事務職に転職成功したい20代女性必見!狙い目の職種や注意点を解説

転職先として事務を検討していませんか?

「20代女性で事務に転職したいけど成功するかな?」

「事務に転職を成功させる方法を知りたい」

「20代女性におすすめの事務職ってどんな仕事内容なのかな?」

と気になっていませんか。

私は約10年間、採用担当として総務や労務、経理部門などの採用をしてきました。

結論からお伝えすると女性の事務職で総務・経理に絞れば転職に成功する確率をアップすることができます。

総務と経理職は女性管理職が存在するなど、非常に女性にとって働きやすい環境のためです。

この記事を読めば20代の女性が事務職の転職に成功する方法を理解することができ転職をすることができます。

「事務職の転職を成功させたい」と考えている女性の方は、ぜひ最後まで読んでいって下さい。

20代の女性が事務の転職に成功したいなら総務・経理を狙い目!人事はおすすめできない

20代の女性が事務職での転職に成功したい、と考えたときにおすすめなのが総務または経理です。

筆者はこれまで約10年間、女性の採用を経験してきましたが実は女性が活躍している部署は総務・経理に多いです。

育児休暇後も職場復帰されている女性が多く、真面目に仕事をする方が多い傾向にあります。

そのため、仕事自体の評価も総務・経理では女性の方が高いこともよくあります。

ただ人事だけはおすすめできません。

社員の解雇や配置転換など、業務上のストレスが多く、労働組合に怒鳴られたりする場面も多々あるためです。

また製造業などの場合は現場が強いため社員や労働組合に負けずに怒鳴り返す迫力も必要です。

では総務・経理の事務仕事はどんなお仕事か気になると思います。

20代の女性が転職で成功するために知っておくべき職種知識は、以下の通りです。

  • 総務の仕事は社員の仕事のサポート
  • 経理は会社のお金の流れを記帳する仕事

それぞれについて解説します。

総務の仕事は社員の仕事のサポート

総務の仕事は会社全体のサポートです。

大企業では総務部として部署が確立されていますが中小企業では営業事務なども兼ねています。

営業職や製造現場の社員が働きやすくなるためにはどうすれば良いのかなど、常に会社のために業務改善を行う必要性があります。

自分で成果を出すタイプというよりかはサポートしたい方におすすめです。

基本的に定時上がりのためワークライフバランスを希望する女性におすすめです。

育休や産休が非常に取得しやすい部署です。

経理は会社のお金の流れを記帳する仕事

経理は会社のお金の管理をする部署です。

入社したばかりの頃は仕訳を切るなどの簡単な仕事からスタートし、慣れてくれば決算業務などを行います。

中小企業では総務と同じく、営業事務を兼ねるケースもあります。

決算期以外は定時で上がることが可能な部署であり、育休や産休が取得しやすい部署です。

決算期は会社の近くのマンスリーマンションを借り上げて仕事をするなど、かなり忙しくなります。

20代の女性が事務の転職に成功したいなら総務・経理が狙い目!まとめ

  • 筆者の10年間の採用経験から言うと、総務・経理の部署で女性が活躍している。
  • 総務・経理の部署では育児休暇後も復帰し真面目に仕事をする女性が多い。
  • 総務の仕事は会社全体のサポートでワークライフバランスを希望する女性におすすめ。
  • 経理は会社のお金の管理し、決済期以外は定時で上がることも可能。
  • 人事の部署は社員の解雇や配置転換など、業務上のストレスが多いのでおすすめしない。

人事はストレスフルでおすすめできない

同じ事務職でも、総務・経理と人事は毛色が異なります。

女性人事も最近では珍しくなりましたが、人事を10年ほど経験した筆者はあまりおすすめできないと感じています。

以下のような理由があるためです。

  • メンタル疾患に追い込まれる女性社員もいる
  • 精神的にタフでないと厳しく、何をしても強い叱責を受ける
  • やって当たり前、出来て当たり前の世界

人事業務は普段は何気なく業務が流れていくので楽なのですが、一度問題が起これば解決するまで気を抜けません。

社員を解雇しなくてはならないといった問題や、社員が犯罪を犯したなどの表には出せないトラブルが全て人事部に仕事が来て解決を求められます。

こんな問題を解決できますか?

