントと棚卸しし、希望する職種や業種を共有していきます。
1から手取り足取りフォローしてくれますので、初めての転職活動でも安心して任せることができます。
もちろん履歴書の作成から面接の対応まで行ってくれるサービスもありますので、スムーズな転職を行うためにも便利なサービスはどんどん利用していきましょう。
是非ともおすすめしたい転職エージェントを3つご紹介していきます。
おすすめNo1:ビズリーチ
「求めているのは即戦力」というキャッチフレーズのように、求人内容は高いスキルを要求していたりとハイクラス向けの求人を主に扱っております。
ビズリーチでは専任のヘッドハンターからスカウトを受けることで転職活動を進めていくスタイルで、社長自らオファーが届くこともあります。
ハイクラスに特化した高収入案件をお探しの方は是非とも登録しましょう。
おすすめNo2:マイナビエージェント
初めての転職活動をする方におすすめしたいのがマイナビエージェントです。
求職者に寄り添った手厚いフォローに定評がありますので、「じっくりと仕事選びを行いたい」「初めての転職なので手取り足取りフォローしてほしい」といった方からの満足度が高い転職サイトです。
おすすめNo3:リクルートエージェント
転職をしたことがない人でも、一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
転職業界の中でも知名度はトップクラスで、未公開求人を含め圧倒的な数の求人情報を保有しています。
求人内容も20代~40代と第二新卒からベテランまで幅広く対応してくれる強みがあります。
転職サイト選びに悩んだら、まずリクルートエージェントに登録してみましょう。
続いては退職の相談をされた側の取るべき行動を解説していきます。
コラム:もし「仕事を辞めたい」と相談されたときに取るべき行動
今回の記事では仕事を辞めたいと思っている方々にフォーカスしてきましたが、もし「仕事を辞めたい」と部下や同僚に相談された場合の対応方法を以下にご説明したいと思います。
ポイント1:辞めたい理由を明確にする
一番大切な部分である「退職理由」をまずは聞き出しましょう。
理由も告げずに相談にくることはまずないかと思います。
「なぜ辞めるのか?」「辞めずに解決できないことなのか?」をうまく引き出しましょう。
人間関係などが原因の場合、職場異動どころか配置転換で解決してしまうケースも少なくありません。
ポイント2:まずは徹底的に聞き手に回る
どうしても人に相談されると持論を展開したくなる人が多いように感じます。
自分自身の人生観を語ったところで相談者の心に突き刺さるとは限りません。
「甘いな」「仕事ってそんなもんだ」と思う気持ちをグッとこらえて徹底して聞き手に回ってあげましょう。
まずは相談者の溜まった不満や悩みを吐き出させ、その後にアドバイスをすると効果的です。
ポイント3:場合によっては休業・転職の後押しをする
相談者がすでに精神的に病んでいたり、体力的にも限界であるような場合は無理して「頑張ろう」などの励ましの言葉を掛けない方が良いでしょう。
優しさがかえってとどめを刺してしまう可能性があります。
「無理そうだ」と感じたらメンタルヘルスサポートの紹介や、場合によっては転職のサポートをしてあげましょう。
ポイント4:退職理由が不明確であれば留まるよう促す
若い方に多いのが思いつきでの退職です。
「給料が上がらないから」「やりたいことと違うから」など退職理由が転職しても解決しなさそうな理由である場合は留まることをおすすめしましょう。
辞めたい理由が二転三転するような場合も同様です。
次なる目標すら不明確な場合が多く、職を転々としてしまう可能性も出てくるのです。
まとめ
仕事を辞めたいと思うのは特段おかしなことではありません。
「労働環境が良くないから」「人間関係が良くないから」「現状より高みを目指したい」など理由は様々ですが、まずはあなたのことをよく知る周囲の方々のアドバイスに耳を傾けてみましょう。
自分自身を客観的に見つめることは意外と難しいことです。
周りから自分はどのように見えるのか?がとても重要なポイントになってきます。
自分では意識の高い人間だと思っていても、実は周りからは協調性がないと思われていたり、独りよがりな部分があるかもしれません。
「上司のパワハラがきつい」と思っていても、遅刻や無断欠勤をしていては説得力がありません。
「仕事を辞めたい」と思ったら今回まとめたケースを参考に、自分がどの状況に当てはまるか確認して行動してみましょう。
記事を読んでいただいた方々のお役に少しでも立てれば幸いです。