Web系企業はおしゃれでクリエイティブなイメージがあるためか以下のような質問をよく受けます。
「どうやってWeb系に転職すればいいの?」
筆者も大手Web系でエンジニアをしていたため、確かにおしゃれで魅力的な職場だなと感じます。
一方でWeb系を希望する方は、どんな仕事内容かを知らずに応募している方が多いようです
また、Web系の企業選びもできていない方が多いです。
これは致命的です。
Web系企業は利益が出ていない会社も多く、そのような会社を選ぶと給料も下がりますし上がりません。
Web系へ未経験で転職したいのであればコツを押さえて転職活動をしましょう。
この記事では、以下のコツを紹介していきます。
- 未経験で採用されるWeb系の職種
- 各職種の仕事内容
- Webエンジニア・Webデザイナのなり方
- Web系企業の選び方
- おすすめの転職エージェント
本気でWeb系へ転職したい方は必ず一読してください。
目次で流し読み
WEB系の転職は未経験も可能!企画営業・WEBマーケッター・コンテンツディレクターがおすすめ
WEB系の転職は未経験でも可能です。
筆者はWeb系のメガベンチャーでエンジニアをしていましたが、事業責任者やWebマーケッターも経験し、メンバーの採用にもあたりました。
その経験からWeb系に未経験で入りやすい職種を紹介していきます。
特におすすめな職種は
・企画営業
・Webマーケッター
・コンテンツディレクター
の3つです。
これらの職種は、比較的他業界での経験が活かしやすいという共通点があります。
そのほかにもWEB系の仕事はたくさんありますが、どのようなものがあるか見てみましょう。
WEB系の仕事は8個!未経験で転職可能な職種を紹介
WEB系の仕事では、さきほど挙げた3つのほかに、
- PR・広報
- カスタマーサポート・CRM
- WEBエンジニア
- WEBデザイナー
- 事業責任者
といった職種があります。
こうしてみるとたくさんありますが、
- WEBエンジニア
- WEBデザイナー
- 事業責任者
といった仕事は未経験からの転職は厳しい傾向にあります。
職種 | 未経験の採用 |
---|---|
企画・営業 | ◯ |
PR・広報 | △ |
WEBマーケッター | ◯ |
コンテンツディレクター | ◯ |
カスタマーサポート・CRM | ◯ |
WEBエンジニア | ✕ |
WEBデザイナー | ✕ |
事業責任者 | ✕ |
企画・営業は未経験でもOK!
営業はWEBサービスの販売、契約やWEB制作会社であれば案件の受注などを行います。
主に、顧客のニーズを分析する力、問題を解決するための提案力が求められます。
しかし、「モノを売る」という点では同じため、未経験でも入りやすい職種といえるでしょう。
数字・事業に強ければWEBマーケッターも可能!
数字や事業に強ければWEBマーケッターという道もあります。
WEBマーケッターというのは「WEB上の仕組みを利用して商品、サービスを宣伝する人」です。
一番身近なものでいえば、Facebook、Instagram、Twitterなどのソーシャルメディアを活用します。
「いいね!」をたくさん集めたり、フォロワーを増やしたりすることで認知度を上げていくのです。
他にも、GoogleやYahoo!などで自社サイトや製品サイトを検索上位に表示されるよう施策を行うなどもあります。
これを、SEO(Search Engine Organization)戦略と言います。
また、リスティング広告、アドネットワーク広告、SNS広告などお金を使って広告を出すといった方法もあります。
これらはすべてデータを元に分析・改善を繰り返していくため、数字に強い人は向いている仕事といえるでしょう。
小さな企業ではすべてを1人で担当することになります。
大きい企業では
・広告担当(Googleリスティング、Facebook広告、バナー広告などの有料広告が中心)
・SEO担当(自社サイトをGoogle検索した結果の上位にして事業に結びつける)
・SNS担当(YouTube、Instagram,Twitterなどで知名度や集客をする)
といったように分担が分かれます。
どの担当がおすすめかは事業内容や企業文化によって変わります。
WEBサイトの記事の調達・掲載・改善をするコンテンツディレクターもおすすめ!
