転職のタイミングはいつがベスト?チャンスを逃したくない方が知るべききっかけとは

転職しようかどうかとタイミング選びに困っていませんか?

筆者は約10年ほど人事を経験したため、様々な退職者・転職者を見てきましたし自分自身も数回の転職をしています。

人事的な側面から転職のタイミングをお伝えするとボーナス支給日以降や企業側の採用意欲が旺盛な2月・8月が求人が多くおすすめです。

また将来のキャリア形成の始点からお伝えすると、経験やスキルが身につかない仕事を3年続けている方は転職のタイミングと言っていいでしょう。

この記事では転職のタイミングとなるきっかけを紹介していますので該当している方は本格的に転職活動を進めてみることをおすすめします。

最初は転職エージェントに登録して求人を案内してもらうだけで十分でしょう。

詳しくは記事後半の転職先が決まっていない方は転職エージェントに相談がおすすめで紹介しています。

情報収集が転職活動の最初の第一歩ですので比較的簡単にできます。

もし転職すべきかどうか悩まれている方はぜひ最後までご覧ください。

転職タイミングとなる13個のきっかけ

転職のタイミングは人によって様々ですが、一般的な傾向があります。

筆者の人事経験の中でも、退職していく社員は、転職に有利なタイミングを選んで辞めていくことが多かったです。

また、採用担当としても1,000人以上の転職者を選考してきましたが、傾向として下記のような転職のタイミングがありました。

  • ボーナス支給日の翌日以降
  • 2月と8月のタイミング
  • 給与の締め日のタイミング
  • やりたいことが明確となり実績や成果が出てきたタイミング
  • 成長できない仕事環境が3年以上続いたタイミング
  • 住宅ローンをした後
  • 転勤や人事異動のタイミング
  • 経営層に期待できないと分かったタイミング
  • 23歳〜24歳の時期
  • 25歳
  • 27〜29歳の時期
  • 30〜33歳の時期
  • 35〜39歳の時期

