【正社員からパートになりたい方】後悔する前に知っておきたい注意点と4つの事例

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正社員からパート

正社員だと定時で上がりづらく、プライベートの時間を確保しにくかったりストレスが多いですよね。

家事・育児のために残業がつらかったり、正社員としてのストレスの多い方はパートの働き方を検討されますが、以下のような点を気にされる方が多くいます。

「正社員からパートになったとき後悔するようなことがあるのかな?」

「同じ会社で正社員からパートになれる?退職金はでるの?」

「パートになる手続きはどうすればいいの?」

私の場合は正社員で働いていた時に人間関係が原因で体を壊し、まったく違う職種のパートをしたり派遣で働いたりした経緯があります。

収入面や将来について等不安な事がたくさんあり、正社員のまま頑張っていればよかったと後悔しました。

結婚や出産をキッカケに業務形態をパートにする人も多くいますが、安易にパートにして後悔する人も多いので注意が必要です。

正社員からパートになると、収入にダイレクトに響くので自分の家庭環境や将来のことをしっかり考慮してから決断して下さい。

そこでこの記事では、正社員からパートになるデメリットや収入面や人間関係についての注意点について紹介していきます

デメリットも多いですが、時間に余裕が出来ることで精神的にも余裕が出来るのでストレスが少なくなるというメリットもあります。

家事や育児にもゆっくり時間を割くことが出来るのも嬉しいポイントです。

正社員からパートにする時のメリット・デメリットについてしっかりと知り納得した選択が出来るようにして下さい。

「パートになりたいけど収入面での不安が大きい」

「パートになりたいけど収入が大幅に減るのは嫌だ」

と、収入面に不安が少しでもある方は、派遣社員としての働き方も選択肢として持つべきです。

派遣社員は柔軟な働き方ができる上に時給が高いところも多いので、一定の収入を得つつ、ワークライフバランスも改善できます。

「とは言ってもどこで派遣の仕事を探せばいいの?」

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正社員からパートになりたい!デメリット

パートになる際には収入面や業務内容など主に4つのデメリットがあげられます。

このデメリット4つについて簡単に解説していきますので、参考にしてみて下さい。

デメリット1:収入が少なくなる

まずあげられる大きなデメリットはやはり給料に関してです。

正社員では月給だったのに、パートで時間給に変わるので夏休みや年末年始のような長期連休がある月には特に働ける時間が少ないので収入が著しく減少します。

また、正社員の時にはあった月に1~2回程度のボーナスがパートでは無くなるので年収がかなり少なくなります。

デメリット2:社会保険等の福利厚生や年金が悪くなる

会社によってはパートでも福利厚生がしっかりしている事もありますが、基本的には福利厚生の恩恵を受けられない可能性が高いです。

時間給で働いているパートでは、冠婚葬祭時の手当や特別休暇が無いだけでなく有給休暇すら無い場合があります。

また、労働時間を増やして厚生年金に加入するという選択肢もあります。

しかし経費がかさむのでパートは短時間のみという会社もありますので、就業先について有給休暇の有無や社会保険・雇用保険に加入が出来るのかどうか等の福利厚生について確認をしてから判断するようにして下さい。

デメリット3:仕事内容に満足出来ない

正社員の時には仕事内容が多く大変だと思っていても、いざパートになってみると単調な仕事内容に物足りなさを感じる事があります。

「バリバリ仕事をしたいけど子育ての時間が・・・」という理由でパートにしようかと悩んでいる方の場合はパートではなく、正社員のままフルタイムではなく時短勤務を選択するのも一つの手です。

正社員の時短勤務は無い会社もあるので、一度会社の方と相談してみて下さい。

デメリット4:再就職が不利になる

正社員からパートになるという方の理由は様々ですが、履歴書に書ける事は「正社員だった会社を退職した事」だけになります。

3年以上勤めていて他に転職歴がない方であれば再び就活をして正社員に就く事もそこまで難しくないのですが、正社員で勤めていた期間が3年未満と短く転職歴が多いとそれだけで面接を落とされてしまいます。

もちろん、職歴を気にせず人柄で決めてくれる会社もありますがあまり多くはありません。

社員雇用制度ありのパートを選んだとしても、実際に社員に昇格する方はかなり少ないです。

同じ会社で正社員からパートを検討している人が気をつけたい4個の注意点

違う会社で1から仕事を覚えるのは大変だから正社員として勤めている会社でそのまま業務形態をパートに変更する事があります。

新しく人間関係を構築するのも大変なので、同じ会社での変更も1つの手ではありますがその際には給料や人間関係についての注意点が4個ありますのでまず何に気をつけるべきなのかを知ってから判断するようにして下さい。