覚せい剤を使用して警察に拘留されている社員がいるとします。

解雇しようとすると国選弁護人が

「判決が出るまでは推定無罪だ!労働契約法違反で徹底的に争う。会社を訴訟する。」

「とんでもないブラック企業だ御社は!あなた個人も連名起訴するぞ!」

「新聞に名前が載ったら二度とサラリーマンなんかできなくなるぞ」

と抗弁してくるようなケースです。

少し脅迫も入っていますね。 

本で読んだ知識は一切役に立たず、全て経験と予測で解決する必要性があります。

明るく楽しく仕事をしていきたい、と考えている方には特におすすめできません。

労働組合とトラブルになると真っ先に怒鳴られたり、苦情が飛んできます。

鋼のような鍛えられたメンタルがない限り、楽しく仕事をできる部署ではありません。

社員の解雇や配置転換など、業務上のストレスが多く、労働組合に怒鳴られたりする場面も多々あるためです。

【コラム】事務の給与は営業職・製造現場よりも安い

事務職の給与は、営業職や製造現場の正社員よりも安くなる傾向にあります。

主に残業代が支給されないだけではなく、インセンティブが少ないためです。

事務職は営業職等と比較すると平均して3万円ほど低い傾向にあります。

営業職が28万円なら事務職は25万円という相場観に落ち着きます。

身体をはって働いている職種と比較すると、あまり評価もされないことが多いです。

一方で給与が安い代わりに労災リスクや過労死リスクが低く安定して働くことができます。

ところで「事務職として採用されるためにはどんなことが重要なのだろうか」と気になりませんか。

次は、20代女性が事務職の転職をするときに重視されるポイントについて解説します。

20代女性が事務職の転職をするときに評価されるポイント3つ

事務職は会社の業務を円滑に進める役割があります。

会社の雰囲気の良し悪しにもかかわってくるためコミュニケーション力はかなり求められれます。

20代女性が事務職の転職をするときに評価されるポイントは、以下の3つです。

  • ポイント1:コミュニケーション能力をアピールする
  • ポイント2:数字に強いことをアピールする
  • ポイント3:ストレスに強いことをアピールしよう

それぞれについて解説します。

ポイント1:コミュニケーション能力をアピールする

事務職の中でも総務には高いコミュニケーション能力を求められます。

理由として社員のサポートを行う部門のためです。

社員が仕事上で不足していると感じることを解決するようなサポートを展開する必要性があります。

そのため、全社員とコミュニケーションを取ることが求められます。

また、経理に関しては特に小口現金の処理や出張旅費の精算などで現場のお手伝いをすることが多くなります。

社員全員とお仕事をするのでコミュニケーション力が低いとすぐ悪い噂が立ちます。

コミュニケーション能力は重要となりますので積極的に事例等を用いてアピールしましょう。

ポイント2:数字に強いことをアピールする

事務職は数字に強いことが求められます。

特に経理職は、数字のミスに敏感になりましょう。

1円ずれていても決算書は完成しません。

自分で勉強して簿記の資格を取得するなどして、数字に強いことをアピールしましょう。

また、総務でも労働保険料の算定などがあります。

かなり細かい数字を計算することになるので、簿記資格など数字に強いことをアピールできる資格は取得しておきましょう。

簿記2級以上になるとかなり有利になります。

ポイント3:ストレスに強いことをアピールしよう

ストレス耐性が強い人の方が事務職に向いています。

事務職は同じことの繰り返し業務になることも多く、単純で退屈な仕事に埋没しない人が良い成果を上げられるためです。

また、面接の場で

「少しくらい怒られても次の日にはモチベーションを取り戻せます」

という風に、ストレス耐性の強さをアピールしておきましょう。

同じことを繰り返すことも向いているし、多少、嫌味を言われても気にせず仕事が出来ると伝えることが大切です。

数字は細かく気にして、人間関係などには深く考え込まないような性格をアピールできれば良いですね。

ところで「事務職の転職が有利になる資格ってあるの」と気になりませんか。

次は、事務職の転職が有利になる資格について解説します。

事務職の転職が有利なる資格3つ

事務職に未経験からなりたいと考えた場合、実は資格取得は有効な手段です。

特に簿記資格は客観的に数字に対する強さを面接官にアピールできるためですね。

具体的には、以下の資格があります。

  • 有利な資格1:簿記2級
  • 有利な資格2:衛生管理者
  • 有利な資格3:MOS(ワード・エクセル等の資格)