WEBサイトの記事を調達・掲載・改善をするコンテンツディレクターもおすすめです。
WEBサイトには記事や商品紹介ページといった「コンテンツ」が必要不可欠です。
この「コンテンツ」の
- 内容を考える
- ライターに発注する
- サイトに掲載する
- 情報が古くなれば更新・改善する
といったことを取り仕切るのが仕事になります。
全体を俯瞰し、適切な指示を出せる人であれば、未経験であってもこなせる仕事なのでおすすめです。
ホスピタリーが高い方はカスタマーサポートがおすすめ
カスタマーサポートはユーザーが困ったことを解決してあげるのが仕事です。
メールや電話などでユーザーの相談に乗り、アドバイスをするため、コミュニケーション能力が求められます。
しかし、いちばん大切なのはホスピタリティーです。
「どうすればお客様が安心してサービスを利用できるのか」
と、相手の立場に立って思いやりのあるアドバイスができる人は適性が高いといえるでしょう。
そのため、未経験であっても障壁は高くありません。
注意!WEBエンジニア・WEBデザイナーは未経験ではなれない
注意してほしいのはWEBエンジニアやWEBデザイナーといった専門職です。
これらの職種は専門的な知識、スキルが必要になるため、未経験でいきなり働けるケースはほぼありません。
WebエンジニアやWebデザイナーは即戦力を募集している企業が大半です。
大手と違い育成する文化がない企業も多いため、実力をつけたからチャレンジすることをおすすめします。
ただし例外もあります。
WEBエンジニア・WEBデザイナーは未経験でなれないが3ヶ月間のスクールに通えばOK
未経験では厳しいWEBエンジニア、WEBデザイナーですが、3ヶ月の準備期間で転職を可能にする方法があります。
それが転職保証付のプログラミングスクールです。
転職保証付のプログラミングスクールでは未経験OKの求人もある程度確保しております。
Web系の求人もあるためスクールが斡旋する求人を狙うことがおすすめです。
特に、DMM WEBCAMP エンジニア転職(20代の方のみ)は求人の1/3がWeb系です。
「転職保証」がつくため転職に失敗したら全額返金です。
オンラインで無料相談できます。
ただし受講枠が限られ非常に人気ですので早めの相談がおすすめです。
- コロナ対策のためカウンセリンはオンラインで実施!
- 毎日11時〜22時まで通い放題!2020年4月からオンライン受講も完全対応!
- 転職成功率は98%!20代に強い!
- 転職保証も付く圧倒的な自信!SNSの評判も高い!
- 転職成功率は98.5%!転職できなければ全額返金
- 受講生の94.1%が学習をやりきっている
- 30代でも受講可能!40歳の転職成功事例あり
無料でおすすめのスクールは「GEEK JOB」や「プログラマカレッジ」です。
GEEK JOB
未経験からプログラマーへの転職率が95.1%という驚異の実績を持つのがGEEK JOBです。
こちらの特色は、充実した授業内容、就職支援までが一体となっている点でしょう。
個別指導で現役のプログラマーからみっちり学べるので、「いつでも質問できる」という安心感があります。
また、コースの中で実際にシステム制作をするので自分の制作実績を作ることができるのも大きいです。
卒業後は優良企業を紹介してくれる就職支援もセットになっているので、そのまま転職までできてしまいます。
極めつけは、費用が驚きの0円!利用しない手はないでしょう。
- 現役のプログラマーの個別指導・いつでも質問ができる
- 就職先の企業がスポンサーとなるため受講者は無料
- 現役のプログラマーから「就職できるレベルのプログラミング」が学べる
- 企業から協賛金を受け受講料がすべて無料!