注意点1:手取りが極端に減る

正社員だった時の給料を時給換算するとそこまでパートと変わらないのでは、と考える方もいますがそれは大きな間違いです。

まず気にしなければいけないのは「月収」ではなく「年収」なのです。

正社員では月収+ボーナス(年1~2回)あったのに対し、パートでは時給だけになるのでボーナスが無くなった分年収が極端に減少します。

夏休みや年末年始等の長期連休がある月には、働ける日数が1週間程少なくなるのでその月の月収もかなり減ってしまいます。

注意点2:有給休暇が減る

有給休暇の発生は勤務日数や時間によって変動するので、正社員に比べて勤務日数が少ないパートは有給休暇の日数が以下の表のように少なくなります 。

  半年 2年半 6.5年以上
正社員 10日 12日 20日
パート(週4日勤務) 7日 9日 15日

正社員で働いていた頃と同じ感覚で有給休暇を使おうとすると気づいたら使い切っていた、という事になりますので自分の有給休暇が何日あるのかしっかり把握するようにして下さい。

また、同じ会社で正社員からパートに変わる時には基本的には未消化分の有給休暇はそのまま引き継ぐ事が多いです。

しかし、会社によってはパートに切り替わる時に未消化分を精算してパート勤務開始半年目から有給休暇が発生するケースもありますので一度会社の方に確認してみると安心です。

注意点3:人間関係が悪くなる

正社員で働いていてパートに変わると、人によっては急に態度を変えてパートを見下し横柄な態度になる人がいます

しかし、これは全員が態度を変えるわけではないので実際にパートになってみないと分からない事ではあります。

もし自分の職場に清掃のパートさん等を下に見ている人がいた場合、その人が後輩だとしても自分がパートになった途端に豹変する可能性があります。

態度が変わりそうな人がいるならば、パートへの切り替えや働く会社について検討する必要があると思います。

注意点4:仕事内容が変わって出来ない事が増える

パートでは責任の無い(重要度の低い)仕事をする事が主になります。

その為作業をするごとに正社員の方に確認をするという手間が増えてしまいます。

しかし、会社によってはパートになっても仕事内容はほとんど変わらず変わったのは時間と給料形態だけという事もあります。

正社員からパートになる際には、勤務形態だけでなく「パートになってからの仕事内容」についてもしっかりと確認をするようにして下さい。

正社員からパートになって後悔した4個の事例

実際に正社員からパートになって働き後悔してしまった4個の事例についてご紹介します。

自分自身が後悔する選択をしないよう、実際の事例を参考にしてしっかり検討するようにして下さい。

後悔1:仕事での満足感がない

子育てをキッカケに自宅から近い勤務先でのパートに切り替えた方の事例です。

半年やってきたけど、仕事での満足感がない。

流れ作業というか、心がこもっていない感じ。

参考URL:5月に転職をしました。 後悔しています。3人の産休育休をとりながら、8年ほど在籍。 – こどモン

この方はパート先は自宅から近く、労働条件についての不満はないのですが正社員としてやりがいを感じながら仕事をしていた分、責任等の負担が少ないパート業務に物足りなさを感じてしまうようです。

後悔2:人間関係が悪くなった

14年正社員として勤めていた会社の激務で体を壊し月に3回ほど出社する在宅パートに切り替えた方の事例です。

私がパートとして職場に戻った途端、急にぞんざいな言葉・態度になったのです。

「これパートさんの今週の仕事だから」「それ終わったらこっちの作図入っちゃってよ」など。

参考URL:正社員からパートになったら、後輩の態度が変わった : キャリア・職場 : 発言小町 : 読売新聞

正社員として働いている人の中には働く時間が短いパートの事を見下している方がいるというのはとても残念な事ですが、パートに切り替えた方の多くが人間関係について悩んでいるので決して人事ではありません。