それぞれについて解説します。

ボーナス支給日の翌日以降

転職のタイミングとして、ボーナス支給日の翌日以降に辞めていく社員が多いです。

なぜなら、ボーナスは支給日に在籍していないと満額支給されないからです。

またボーナス前に退職を切り出すと支給金額が下がることが多いため、貰った瞬間に退職していくことが多いです。

人事部では「ボーナス貰って辞めてやる退職」というネーミングまでついていました。

ちなみに賞与支給日まで在籍していれば賞与を満額受け取ることは社員の権利であるため、批判されることではありません。

2月と8月のタイミング

2月と8月は企業側の採用意欲が高まるため転職に適したタイミングです。

2月は新年度の組織再編や欠員補充に向けて採用が活発化します。

8月は10月からの下半期に向けて採用意欲が高まります。

ただし注意点として、2月と8月は採用意欲が高いことに加えて、応募者も多くなる傾向にあります。

転職者側も異動などにより転職のニーズが高まっているためです。

応募者が増える分だけ転職は難しくなります。

そのため2月と8月に転職する場合は、書類や面接の練習等しっかり準備をするようにしましょう

給与の締め日のタイミング

給与の締め日のタイミングで転職を申し出る方も多くいます。

なぜなら給与の締め日に転職をすれば、翌月の給与を満額受け取ってから転職することができるためです。

末締めの翌月25日払いの会社の場合は、末日に申し出ればOKです。

引継ぎという観点から言えば良くありませんが、退職を告げてそのまま会社に来ない方もいます。

やりたいことが明確となり実績や成果が出てきたタイミング

やりたいことが具体的に決まっていて成果や実績に繋がる自信もあるなら、絶好の転職のタイミングと言えます。

明確な目標がある以上、現在の会社にこれ以上在籍しても仕方がないためです。

ただし、明確な実績や成果がない場合は転職のタイミングではありません

希望仕事の面接において内定が出る確率が低いためです。

採用の場においては口先だけの方が多いのが実情です。

そのため、実績や成果がなければ評価してもらえず内定が取れないでしょう。

逆に言えば、実績や成果がある方は少ないため、実績や成果を作るだけで内定は非常に出やすくなります

「やりたいこと+実績・成果」がある人は転職のタイミングと言えるでしょう。

成長できない仕事環境が3年以上続いたタイミング

「今の仕事ではこれ以上成長できない」という仕事環境が3年以上続いているなら、転職を考えるタイミングです。

インターネットやスマホがなかった時代とは違い今では社会の動きは非常に早くなっています。

その環境の中で成長が止まることは致命的です。

もし同じ仕事が3年以上続き成長や変化が見込めない場合は転職を検討しましょう。

スキルがつかず年齢を重ねると再転職しづらくなります。

住宅ローンをした後

近々住宅を購入する予定があるなら、転職をするのは住宅ローンを組んだ後にしましょう。

住宅ローンの審査を通過するには、勤続3年以上が条件となることが多いからです。

もし転職した後で住宅ローンを組むとなると、3年は住宅購入を我慢することになります。

住宅ローンをすると返済金額もわかり、転職時に必要な年収も把握しやすくなります。

住宅の取得予定がある方はローンを組んだあとに転職することがローンの取得や必要年収を把握する上で有利となります。

転勤や人事異動のタイミング

転勤や人事異動のタイミングで退職を申し出て、転職をする人は多く存在します。

なぜなら転勤や人事異動は、左遷の場合もあるからです。

筆者は人事を約10年間経験していますが、異動をきっかけに退職していく人を50名以上見てきました。

出世コースから外れてモチベーションが下がるという理由以外にも、東京から地方に転勤となって転職を決める人も多いです。

単純に地元を離れたくないという人も大勢いるため、転勤や人事異動で転職を決める人は多いです。

経営層に期待できないと分かったタイミング

会社の経営層に期待できないと分かったら、転職を考えるタイミングです。

期待できない経営陣のもとで働くことは考え方の合わない人と結婚して夫婦関係を営むようなものです。

経営層の考えが合わなければ成果を出しても頑張っても報われない可能性が高いです。

経営層が明らかに仕事のモチベーションを下げていたり目標達成への情熱がない、社会通念上許されない指示など、期待できないと感じるときは早めに見切りをつけることが必要となります。