それぞれについて解説します。

有利な資格1:簿記2級

20代の女性が簿記2級を取得していれば企業規模を問わなければ確実に仕事があります。

簿記2級の資格は取得するのが難しく需要が高いためです。

経理で未経験から採用するとしたら簿記2級を持っている方が確実に採用されます。

もしもあまり時間が取れない場合には簿記3級でも良いので取得しておきましょう。

経理をしたいのに簿記知識がないのは致命的です。

新卒ですら経理に配属される予定の人材には取得を促す資格です。

簿記の取得は真っ先に検討しましょう。

ユーキャンであれば簿記を月3,800円程度で受講できます。

教育訓練給付制度の対象講座でもあるため資料だけでも取り寄せておきましょう。

>ユーキャンの簿記講座はこちら

有利な資格2:衛生管理者

総務を狙う場合、衛生管理者の資格は非常に強力です。

従業員数50名以上の企業では設置義務があり、衛生管理者の有資格者が企業内に存在しないといけないためです。

参考:衛生管理者について教えて下さい。|厚生労働省

難しい上に年に2回しか試験がありません。

総務希望者であれば、持っている方が採用される確率が高い資格です。

有利な資格3:MOS(ワード・エクセル等の資格)

総務・経理共通で取得しておいた方が良い資格がMOS(ワード・エクセル等の資格)です。

いまどきパソコンを使用しない会社はないためです。

事務職であれば必ずワードとエクセルでの資料作成能力を求められます。

自分で勉強しておき、vlookup関数やピボットなどの様々な機能をマスターしておくようにしましょう。

入社後にも職場で重宝されますし、大量の書類を処理するにはエクセルの知識は必須です。

ところで「事務職に転職するときの注意事項ってあるの」と気になりませんか。

次は、事務職に転職するときに気を付けるべきポイントについて解説します。

事務職に転職時に気をつけるポイントは3つ

事務職に関しては、転職時に気を付けるべきポイントがあります。

具体的には、以下の3つです。

  • 注意点1:給料が安い
  • 注意点2:倍率が高い
  • 注意点3:細かなミスを指摘されるためストレス耐性が求められる

それぞれについて解説します。

注意点1:給料が安い

事務職は給料が安い傾向にあります。

事務職は会社に対して利益を生む仕事ではないためです。

大企業・中小企業を問わずに事務職は間接部門ということで、削減されていく傾向にあります。

会社側が減らしたいと考えているところで頑張っても給与アップは難しい。

その一方で安全かつ時間から時間で帰ることができるというメリットがあります。

注意点2:倍率が高い

筆者は採用担当者として営業職と事務職を同時に募集したことがあります。

しかし、営業職の求人倍率が2倍・事務職は30倍になったことを記憶しています。

事務職は採用人数が少なく、少数精鋭で運営されるためです。

最初から募集枠が1人しかないなど、事務職はそもそも募集が少なく応募者が多くなります。

ライバルが多いことを念頭に置いておきましょう。

注意点3:細かなミスを指摘されるためストレス耐性が求められる

事務職は小さな小さな細かいミスをネチネチと指摘される仕事です。

ちょっと文句を言われたくらいでストレスを感じていたら身が持ちません。

特に経理は1円の集計ミスが許されない仕事が多いためです。

細かなミスを指摘されても笑顔で対応する必要性があります。

また、個人の小さなミスが会社全体の数字を狂わせることも。

完璧に数字を合わせられる人材になることが求められます。

ところで「事務職になったら楽な仕事ができる」と思い込んでいませんか。

次は、事務職特有の経営者と距離が近すぎるという問題について解説します。

経営者の近くで働く事務は社内情報の収集が重要!