後悔3:想像以上に収入が減り家計が苦しくなる

残業が多く精神的に参ってしまいパートに切り替えた方の事例です。

旦那の年収が430万程度で子供無しの家庭でも、生活費が厳しくローンが無くても日々の支払いが厳しい状態になりました。

安易な形でパートになってしまったと後悔している。

参考URL:正社員からパートへ – 正社員で8年勤めた会社を退職しして、2か月後にパ… – Yahoo!知恵袋

この方は会社で社会保険や厚生年金には入っているので「国保料+国民年金」の費用が抑えられているのはので負担は少なくなっているはずです。

しかし、自分の収入が減ればその分生活費に使えるお金も減るので一度収入が減った後の生活について考えておく必要があると思います。

後悔4:将来の保障がなく不安

私が実際に正社員として働いていた時に人間関係の悪化が原因で体を壊しパートに切り替えた時の事例です

「社会保険・厚生年金入れます」と求人広告に書かれていたサービス業でパートになりましたが、実際には入っていきなり社会保険や厚生年金に入れるわけではなく3ヶ月間は国保でした。

その後、無事社会保険に入ることは出来ましたが業務内容が一気にハードになり結局また体を壊してしまい退職する事になりました。

国保の期間があった分将来的に貰える年金額がかなり減ってしまったので、将来の事をよく考えてパートではなく正社員として転職すればよかったと後悔しています

正社員からパートになって後悔した事例や様々なデメリットについて紹介してきましたが、パートには時間に余裕が出来る等のメリットもたくさんあります。

次からは、そんなパートのメリットについてやパートはどのような人におすすめなのかについてご紹介していきます。

パートになって良かった!パートで得られるメリットの全て

収入について等のデメリットが目立つパートですが、パートならではのメリットもたくさんあります。

時間に余裕が出来たり、定時に帰れたりととても嬉しいポイントを4つご紹介しますので転職前の参考にしてみて下さい。

メリット1:時間に余裕が出来る

業務時間が短くなるので、その分自分の為に時間を使うことも出来ますし子供との時間に使う事が出来ます

正社員で忙しく働いていると家に帰って家事をするのも億劫になってしまいます。

しかし、パートならばある程度業務時間を選択する事が出来るので仕事と家庭のバランスが取れて安定した生活リズムを送ることが出来ます。

メリット2:業務内容の負担が減る

責任が発生する難しい内容などは正社員の方が判断をするので自分にかかる負担がかなり少なくなります。

上司に無理難題を押し付けられたり、休憩時間を潰してまでやらなければいけないなんて事も無くなるので精神的にもかなり楽になります。

仕事でストレスが溜まっていると旦那や子供の言動にイライラしてしまうことが多くなりがちです。

しかし、業務負担が減り精神的に楽になると気持ちに余裕が出来るので日常でイライラする事も減り落ち着いて子育てをすることが出来ます

メリット3:休みが取りやすくなる

子育て中のお母さんは、子供が熱を出して幼稚園から呼び出されたり・幼稚園や学校の行事があったりと仕事を休むことがどうしても多くなってしまいます。

そんな時に正社員だと周りの理解があったとしても「申し訳ない」という気持ちが強くなってしまいますが、パートであれば事前に休みも取りやすく早退する時も「申し訳ないけど子供重視」とある程度割り切ることが出来るので精神的に少し楽になります。

メリット4:残業が無く定時に帰れる

正社員では残業するのが当たり前という考えになりがちですが、パートであれば残業が無く定時に帰ることが出来るので仕事後の予定が立てやすくなります

もし定時直前に「これもやっといて!」とお願いされたとしても「後○○分で定時なので」と断ることも出来ますし、「パートだからダメだよ」と周りの人がフォローしてくれる事もあります。

正社員より先に帰るのは申し訳ないと考えてしまうかもしれませんが、そこは給料が違うのだからと割り切って考えると気が楽になります。

正社員からパートにおすすめな人はこれから育児や家事で大変な人

これから子育てがスタートするという方にパートへの切り替えをおすすめしています。

家事だけでも大変なのに子育ても追加されると女性の負担はとても大きなものになってしまいます。

仕事で疲れていると家に帰って何もしたくなくなったり、ストレスが溜まってピリピリしてしまいがちですがそんな状態の時には落ち着いて家事や育児が出来ません。

お金はもちろん大切ですが、時間に追われてしまうと心身ともに疲れきってしまいます

疲れた状態が続くと育児ノイローゼにもなりやすく、軽いうつ病になってしまう事もあるのでそうならない為にも時間と気持ちに余裕が出来るパートをおすすめします。

しかし、正社員からパートになると収入が大きく変わってしまうのでしっかり夫婦で話しあった上で変えるようにすれば夫婦間のトラブル回避にもなります。

パート探しにおすすめのサイト

最近では求人サイトがたくさんあり、何を見ればいいのか分からなくなってしまいます。

様々な求人サイトを見比べておすすめのサイト3つをご紹介しますので参考にしてみて下さい。

おすすめNo1:リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィングは大手リクルートが運営する派遣会社です。