- 現役のプログラマーが講師
- 96.2%が正社員の転職に成功!フリーター・第二新卒もOK
Webエンジニアについてもっと知りたい方は「Webエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性を現役エンジニアが解説」もご覧ください。
Webエンジニアの仕事内容やキャリア、なり方を紹介しています。
WEBデザイナーにおすすめのスクールベスト3
KENスクール
KENスクールはWEBデザインに関するコースが充実しています。
PhotoshopやIllustratorといった基本ソフト。
また、WEBデザインの必須スキルJavascript、Ajaxなどのコースも用意されています。
グラフィックデザインのカリキュラムもあるので、グラフィック寄りのデザイナーを目指す人にもおすすめです。
デジタルハリウッド STUDIO by LIG
- 多くのWEBデザイナー、クリエイターを排出しているデジタルハリウッド
- ユニークなオリジナルコンテンツで月間500万PVを誇るWeb制作会社LIG
この2社が共同運営しているスクールが「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」です。
生徒目線で組まれたカリキュラムと通いやすい受講スタイルで、無理なくスキルを身につけることができます。
卒業後も就職支援があるのでそのままWEBデザイナーとして就職するまでの“道”ができているのが特徴です。
>デジタルハリウッド STUDIO by LIGの公式サイトはこちら
また、
「より多くのスクールと比較して検討したい」
という方は、「おすすめのプログラミングスクール24校を徹底比較!選び方とランキングを紹介」でも多く紹介しておりますので、是非ご覧ください。
未経験からWEB系へ転職可能・不可能な職種まとめ
- 企画・営業は未経験でも入りやすい
- 数字・事業に強ければWEBマーケッター
- WEBサイトの記事の調達・掲載・改善をするコンテンツディレクター
- ホスピタリーが高い方はカスタマーサポート
- 事業責任者は未経験ではなれない
- WEBエンジニア・WEBデザイナーは3ヶ月間スクールに通えばOK
WEB系で失敗する人・活躍する人の傾向・特徴を紹介!
WEB系で失敗する人と活躍する人の傾向や特徴を見ていきましょう。
興味はあっても自分に適性があるかわからないという人は参考にしてみてくださいね。
WEB系で失敗する人は仕事を作れない人
WEB系で失敗する人は仕事を作れない人です。
WEB業界は,まだまだ業界としては若く、スタートアップでは組織として整備されていないところも多いです。
そういったところでは、自分で考えて動く、自分で必要なことを提案、実行することが求められます。
人から言われたことしかできないようでは、いずれ自分の居場所はなくなってしまう可能性があるのです。
難しいことに聞こえるかもしれませんが、業界の歴史や風土に縛られず
「やろうと思えばやれる」
といった自由こそがWEB系の魅力でもあることを忘れないでください。
WEB系で活躍する人の4つの傾向
WEB系で活躍する人には4つの傾向があります。
それは
- 明るく前向き
- PDCAを回せる
- 行動力がある
- 企業や組織に依存しない
といった方になります。
明るく元気で前向きな人
どこの業界も共通ですが、常に明るく元気で前向きな人は周囲の人間を惹きつけ、自然と元気なグループを作ります。
特にWEB業界はチームで動く仕事が多いのが特徴です。
そのため、明るく元気で前向きな人がいればメンバー同士の雰囲気も良くなり仕事に良い影響を与えてくれます。
PDCAできる人(仮説・実行のフィードバックから学びを得られる人)
PDCAはプロジェクトを成功させるためのスキルとして認知されていますが、個人でも実践することは可能です。
特に未経験で転職した場合、PDCAの能力があると飛躍的に力をつけてプロジェクトの中心人物になれるでしょう
重要なのは
- 常に仮説を立て(PLAN)
- 実行し(DO)
- その結果を評価し(CHECK)
- 次の行動へ繋げること(ACTION)
を意識することです。
ただ教えてもらうのではなく、自己成長できる人はWEB業界では大きな強みとなります。
すぐに試すことができる人
WEBの世界では新しい技術や手法が次々と生み出されます。
そういったものに好奇心を持って取り組めるのは重要な資質と言えます。
現状に満足せず、新しいものにワクワクできる好奇心を持ち続けられる。
そんな人は時代の流れに取り残されることなく、WEBの最前線で活躍し続けることができるでしょう。
企業・組織に依存しない人
「その気になれば、独立して生きていくのも構わない」
という組織に依存しない方も強いです。
そういう人は常に自分のスキルの向上、「自分ならどうするか」を考えながら動くことができます。
そのため企業や組織に依存することがありません。
ただし独立心が強ければいいというわけではありません。
組織の輪を乱すということではなく、社長や上司・同僚の顔色を見ずに進めることが重要です。
WEB系で活躍する人の4つの傾向
- 明るく元気で前向きな人
- 常に仮説をたて、PDCAを意識できる人
- 新しいことに好奇心を持ち、すぐに試すことが出来る人