年齢がまだ30代前半までと若ければ、大企業に再就職してやり直すことができる可能性もあります。

23歳〜24歳の時期

23歳〜24歳は、第二新卒枠での転職を狙うことが可能で、転職しやすいタイミングと言えます。

なぜなら、企業は若い人材を必要としており、社会人経験3年未満の転職希望者を狙って採用するためです。

第二新卒枠は未経験職種や未経験業界へ転職する大きなチャンスです。

どうしてもやってみたい仕事や、入社したい企業がある方は23歳〜24歳の時期に転職をしましょう。

25歳

25歳は業務で3年の経験を積み、人生で最初の転職を検討する人が増えるタイミングです。

企業としても、3年経験者枠を用意して採用活動をしてことが多く、最も転職しやすい年齢でもあります。

3年以上の経験を積んでいれば戦力として期待ができる上、若手としての吸収力にも期待できます。

25歳の方は一度社外にも目を向けて様々な企業を知ってみましょう。

27〜29歳の時期

27〜29歳は、未経験職種への転職を考える最後のタイミングです。

30歳を超えると未経験で応募可能な求人数は一気に減ります

未経験の職種で転職するか、これまでの経験を活かしてより良い待遇の企業を狙うのか等、転職でその後の人生が分かれる時期です。

もし、いまの職種を変えたい方は一刻も早く転職活動を開始しましょう

30〜33歳の時期

30〜33歳の時期は、個人レベルでのスキルや実績が通用する時期です。

この年齢を過ぎるとリーダーシップのスキルも求められ難易度が上がりますが、30〜33歳であれば個人のスキルと実績で内定がとれます。

33歳以降になるとリーダーや主任や課長など、人を束ねて動かす行動が評価されます。

もし個人スキルで評価されたい方は30歳〜33歳までに転職をしましょう。

それ以降では転職する際のアピールの方法も変わってきます。

35〜39歳の時期

35〜39歳は、管理職候補として採用されやすいタイミングとなっています。

なぜなら、将来のマネジメント候補者を育成するためにこの年代を採用する最後の時期となるためです。

企業には、30代後半の人材を採用して定年退職の65歳までの間にミドルマネジメントを任せたいという思惑があります。

かつて就職氷河期の頃に、新卒の採用ができなかった企業は、30代後半がポッカリ抜け落ちているという事態に陥っています。

逆に言えば、実は35歳から39歳で経験豊富な人材は転職しやすいと言えるでしょう。

ところで、転職をうまくいかせる方法はないか悩んでいませんか。

次は、転職先を決めるベストな方法について解説します。

転職先が決まっていない方は転職エージェントに相談がおすすめ

転職先が決まっていない方は、転職エージェントに相談することがおすすめです。

なぜなら、転職エージェントは、退職前に転職希望者の市場価値や年収相場、可能性を教えてくれるためです。

あなた個人としての転職にベストなタイミングを教えてもらえるでしょう。

また、良いエージェントほど無理な転職をすすめてきません。

自分にとって、いつがベストな転職タイミングなのかを転職エージェントに相談して確認しましょう

気になる求人があれば応募すれば良いですが無ければ情報収集だけに留めれば問題ありません。

退職前に転職先から内定を得ることが重要

転職は、退職する前に転職先から内定を得ておくことが重要です。

次の就職先を決める前に辞めてしまうと、経済的・精神的なプレッシャーを感じながら転職活動をすることになります。

焦って転職活動をすると、ブラック企業や望まない職種への転職をしてしまう可能性があります。

満足のいく転職をするためにも、現在所属している企業でしっかりとお給料を得ながら転職活動をするようにしましょう。

「転職活動をする時間がない」という方のために、転職エージェントは土日やリモートでの面接を取り付けてくれることもあります。

在職中に転職活動の時間が確保できないから会社を辞めてしまうのは、明らかに早まった行動です。

収入源を確保しつつ、退職前に内定を得ることを第一に転職活動をしましょう。

おすすめな転職エージェント3つ

「どの転職エージェントがおすすめなの」と気になりませんか。

転職エージェントを選ぶ上で重要なのは、求人量や年収などの待遇、希望業種の求人があるかどうかです。

筆者は約10年間採用担当者を経験し、自身も転職活動をしましたが、以下の転職エージェントがおすすめです。

  • 求人量が圧倒的に多いリクルートエージェント
  • メーカー系や大手に強いマイナビエージェント
  • 予想外の企業と出会いがあるビズリーチ

それぞれについて解説します。

求人量が圧倒的に多いリクルートエージェント

リクルートエージェントはおすすめの転職エージェントです。

なぜなら、リクルートエージェントは業界No.1の圧倒的な求人数を誇っているためです。

大手リクルートグループの系列ということで採用担当者から認識されており、

「求人募集をかける際にはとりあえずリクルートもお願いしておくか」という風に活用されます。

多種多様な求人を取り揃えており、これから良い企業を探したいと考えている方におすすめの転職エージェントです。

リクルートエージェント無料相談はこちら

メーカー系や大手に強いマイナビエージェント

マイナビエージェントは、まったり勤務をしたい方におすすめの転職エージェントです。

マイナビエージェントに登録している企業の約6割がメーカー系の求人となっているためです。

筆者はメーカーで約10年間人事を経験していますが、メーカーは商社や銀行と比較すると定時で帰ることも多い上、年間休日数も121日以上あります。

殺伐とした忙しい職場でせかせか働きたくない、という方はぜひマイナビエージェントを活用してみましょう。

マイナビエージェント無料相談はこちらから

予想外の企業と出会いがあるビズリーチ

ビズリーチは予想外の企業と出会える可能性が高く、おすすめの転職エージェントです。

なぜなら、ビズリーチはスカウト型の転職サイトとなっているためです。

職務経歴書や履歴書を登録しておくと、企業や転職エージェントからスカウトが来ます。

これまでホテルで接客業をしていた方や社内SEをしていた方に外資系企業の営業職の求人が来たりすることもあります。

予想外の企業の出会いがあるビズリーチを活用してみましょう。

ビズリーチ無料相談はこちらから

よくある質問と回答

QA:結婚前後の転職はどちらのタイミングがいいですか?

人によって分かれるところですが、迷うなら結婚後の転職をおすすめします。

なぜなら、転職後すぐは有給休暇がない上、生活リズムを整えるのも難しくなるためです。

結婚の1年ほど前から転職活動の計画を立て、結婚後生活リズムや基盤を整えてから転職活動をするようにしましょう。

また、転職直後は産休や育休が取得しにくいことにも配慮しておきましょう。

もちろん産休や育休は従業員の権利のため、いつ行使しても法律的には問題ありません。

しかし、転職後に自分のポジションを確立してから、産休や育休に入った方が良いでしょう

育休や産休の復帰のしやすさにも繋がります。

「戻る場所がないかも」と不安になるよりも、戻れる状態にしてから休暇に入る方が精神的にも楽になります。

QA:税金で有利な転職タイミングはありますか?

1月から5月の間に転職をすると、住民税が一括払いとなるため負担が大きくなり、不利となります。

給与や退職金から一気にお金を引かれてしまうため、注意しましょう。

住民税を一括払いしたくない方は、6月から12月の間に転職を決めることをおすすめします。

6月から12月の間の転職なら、一括払いか分割払いかを選択することが可能です。

1月から5月の間の転職では、住民税の金額によっては最後の月の給与がほぼ0円となることもあり得ます。

QA:月末のタイミングでの転職はお得になりますか?

月末のタイミングで転職するのはお得と言えます。

なぜなら、社会保険料を会社で負担してもらうことができるためです。

社会保険料は、月末に所属していた会社が支払うという仕組みになっています。

つまり、月末に退職すれば会社負担で、安い保険料で済むということです。

よくある勘違いとして月末の1日前に退職すれば社会保険料を2倍支払わなくても良いという誤解がありますが、逆に負担が大きくなるので注意しましょう。

月末の1日前に退職すれば、月末の社会保険料納付先は国民年金と国民健康保険となるためです。

国民年金と国民健康保険の金額は、会社負担金額の約3倍になると考えましょう。

月末退職で社会保険料を2か月分引かれたとしても、月末1日前退職よりもトータル金額はお得です。

まとめ

今回は、転職のタイミングについて解説しました。

転職のタイミングとして、以下の適したタイミングがあります。

  • ボーナス支給日の翌日以降
  • 2月と8月のタイミング
  • 給与の締め日のタイミング
  • やりたいことが明確となり実績や成果が出てきたタイミング
  • 成長できない仕事環境が3年以上続いたタイミング
  • 住宅ローンをした後
  • 転勤や人事異動のタイミング
  • 経営層に期待できないと分かったタイミング
  • 23歳〜24歳の時期
  • 25歳
  • 27〜29歳の時期
  • 30〜33歳の時期
  • 35〜39歳の時期

転職活動を有利に進めるために、転職エージェントを活用するようにしましょう。

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