働き方としては派遣社員になりますが、仕事内容や勤務時間など、自分に合った働き方を自由に選びやすくなっています。

派遣会社に雇用されることになりますので、契約内容によっては社会保険や厚生年金などの福利厚生を受けることもできます。

派遣という形式だと、正社員としては働くことが難しい大企業や有名企業で働くチャンスがあるかもしれません。

パートという働き方にとらわれず、派遣も選択肢の一つにすることをおすすめします。

>リクルートスタッフィングに登録する

おすすめNo2:テンプスタッフ

テンプスタッフもリクルートスタッフィングと同様、30年以上の実績がある派遣会社です。

派遣といえばテンプスタッフと考える企業も多く、様々な業種・職種の求人を豊富に保有しています。

バリバリ働きたい方から隙間時間だけでも働きたいという方など、全てのニーズに応えた求人を用意しています。

もし、また正社員で働きたいというタイミングが訪れた時も、転職支援という形でサポートしてくれるので安心です。

>テンプスタッフ

おすすめNo3:しゅふJOB

主婦(夫)向けのパート・アルバイト求人が多数掲載されているサイトです。

週1日や2日から働ける仕事特集や扶養内で働ける仕事特集等、自分に合った労働条件の仕事を探しやすいです。

採用お祝い金付きの求人が複数あるのもお財布に優しく嬉しいポイントです。

>しゅふJOBはこちら

同じ会社で正社員からパートになるときのQ&A

正社員からパートになる時に退職金はどうなるのか、どのような手続きをする必要があるのか気になるポイントについて解説していきます。

退職金は税金について知らないと損をする事があるので、パートに変える前に知って損のないようにして下さい。

コラム:パートに変更したとき退職金はもらえるの?

まず結論から言うと、退職金はもらえます。

しかし、パートに変更するタイミングで退職金を受け取ってしまうと税金を多く取られる危険性があるので退職金の受取りはその会社を本当に退職する時に受取ることをおすすめします。

パートへ雇用形態を変更する際に、退職金の計算書を受取り、会社に預けた形にしておけば完全に退職する時まで引き伸ばす事が出来ます。

正社員からパートの手続き方法

一連の流れとして、一度正社員を「退職」してからパートとして「再雇用」という形になります。

就業時間が正社員の3/4未満になると社会保険には加入が出来ないので保険証は会社へ返却して、国民年金保険へ自分で加入をする必要があります。

もし旦那さん(配偶者)の扶養に入るのであれば扶養に入る手続きをすれば会社が負担をしてくれるので保険料はかかりませんが、扶養内で働かなければいけないので働ける時間が少なくなります。

まとめ

正社員からパートへと変わる時には気をつけなければいけないデメリットがあります。

時給で見ると正社員とあまり変わらないように見えても、ボーナスが無くなるので年収がかなり少なくなります

将来的には貰える年金も少なくなるので、収入について理解した上でパートへ変えるかどうか判断する必要があります。

収入面の他にも、パートに変わったとたんに見下すような態度をとる正社員がいたりと人間関係が悪化する事例が多くあります

他にも、やりがいを見出すことが出来ず正社員に戻りたいと後悔する方もいるので自分は本当にパートになって後悔しないかどうかしっかり考えて下さい。

デメリットが多く感じられるパートですが、時間に余裕が出来たり仕事の負担が減ったりと時間というお金には変えられないメリットもあります。

これから子育てが始まるという方や落ち着いて家事をしたいという方は時間に追われる正社員より、自分の時間をしっかり作る事が出来るパートをおすすめしています。

パート先を探したい時には、「しゅふJOBパート」「マイナビパート」「女の求人マート」この3つのサイトが自分に合った仕事を探しやすく、履歴書や面接のサポートも充実しているのでおすすめです。

同じ会社で正社員からパートへ切替える時には、退職金の受け取りは本当にその会社を退職する時まで引き伸ばし損をしないようにしましょう。

(切替え時に退職金を受け取ると税金をかなり取られる可能性があります。)

勤務時間が少なく社会保険を抜ける場合には、保険証を会社に返却して自分で国民年金保険へ加入する手続きをして下さい。

サイト監修者

ITエンジニアのアキです。
大手SIerのSEを7年、メガベンチャーのWEBエンジニアを5年経験しています。
名古屋工業大学 大学院 情報工学修士課程を修了、応用情報技術者など複数の資格を取得。 現在は独立し、自社サービスの開発やWeb制作をしています。

Twitter:@it_career_navi

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