- 企業組織に依存しない人
企業選びの注意点は【利益が出て儲けている企業を選ぶこと】
WEB業界というと儲かっているイメージが強いかもしれません。
しかし、大ヒットして爆発的な利益を出す企業がある一方、人知れずサービスを終了している企業も意外に多いです。
そのため、転職するときに注意する点は「利益を出せているのか?」という点です。
ここを見逃してしまうと
- 仕事は忙しい
- 給料は安い
- 会社はいつ潰れるかわからない
という三重苦に悩むことになります。
そうならないためにも、必要な情報は効率よく収集するのが転職で成功する秘訣です。
Web系と対極するSIerや制作会社などの請負も検討しよう
キラキラした働き方であるWeb系に目が行きがちですが、SIerなどの請負ビジネスの良い点もたくさんあります。
SIerの良い点としては
- システムを作って納品するため計画的に売上が立つ
- 黒字経営しやすく給料も出やすい
- 退職金が出る企業も多くある
- 定年退職するキャリアモデルがある
- スケジュールどおりに高品質で作るノウハウが得られる
などなど、Web系では得られない利点も多くあります。
ぜひ請負ビジネスも検討してみましょう。
SIerとWeb系の比較は「SIerからWEB系に転職して7年経ったので比較してみた」で詳しく紹介しています。
Web系で迷っている方は必ずチェックしておきましょう。
おすすめの転職方法は転職エージェントに相談すること
転職の企業選びで失敗しない秘訣は転職エージェントに相談することです。
おすすめ1位:ワークポート
まずは登録しておいてほしいのがワークポートです。
ワークポートはIT専門の転職エージェントとして立ち上がった経緯もあるため独自の求人を保有しています。
特にIT系の求人には強く過去からの信頼もあるため未経験OKの求人も多くあります。
最近のIT企業ではWebプロモーションを狙った企画営業やPR活動など新しいポジションもどんどん増えています。
エンジニア以外のポジションを紹介してもらえることもあるため、ぜひ登録したい転職エージェントです。
20代の若手の転職に強く業界に詳しいキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。
>ワークポートはこちら
おすすめ2位:ビズリーチ
独自のスカウトシステムを持つ転職エージェントがビズリーチです。
「スカウト」とは、自分の経歴を登録しておくと、企業からスカウトメールが届くという仕組みのことです。
企業のヘッドハンターから声がかかるので、書類選考や面接が非常にスムーズに進みます。
実際、8割以上の転職成功者がスカウトメールへの返信がきっかけで転職を成功させています。
自分からアプローチしなくても転職がスムーズに進むのは魅力ですね。
ビズリーチへの無料相談はこちら
おすすめ3位:リクルートエージェント
リクルートエージェントは就職支援サイトであるリクルートが運営している転職エージェントです。
業界トップクラスの求人案件を抱え、キャリアアドバイザーがスキルや希望に応じて適切な案件を紹介してくれます。
面接や提出書類の添削も行っているので、はじめて転職するという人にはおすすめのエージェントといえるでしょう。
- リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1!
- 動向・事例を考慮し非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介
- キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピール!
失敗しないために利用したい3つのおすすめ転職エージェント
- IT業界の転職に強いワークポート
- 独自のスカウトシステムを持つビズリーチ
- 業界でもトップクラスの求人案件を抱えるリクルートエージェント
転職の成功は早く動き、若いうちに転職すること
転職では「若さ」が大きな要素を占めます。
企業は60点の25歳と70点の35歳がいれば25歳を採用するでしょう。
若いほうが伸びしろが期待でき、より長く企業に貢献できると考えるからです。
つまり、転職が遅れれば遅れるほど不利になるということです。
もし、今転職を考えているのであれば「今すぐ」に行動してください。
WEB系であれば例え1ヶ月であっても早い方が有利です。
若さは武器ですし、数ヶ月遅れただけで同期とグッと差が付きます。
まとめ
未経験でWEB系への転職を悩んでいるのであれば、心配する必要はありません。
職種によってはすぐにでも、デザイナーやエンジニアであっても3ヶ月程度の勉強で転職することは可能です。
ただし、一人でプログラミングの勉強をしたり、転職活動したりするのは精神的にも大変でしょう。
ですので、スクールに通う、転職エージェントを利用することが鉄則です。
自分らしく生きたい、人生を変えたいと考えているのであれば、今回の記事を参考に転職をしてみてくださいね。
ITエンジニアを目指したいけど、不安であったり迷いがある方も多いと思います。
ITエンジニアのキャリア相談室では個別にキャリア相談に応じています。
質問・疑問・不安がある方はいつでも気軽にどうぞ。

私もITエンジニアにキャリアチェンジする時、
たくさん悩みました。
気軽にご相談ください^^