事務職は経営者の相性が会社での働きやすさに直結します。

総務・経理は特に経営者の直轄部署となることが多いためです。

そのため転職エージェントに社内の雰囲気を聞くことが大切です。

入社前に出来るだけ会社の経営方針・離職率・社長さんの性格について聞き出すようにしましょう。

中小企業で総務・経理になると、ほぼ毎日、経営者と顔を合わせて仕事をすることになりますからね。

経営者と性格が合わないと本当にストレスが大きくなります。

そこで次は事務の転職に強い転職エージェントを紹介します。

事務の転職に強い転職エージェントは3つ

女性の事務職の求人を探すにあたっては、以下の3つの転職エージェントがおすすめです。

  • おすすめ1:パソナキャリア
  • おすすめ2:マイナビエージェント
  • おすすめ3:就職shop

それぞれについて解説します。

おすすめ1:パソナキャリア

パソナキャリアは、女性の求人に強い転職エージェントです。

女性向けの事務職求人を取り扱っています。

筆者も採用活動で女性の事務職を採用する際には非常に重宝していました。

パソナキャリアは2016年の3月から女性の活躍支援に特化したサービスを展開するなど、女性の転職に非常に積極的な転職エージェントです。

事務職の求人情報が多く担当者が詳しく把握していますのでまずこちらは登録しておきましょう。

>パソナキャリアはこちら

おすすめ2:マイナビエージェント

マイナビエージェントは業界最大規模のエージェントのため女性向けの転職案件もしっかりと保有しています。

女性に特化した求人紹介を行っていることもあり、女性が活躍できる職場に転職するためのアドバイスをしてくれます。

大手企業の求人にも期待できるため、非常におすすめです。

>マイナビエージェントはこちら

おすすめ3:就職shop

就職shopは、業界最大手のリクルートが運営する20代に特化した転職エージェントです。

20代の職歴が少ない若者に向けての求人が集まっているので、未経験で事務職への転職を考えている女性にはおすすめです。

求人の紹介だけではなく、履歴書の書き方や面接対策にも力を入れていることも魅力の一つです。

人気の高い事務職を目指すのであれば、履歴書や面接でうまくアピールすることが重要となっています。

就職shopのサポートを受ければ、より良いアピール方法を見つけることができるでしょう。

>就職shopはこちら

ここまで3つの転職エージェントを紹介しましたが、転職サイトは1つしか利用しないと情報が抜け落ちたり客観的に判断がつかないこともあります。

上記の中から、複数サイトに登録するのがおすすめです。

まとめ

20代の女性が事務職での転職に成功したい、と考えたときにおすすめなのが総務経理です。

20代の女性が転職で成功するために知っておくべき職種知識は、以下の通りです。

  • 総務の仕事は社員の仕事のサポート
  • 経理は会社のお金の流れを記帳する仕事
  • 人事はストレスフルでおすすめできない

20代女性が事務職の転職をするときに評価されるポイントは、以下の3つです。

  • ポイント1:コミュニケーション能力をアピールする
  • ポイント2:数字に強いことをアピールする
  • ポイント3:ストレスに強いことをアピールしよう

以下の資格は転職の役に立ちます。

  • 有利な資格1:簿記2級
  • 有利な資格2:衛生管理者
  • 有利な資格3:MOS(ワード・エクセル等の資格)

転職時に気を付けるべきポイントは、以下の3つです。

  • 注意点1:給料が安い
  • 注意点2:倍率が高い
  • 注意点3:細かなミスを指摘されるためストレス耐性が求められる

経営者の近くで働く事務は社内情報の収集が重要です。

経営者の性格などは転職エージェントによく確認しておきましょう。

合わないと仕事が辛くなります。

女性の事務職の求人を探すにあたっては、以下の2つの転職エージェントがおすすめです。

  • おすすめ1:パソナキャリア
  • おすすめ2:マイナビエージェント
  • おすすめ3:就職shop

転職に成功して、良い仕事につけるようにしましょう。

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